一つのチャプターが終わり、新しいチャプターが始まろうとする日

2014年8月15日、今日私の4人の子供の一番最後の娘が大学に旅立っていきました。笑顔で送り出すつもりでしたが、やはり涙が止まってくれませんでした。

車に山ほどの荷物をつんで、一人で旅立った娘の姿を思い出しながら、私は私の人生の子育ての章が終わっていくのを感じていました。この日が来ることを楽しみに生きてきたはずなのに、なんでこんなに涙が出てくるのか、それは自分の人生の章がそんなにたくさん残っていないことへの悲しみなのか、一人になることへの恐れなのか、それとも子育てを終えた後の満足感とやるせなさなのかわかりませんが、一日中,思い出しては涙がとまらないのです。それでもこの章を閉じなければ、終わりにしなければ、次の章を始めることができない。それはわかっているのだけど、淋しい気持ちがとめどなくおそってくるのです。

そうだ、明日から何か新しいことを始めよう。今までしていなかったことを始めよう。それがきっと新しい章を歩き始めるように私を押してくれるでしょう。

なぜなら、今日は私の子育ての章の終わりでもあると同時に新しい章への旅立ちでもあるからです。

何をスタートしようかと考えながらぼーっとしていたら、突然ブログを書こうと思いついた。そうだ、明日から私はブログを書き始めよう!

そう思いついたら、涙が止まった。自分の章をやっと閉じることができたのです。明日から新しい章を始めるのだ。

そう決めた途端、心に浮かんだ言葉が、The life is going on. まさに今の私にぴったりの言葉である。


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