全財産失い、婚約者を寝取られても28年の人生で一番幸せな1年を過ごせた理由

スタートダッシュの1月不動産詐欺事件!!



誕生日の1週間前に強烈なパンチをくらう!!


ともだち
えっと…大丈夫ですか…??竹内まりやの "元気を出して" 歌いましょうか?


と言われること数百回。ちなみに婚約者を寝取られるのは2度目のことでした。

参考程度に1度目のお話をしておきますと、中学生の時からおよそ10年付き合い、将来を約束していた彼女に「結婚しようか」と言った時のこと。

ぼく
がんばって昇進したよ♪そろそろ結婚しよっか( ^▽^)σ)~0~)プニッ♪
かのじょ
好きな人います!(ノД`)・゜・。
ぼく
ポポポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…


ちょっと何言ってるかわかんないです。。と自分の中にサンドウィッチマンを800回は召還させたでしょうか。かなり受け入れるのに時間はかかりましたが、まぁ彼女の幸せを願うのが筋だなと思い、円満に別れました。そこからまた寝取られるのが怖くて真剣に女性と向き合えないクソヤローを数年経たあと、一昨年の11月、そんなの吹き飛ばすくらい、ある女性を好きになっちゃいました(ノ∀`)アチャー


前のこともあったので、すぐに結婚しようと思い、向こうの両親に挨拶をすませ、婚約指輪を見に行こうと着々と準備を進めている段階で事件発生。

知り合いのバーの店員さん
君の彼女うちの店でコンパして持ってかえられちゃったよ!
ポポポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン…


ちょっと何言ってるかわかんないです。。と自分の中にサンドウィッチマンを800回は召還させたでしょうか。(反復)しかし一回目の時よりも衝撃は強く受けませんでした。受け入れるスピードも進化していました。この時僕の辞書に新しい言葉が追加されました。


ネトラレ慣れ

【名詞】寝取られ慣れること。m9。゚(゚^Д^゚)゚。イツツカウネーン



そう、一回目の試練で少し慣れていたのである!ヽ( ´¬`)ノ ワ~イ

大人になったら "ネトラレ"って映画を撮ってやろうと心に決めました。'`,、('∀`) '`,、


"あなたはきっと寝取られている"

みたいなコピーを糸井重里につけてもらっちゃおうかな。ワーイ ( ^_^)o-o<※ ☆ パンッ


とまぁ不幸話はこれぐらいにしまして、本題にうつります。



なぜ僕はこの1年を今までの人生で最高の1年だと言えるのでしょう?


強がりじゃないですよ?ほんとですよ?色々つらい事もありましたが、自分にとってかけがえのない1年になりました。僕が言いたいことは要するに、周りから見て不幸に思えることが起こったとしても、それは自分が感じる幸福感とはあまり関係がないということです。


20世紀の偉大な哲学者であるヴィトゲンシュタインは"きみの生き方が世界そのものだ" と言いました。


映画 "グッドウィル・ハンティング" では主人公のマッド・デイモンは、手に入れられるであろう地位や名誉を全部投げ捨て、最終的に愛に生きます。誰がなんと言おうとそれがその時点での彼の幸せなのです。(主人公は愛に対して大きなトラウマを抱えています。)


今年の諸々の出来事で全てを失ったことにより、幸福感はそのような目をひく出来事よりも、"自分が目標を持ち、それに対して前進できているか" の影響が大きく、そのために学ぶことができている、正しい習慣に基づいて行動できている、こういった日々の満足にこそ幸福の燃料が隠されているのではないかと思うようになりました。

アインシュタインは理論の善し悪しを判断する時、このように自問自答していたそうです。


「もしも私が神だったなら、世界をこんな風に作るだろうか」


"結婚できるかどうか" "所得" "地位" "名誉"

これらが幸福に対して与える影響はそんなに大きいのでしょうか。


"裕福な家に生まれた人" "豊かな国に生まれた人" "頭のいい人" "ハンサムな人"

そのような人たちだけが幸せになるように世界は作られているのでしょうか。


僕はそんな風には思いません。誰しもが幸福を感じられるように人間は設計されているはずです。

 "目標に昨日よりも少しでも近づけた" "昨日の自分にうち勝った"  常識や偏見、他人の評価などを排除すれば、そのように自分を律し、高潔に生きることさえできれば幸せは感じることができるはずです。自己満足で多いに結構。自分の運命の支配者は自分以外にいないのですから。


 私が我が運命の支配者

 私が我が魂の指揮官

       by  ネルソン・マンデラ


お金はなくなりました。婚約者も失いました。仕事も辞めたので収入もなくなりました。

しかし、仲間と共に志を立て起業しました。毎日毎日頭を捻らせ工夫をし、失敗し、そして立ち上がる。その繰り返しです。僕たちが始めた何の保証もない、そして全く価値があるかもわからないサービスを購入して頂いている方が、数は多くないですが既に数十人いらっしゃいます。そんな試行錯誤を共にし、徐々に "仲間"になってもらっているのではないかという実感があります。ユーザーの中のお一人が「この価値は広めなきゃいけない」と言ってくださいました。涙が出るほど嬉しかったです。きっと少しずつですが前進しているのだと思います。そしてそれが僕の"今日"を"最高に幸せな日々"に変換してくれているのだと思います。


と、偉そうに講釈をたれてみましたが、考え方は人それぞれ。それでいいと思います。お金を大切にする人はそれはそれで絶対に正しいし、権力、名誉、何でもいいと思います。但し、僕が全てを失ってたどり着いた結論は、"誰もが幸せを感じることができる方法" だという限り、価値を持つのではないかと思っています。


最後までこのような駄文をお読み頂いてありがとうございます。

大好きな祖父を亡くし、喪中ですので新年のご挨拶は積極的にはできませんが、この場を借りて皆様に日々の感謝を申し上げたいと思います。



ストーリーをお読みいただき、ありがとうございます。ご覧いただいているサイト「STORYS.JP」は、誰もが自分らしいストーリーを歩めるきっかけ作りを目指しています。もし今のあなたが人生でうまくいかないことがあれば、STORYS.JP編集部に相談してみませんか? 次のバナーから人生相談を無料でお申し込みいただけます。

著者の佑紀 森本さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。