Art of Hosthingで学んだ対話の大切さ

いろんな対話のワークショップに出かけていて、自分でも場が持てるようになるには対話そのものの手法をいろいろ知りたい!と思っていた矢先にメーリスで「aohに参加しませんか?」といった趣旨が流れてきました。2泊3日かあ。 家を空けるのは難しいか?!と思いましたが、意外に家族は「いってらっしゃい」と背中を押してくれた事もあって出かけてみました。 そもそも、自分が対話が面白いと感じたイベントのファシリテーターが西村勇也さんと嘉村賢州さんだったので、その2人がいるなら間違いないな、と直感で動きました。
 初めての清里。車で向かいましたが道中、景色もいいし到着後もすべてがとても穏やかになる空気に包まれました。 
 twitterで繫がった方もみえて、初めましてな方が多かったにも関わらず、緊張でドキドキというよりここから何が始まり、何にモヤモヤし、自分をどう見つめられるか、そんな期待感でいっぱいになりました。
 粘土ワーク、お題を考える、手法の強みと弱み、いろいろ初めての事が多く、初日終了後は頭が重くなりフラフラ・・
 すっきりせずモヤモヤが続き、夜はさすがにすぐ寝れなくてみんなとお酒を呑んで2時近くまで話をしました。
 対話の手法も大切だが、なぜ対話が大切なのか、なぜこの非日常な空間でやることが効果的なのか、そんな観点は私になかったのである意味衝撃が走った瞬間でもありました。
 課題と思うお題がとにかく異分野の多い事!教育だけとかではなく、地球規模であったり、意外に地域など身の回りのことだったり、自分の知らない世界がそこに存在していました。 もてなす心であったり、細部にわたって計画を立てるやり方は言葉にすると「エレガント」とでも言いましょうか。そんな細部にまで拘った場にはびっくりするほど力強い気持ちが表れ、ますます対話の持つ可能性や、地域だけでなく自分が身を置いている教育界で必要なツールである事は間違いないと実感しました。 
 そしてファシリテーターという役割は私の中では「方向付けるもの」という認識をごっそりかえてくれました。
この3日間のファシリテーターを見ていて私の中でのファシリテーターの定義は「黒子のようにその存在を消し、参加者が創る場を見守り続ける」となりました。
 対話の経験が少ない私はこの3日間を通して、顔をみて話す事の大切さ、ファシリテーターの役割、手法の種類の多さ、環境の大切さを学ばせてもらいました。教師としてこの学びは現場でも使えるし、使っていったほうが子ども達の良さをもっと引き出せるのではないか?そんなヒントまでいただけました。 この経験はのちのちとても影響を受け、ここが原点にもなる体験をした3日間でした。 
 

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