神さまありがとう第8回

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                     ~小学校その2~

小学校2年の時に、受業で描かされた絵を、記憶をたどって再現してみました。



上の真っ黒に塗りたくられた絵は、檻の中の虎を描いたつもり。

たぶん、遠足で、茨城県で人気の動物園へ行ったときに、印象に残った動物を描いたのだと思います。

つい夢中になって檻を描いていたら、檻を描きすぎて真っ黒になってしまったのです。

下の絵は、教育実習生の女の先生が、みんなに絵を描くように指示を出しました。でも図工の時間でなかったような・・・物語を読んで、イメージしたものを描いたのではなかったかな?


(小学校2年の時の受業で描いた絵)(小学校2年の時の受業で描いた絵)


いずれにせよ、わたしの絵を見た瞬間、お二人とも、まったく同じ反応を示しました。

急にこわばった表情になって、じーっと絵を見つめるお二人のまなざしは、普通でない雰囲気を出していました。

もちろん、子どものわたしには、分け分からず。きっと、わたしの絵が、あまりにお粗末だから、あきれてるんだろうなくらいの気持ちでした。

この後、予期しない突然の家庭訪問を受けました。それも、学校では見たことのない、立派な背広を着たおじさんをつれて。

今にして、思えば、教育関係機関のおえらいさん?それとも、民生委員みたいな人?だったのかも・・・

父は、”母親のひも”状態でしたから、大抵、そういうときに限ってばくちか、映画館へ逃げて留守でしたけどね。

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