「母」 に関する検索結果

私の父は捨てられない 4

昨年の6月に私は帰省した。 「ただいまー」 「おかえり」 今回は顔をのぞかせてくれた。 着いて早々に聞いた。 「明日の午前中って空いてる?」 「おー。あいてるよ。どうするんだ?」 「アウトレットに行こう。」 車で1時間半。ちょっと離れたところにあるアウトレットモール。 「明日は天気が良いからドライブがてらお買い物に出かけよう。」 「わかった。出発は?9時か?了解」 今回は、洋服を買う予定。 できたら
Matsue Yumi
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めんへらおとこ その21

まあ、それはともかく私は、無口な性格なので英会話の上達はあまり期待できないと初めから諦めていた。 おそらく、当時の日本人のロンドン駐在員の中でも私の英語力は最低レベルに属していたと自負している(自負してどうすんじゃい!)。 私のような人間をロンドンに赴任させるのであるから、いかに私の勤務する団体の上層部がいいかげんか読者諸兄はお分かりになるであろう。 さて、余談はともかくとして、私の担当のチューター
Tadao Kawashima
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私の父は捨てられない 3

「ただいまー」 「おかえり」 父が声だけ寄越した。 「父さん。はい。プレゼント。いつもありがとう。よかったら使ってね。」 寝転んだまま顔だけ向けていたが、プレゼントを見つけて体勢を起こした。 「おー。ありがとう、ありがとう。」 ガサガサと包みを開けた。 「派手じゃない?大丈夫?」 なんか正座で聞いてしまう。 「おー。いいじゃん。ありがとう。」 大丈夫そうだな。プレゼント渡し終了。 それから次の休みに
Matsue Yumi
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貧乏こそ神 我が母まいくばあの話(最終回)

最終回【あとがき。愉快に生きるコツ】 お読みいただきましてありがとうございます。 まいくばあの人生自分勝手流の話、お楽しみいただけましたか? さいごにこの本を書いたわけについて申し述べます。 この本のテーマを「老後は楽園、愉快に生きるコツ」としておりますが、老後に限らず人間だれでも愉快に暮らしたいものです。そしてそれは難しいことではなく、気持ちのもちかたひとつといってもいいでしょう。 「人生は難しく
前沢 しんじ
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貧乏こそ神 我が母まいくばあの話(第67回)

『生きていくコツ(二) 人に尽くしておカネなし』  この章のあとがきにかえて お金は一番大事なものではない、とおっしゃる向きがありますが、それはとりあえず困っていない人々の言うことで、実際はあと少しのお金があればほっこり幸せになれる人のなんと多いことか。心の持ちようです、と言うのもわからないではないが、心の持ちようでメシが食えていきゃあ世話ないわ。 まいくばあはよく言っています。「わしゃやっぱりおカ
前沢 しんじ
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私の父は捨てられない 2

靴下はどうだろうか? 父は毎週末散歩に出かけている。 靴下は自分で買ってくるのだが、5足セットのスポーツメーカーのやつかリブの入った白ソックスしか見たことがない。 靴下なら、消耗品で回転率が高い。 これだ。 おしゃれな靴下をあげよう。 値段的にも手頃で、もらう側も気を遣わない。 ささやかなプレゼント。 早速買い物に出かけた。 最近はメンズの靴下でもデザインがすてきなものがあるからこの中から選ぼう。
Matsue Yumi
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統合失調症とともにいきる 第三回

保護入院してからの数日はあまり覚えていません。 というのも、病状が悪化して、閉鎖病棟と言われる病棟の中の、保護室というところにいたからです。 保護室には、外から鍵がかけられており、自傷行為や他人を傷つけたりしないよう、ベッドと毛布と目隠しされているお手洗しかありません。ペン1本も持ち込めない、ひどい病状の人が入る病室です。 病状が良くなると、閉鎖病棟に移ります。みなさん、精神を病んでいる人がいる病棟
林渡邊 美咲
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動物が人間に与える癒し効果を考える

僕が高校生の時、嫌な事があったら真っ先に行く場所。それは実家の猫達と触れ合う事です。猫に限らず動物の癒しパワーって絶大ですよね。反抗的な僕の態度をなだめる為に再度飼い始めたのがきっかけです。母も猫達に癒されて、当初2匹を飼う事に嫌がっていた父も癒しパワーに負けて今ではデレデレしている。村上豊彦の実家には絶対必要な2匹となりましたが、動物の絶大な癒しパワーは一体何なのでしょうか? 古代エジプトではネズ
村上 豊彦
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動物が人間に与える癒し効果を考える

僕が高校生の時、嫌な事があったら真っ先に行く場所。それは実家の猫達と触れ合う事です。猫に限らず動物の癒しパワーって絶大ですよね。反抗的な僕の態度をなだめる為に再度飼い始めたのがきっかけです。母も猫達に癒されて、当初2匹を飼う事に嫌がっていた父も癒しパワーに負けて今ではデレデレしている。村上豊彦の実家には絶対必要な2匹となりましたが、動物の絶大な癒しパワーは一体何なのでしょうか? 古代エジプトではネズ
村上 豊彦
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父が蒸発「クソオヤジ!」末期の肝硬変ってなんだよ!

あの日 父さんは 僕を捨てた…… 妹4人と母さんも一緒に 母さんは、ずっと泣いていた 家の電気は止められ ガスも水道も止まった ロウソクを使って夜を過ごした 近所の人が 「あれ?せいいちくんの所、もうクリスマスやってるの?良かったわねぇ」 と、11月のはじめに言われた 母さんはどれぐらい泣いてたのだろう? 子供だった僕は覚えていない その後、家のローンが残っていたらしく 立ち退かなきゃいけなくなっち
せぃ1 ワールド
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毒母に育てられて7 by Full Yuka

このストーリーを聞きたい人
詳しく聞きたい!

私の父は捨てられない 1

母からメールが届いた。 <父さんが、あなたの買ってくれた靴下を繕って履いてる> まだ履いてくれてるのね。 懐かしい。 靴下については一昨年の父の日にさかのぼる。 我が家にとって父の日は、母の日よりも重要性が低く、あまり定番のイベントになっていない。 しかし、一昨年は気が向いたので父の日のプレゼントを用意しようと思い立った。 かなり悩んだ。 父は物持ちが良いので、ちょっとやそっとじゃ買い換えない。 は
Matsue Yumi
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貧乏こそ神 我が母まいくばあの話(第66回)

『生きていくコツ(一) 辛抱せぇ』 離婚についてまいくばあは語る。「今どきの子は辛抱性(しんぼうじょう)が足らん」 「まあ、そんな辛抱なんて言う時代じゃないよ。そりゃあんたのタワゴトだ」と返してきたのだが、いやいや待てよ、亀の甲より年の功、その言い分を聞いてよう。   母の話を継ごう。 好きで結婚していやになって離婚。ええ加減にせえ。ちっとは辛抱っていうものを知らんのかい。好きだの嫌いだの一年もたて
前沢 しんじ
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いつものごはんは母の味 10

インスタグラムを始めて半年。 上京して1年。 私の生活は大きく変化した。 得られたものはいっぱいあった。 1人暮らしを始めた。 毎日洗濯と風呂掃除をするようになった。 ご飯が炊けるようになった。 味噌汁を毎日飲むようになった。 自分で献立を立てて作るようになった。 メールやLINEで母と日々のやりとりをするようになった。 インスタグラムを始めた。 無くしたものもいっぱいあった。 家族揃ってご飯を食べ
Matsue Yumi
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毒母に育てられて6

ある日、みんな去った。私の人生第2章の始まりが、その少し先にあった。 中学生の時、家庭脱退した。 再婚相手の男が出て行き三カ月程経っていた。 母親が、その間はバイト情報誌などを見たり家にゴロゴロして居る時が増えて心なしか嬉しかった。 それまでの人生の中で1番、ゆったりできた束の間の時間だったのかもしれない。 ファッション雑誌を一緒に見たり.少しばかり、その時間には幸せを感じていたけれど、突然、母親と
Full Yuka
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ラスト・ステージ

※地方の競馬場に、日本でも最高齢の競走馬がいる。この馬は勝率が悪い。最後の競技である。できれば勝たせてやりたいがうまくいかない。この馬の行き先はとさつ場ある。フアンの子どもが紙で作った首飾りをつけてやる。調教師が馬からおりると、馬の目に涙を溜めていたのである。 ------------------------------------------------  場内放送を通じて、第七レースの発走馬が読
古岡 孝信
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風が哭く

〈風が哭く〉梗概  この作品は、還暦を迎えた、主人公である下田正男の視点から描いてみた。  正男は田舎の中学校を卒業し、集団就職で大阪の自動車整備工場で働くことになる。還暦を機に、田舎で同級会が催されるため、父親の葬儀以来、十八年ぶりに実家へ帰ってみる。  祖父の死後、祖母が亡くなり、父親も数年後に亡くなる。家は母親一人になるが、歳には勝てず、施設に預けられる。わずか数年足らずで、家の周りは雑草に覆
古岡 孝信

野の家

※離婚して知恵の遅れた子どもを連れて実家へ帰る。自分として田舎を嫌って出て行くが、夫の浮気で仕方なく田舎に帰って実家の牛飼いを始める。牛飼いをするためには、春先に野焼きをしなくてはならない。その作業に母親の代わりに、共同作業に出る。村の人たちは知恵遅れの子どもに遠回しから理由を聞く。子どもはありのままに答える。野焼きを通して、野焼きの手順、田舎の人間模様、風習等を描いみた。特に田舎で生活した野山は、
古岡 孝信
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バトンタッチ

※某老人施設に入院している老人、慰問にきた老婆が年上にあるのに感動し、老人が自分にできることを、地区の子どもたちに伝統芸能を受け継いでいくのである。そこで老人の生きがいを感じる。 ------------------------------------------------  今日は花咲きセンターに入所しているお年寄りたちにとっては、待ちにまった月一回の芸能大会であった。  午後一時のチャイムの合
古岡 孝信
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