家族・育児

家族・育児

皆さんは、『家族・育児』に関するストーリーをお持ちでしょうか?STORYS.JPには沢山の『家族・育児』に関するストーリーが投稿されています。一人ひとり違った家族・育児のストーリーを、少し覗いてみませんか?

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家族・育児のタグが付いたストーリー一覧 726件

あなたの人生は誰のもの?(20)~再び海外引っ越し~

主人がフランスへ向かう日、空港まで見送りに行った。 空港の搭乗口から吸い込まれていく主人の背中を見て、急に寂しくなった。行きは二人だった電車も、帰りは一人だった。 道中寄ったパン屋で、主人が好きだったパンを思わずトレーに乗せようとして、改めて「あぁ、主人はもうここには居ないのだな・・・」と実感した。 私は突発性難聴を患いながら、暫く日本に残って引っ越しの片づけや、役所関連の手続きをすることになった。
maya masaki
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高2の長男と中2の男女双子との話です vol.12

3兄妹の会話。 双子女の口ぐせ 「ヨネちゃん(仮名:学校の先生)は、Hくん(=双子男)に甘すぎるわぁ」 双子男の口ぐせ 「それはぁ、そういうふうになるようにぃ、時間かけて工夫した結果だから、しょうがないじゃん〜」 長男の口ぐせ 「オレは理不尽なことで、ヨネちゃんに、3回、叱られたけどね!」
タカ 33
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あなたの人生は誰のもの?(19)~Xデーはやって来た~

これまでより広いマンションに引っ越し、生活のほうも落ち着いてきたある日のこと、主人が今までにない神妙な面持ちで帰宅した。 一瞬で「これは覚悟しなければ」と思ったと同時に、何故か「私がしっかりしなければ」と思った。 鞄の中から「解雇予告通知」が出てきた。 つい先日、日本人の中途入社社員が、入って2日で解雇されたという話を聞いたばかりだった。どうやら社長が、自分の気分次第ですぐに人を雇用したり、解雇した
maya masaki
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あなたの人生は誰のもの?(18)~アラサー女子の帰国&就活~

家族のヘルプがない国際結婚カップルは大変だ。 いくら親との関係が悪いという友人でも、多少家賃を払って実家に居候していたが、我が家の場合は事情が違う。 私達は小さなワンルームマンションに、最低限のものを購入して暮らしていた。 ある時、それまで全く連絡をよこさなかった母が、わざわざスーツケースを持ってやって来た。そして実家にあった、ありとあらゆる私の所有物を置いて行った。事前の確認はもちろん、「生活が落
maya masaki
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あなたの人生は誰のもの?(17)~日本へ移住しよう~

パリにアパートを借り、生活をスタートさせた私達だったが、私はパリの生活に上手く馴染むことができなかった。 フランス人ですら腹を立ててばかりのこの街では、マイノリティーである移住外国人の立ち位置は厳しい。移民文化に乗っ取られたこの街で、私はまず「人は人に対して親切であるべきだ」という日本的・平和的な考えを捨てなければならなかった。 フランス語の話せない外国人は、移民・移住に関係なく一緒くたに移民局から
maya masaki
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あなたの人生は誰のもの?(16)~結婚式に来ない母~

海外で知り合った国際結婚カップルでも、たいてい結婚式の前には両親への挨拶を済ませるものだが、我が家の場合は事情が違う。 結婚式の前に紹介などしては、結婚自体を滅茶苦茶にされてしまう。 事実、二つ上の姉も彼氏を紹介しては難癖をつけられ、この頃まだ結婚できずにいた。 それなら私が先に行ってやろう 季節のよい9月に式を挙げようと主人と相談し、丁度母の誕生日と被っていた土曜日に決めた。これなら、今まであまり
maya masaki
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あなたの人生は誰のもの?(15)~そうだ、フランスへ行こう~

自分に3か月の就活期間を与えることにして、ロンドンに戻った。 住むところがないので、ユース・ホステルに滞在しての就活だったが、偶然日本人の人が働いており、事情を話すと「応援する」と言って、なんと滞在費を友達価格の破格にしてくれた。 こうしてまた、私は人との出会いに救われる。 荷物はスーツケース1つだったが、中には就活用のスーツもきちんと納まっており、人間意外と暮らせるものである。 いくつか転々とした
maya masaki
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あなたの人生は誰のもの?(14)~頭と心が分裂するとき~

社会人になってからの留学は、学生の留学に比べて自由だ。授業には行きたいときに出席し、それ以外は学校外で社会勉強をする。 私は個人的に大学寮に連絡を取り、早めに入れて貰えるようお願いして、他の学生より1か月ほど先にロンドンに到着した。 夜もなるべく街中の語学パーティーなどに参加して、とにかく現地の人との交流を優先した。筆記の英語は日本に帰ってからでも出来るが、喋りのほうはネイティヴスピーカーと会話をす
maya masaki
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あなたの人生は誰のもの?(13)~隠れ対人恐怖症と英会話~

「隠れ対人恐怖症」 である私と英国の相性は、果たして抜群だった。 日本と同じ島国。人と人との距離の取り方・マナーなどは、ほぼ同じ。日本に比べて人々がもっとリラックスしている。さらに当時のロンドンは不動産バブル真っ只中。1ポンドは220円まで跳ね上がり、街ゆく人たちが皆幸せそうに見える。 大きなスーツケースを持って階段の前に辿り着けば、どこからかともなくジェントルマンが現れて、階段の上まで運んでくれる
maya masaki
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あなたの人生は誰のもの?(12)~逃走資金は十分にある~

日本を出よう・・・ そう思った。逃走資金は十分にある。 「社会はそんなに甘いところじゃないんだぞ」 父の口癖だった。その割に、どうやって渡って行けばいいのかを教えてくれることはなかったし、それを背中で示してくれることもなかった。 子供にとってはただの脅しでしかない。 そもそも社会の中の一番小さな単位である「家族」ですら上手くマネージできない人間に、そんなことを言われても全く説得力がない。 そう言って
maya masaki
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あなたの人生は誰のもの?(11)~日本に居ちゃダメだ~

「外資系企業」と言えば聞こえはいいが、当時の日本にはまだ数が少なく、「私は外資系受けてない」と言った当時の友人の発言からも分かるように、何だか得体の知れない存在だった。 面接に向かうと、部屋の大きさに不釣り合いな4人の男性面接官が、ひしめき合うように座っていて妙な感じがした。しかし今まで訪問してきたどの会社よりも丁寧な応対に驚いた。 無難なやりとりが続き、終始なんの感触もなかった。相変わらず緊張で顔
maya masaki
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あなたの人生は誰のもの?(10)~隠れ対人恐怖症と就活~

大学時代の4年間、私の部屋は寝に帰るためだけの部屋だった。余計な荷物は家を出るときに邪魔になると思ったし、思い出のものは母に言われてほとんど捨ててしまっていた。 そうこうしている間に、私にも「就活」の二文字が降りかかる。 その頃は超就職氷河期。文系大卒でこれといった特技もない私には「一般職」が妥当だったし、両親もそれ以外は認めなかった。 しかし全く採用される気がしなかった。私が人事の人間だったら、自
maya masaki
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あなたの人生は誰のもの?(9)~隠れ対人恐怖症とアルバイト~

私は、法律的に働ける年齢になってすぐアルバイトを始めた。 動機は、単に働くことに興味があったことと、家を出る資金をなるべく早く貯めたかったからだ。また、わりと裕福な家庭の子が多かった高校の友人達との交際費でもあった。 二つ上の姉が、「アルバイトをしたい」と親に持ち掛けて失敗をした前例があったため、まず先に近所のパン屋さんへ面接に行った。 店長 それで、親御さんは知ってるの? まさき ・・・。 ダメだ
maya masaki
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あなたの人生は誰のもの?(8)~入院しても誰も来ない~

それから半年後、とうとう体に変化が起きた。 高校を卒業して、大学へ上がる春休みのことだった。 アルバイトから帰って胃が痛くなった。胃が痛いのは良くある事で、大した問題ではない。そんな事より、体調が悪いことを母に悟られることのほうが100倍恐ろしい。 私は夕飯を断り胃薬を飲んで、部屋の床に転がっていた。 いつもなら20分もすれば痛みが治まるのに、今日はやたらと痛みが増していく。 かなり痛い。 しかし家
maya masaki
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平和な時代の偉大な死に方

12月某日、仕事を終え帰宅のため渋谷駅へ向かう私の携帯電話がなった。とっくに日は暮れているのに、あたりは昼間のように明るかった。109方向に向かう雑踏の合間を縫うように足早に駅へと向かう私の足が妻からの一言によって杭を打たれたかのようにその場から動かなくなった。 「おじいちゃん亡くなったって。」 不思議な現象だった。先ほどまでけたたましく鳴り響いていた雑音が鎮まり、私の周りの空間だけが一瞬静寂に包ま
かわごえ あさか
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