瞑想することで100つの願い事が叶った話

目標を明確化する瞑想(meditation)

瞑想をすることで前頭前皮質などの領域の灰白質が増加します。それにより集中力が上がり、自分の行動を抑制できるようになるのです。瞑想の方法は多種多様で人それぞれですが、ここでは僕が実践している瞑想を紹介します。


瞑想の目的は「無」になることです。朝起きて太陽の光を浴びて顔を洗ってから始めます。


ベッドの上に正座をして座り、目を閉じて、呼吸に集中して、何も考えない時間を10分から20分継続させます。


勿論テレビをつけたり、音楽を聞いたりはしません。

自分の呼吸に集中することだけに努めます。


瞑想を始めたのは大学1年の起業当初。自己啓発本を読み漁り、忙しく過ごしゆとりのない生活をする自分を変えたいと思い立ったのがきっかけです。瞑想を始めた当初は5分たりとも集中できず、5分の瞑想の時間ももったいないと感じていました。


今となってみては、5分の瞑想で集中力が5倍アップすると断言できます。


瞑想をただの瞑想で終わらせない為に、瞑想の直後に一日の行動規範を再定義します。つまり一日の流れを具体的に想像してみるのです。

このとき大切なのは書き留めること

箇条書きでも良いのでやるべきこと、やりたいことを一覧にしてTo Do Listを作ります。


例:

メール返信

BBC 6 minutes Englishの勉強

TEDを1時間見る

企画書作成

論文2つ読む

ブログ更新

風呂掃除


瞑想後に1日を通してTo Do Listにした内容は必ず達成するように心掛けます。


しかし人間は弱い生き物です。


周りの誘惑に負け、弱い自分に負けてしまうこともあります。


万が一、To Do Listを達成できなかった場合はお風呂の中や寝る直前に達成できなかった理由を特定します。一日の自分の行動を振り返ることで翌日の達成可能なTo Do List作成に繋がります。


「毎日限界まで自分を追い込むことで、毎日弱い自分に出会う。」

これはサッカーの本田圭介選手の言葉です。頑張れば頑張る程、自分の弱さを知ります。あと1ページ読もうか、ここで寝てしまおうか。毎日毎日が自分との戦いです。弱い自分が出てきたら、それは頑張っている証拠だと思って、目標に向かって努力してみましょう。



現実逃避する時間は共通(procrastination)

人々は誘惑や欲求に動かされて生きています。

そして、世の中のありとあらゆるものは人々を魅了するものばかりです。

そして世界の経済はそれで成り立っているのです。


一歩街を歩けば目紛しい看板の数にレストランから漂う美味しそうな匂い、

世の中は人々を惹きつけ、そして人々は魅了されていくのです。


つまり世の中の大多数はそれらの誘惑に負け、うまく経済が動いているのです。


夕方のゴールデンタイムのTV番組は人々が見て面白いと思えるようにできている。

クリスマスやお正月などの連休は人々が出かけたくなるようにできている。


世の中の9割以上の人々がこの流れに乗って、普通に平凡に人生を送っています。


人々の中で際立って先立つためにはそれらの誘惑に打ち勝つことが重要です。


みんなが休みたい時に休まない。みんなが遊びたい時に遊ばない。

自分の夢や目標を常に第一優先にすること。これが群を突き出ることの秘訣です。


元旦に100のTo Do Listで願いが叶う

これまで指導してきた学生に新年の抱負(New Year’s Resolution)として元旦に100のTo Do Listを書くように伝えてきました。毎年必ず、何人かの学生から「先生!本当に100個達成できました!」と連絡を頂きます。目標として書いたことは、本当に実現するのです。


日常的に行うTo Do Listではなく、毎年元旦には今年のTo Do List、10年間のTo Do List、人生のTo Do Listといった具合に規模を拡大していきます。小さい目標から大きい目標まで全てを書き留めます。


そして叶えたいと思っている目標を自分の天秤にかけ、どの期間で達成してみせようかと自問自答を繰り返します。「車を買いたい」「彼女と結婚したい」「会社を起業したい」「あの国に行きたい」などなど考え始めればきりがありません。想像するだけでワクワクが止まらなくなります。



僕はこの方法で様々な目標を実現してきました。

「20歳で本を出版する」「20歳で起業する」「20歳でBMWを買う」「学生結婚する」「20ヶ国を旅する」「オックスフォード大学院に合格する」「プロジェクトを成功させる」などなど、瞑想をしてTo Do Listを作ることを繰り返しました。


しかし瞑想だけでは意思決定力が高まるだけで、自分にしか影響力がなく手段に過ぎません。

瞑想を活用し目標を実現するために、もう一つ大事なことは瞑想の目的となる「恩義論」です。次のストーリーで恩義論について書きます。

著者の嶋津 幸樹さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。