ポンコツプレゼンターの漂流記 はじめてのプレゼンテーション

僕は人前に立つのなんて嫌いだ。

人生で人前に初めて立ったのは、幼稚園の時のピアノの発表会。

嫌な思いでしか残ってない。自信なく、とりあえず終わらせることを考えていた。

そんな僕が10数年後・・・

人前で、歌った。

人前で、面白いと思うことを言った。

人前で、なにかを伝えようとした。

大事なことは

空間を作ることだ。

そう気づいてから、僕はステージに立つのが怖くなくなった。

空間というのは非常に定義が難しいと僕は考えている。自分の周りに人がいるだけで、空間というのは成り立つかもしれない。ホールを空間と呼ぶかもしれない。

僕が呼ぶ”空間”というのは”自分の世界”であると考えている。自分の世界に人を招き入れるのだ。

偉そうだな。

こんな風に考えられるようになったのも、すべて失敗をして、恥ずかしい思いをしたからだ。

場数を踏めば踏むほど、変な自信がついてきた。毎度発表が終わると、上辺面の笑みとお世辞で埋め尽くされていたのに、それに気づくのに1年かかった。

その上辺に気づいた時にはもう遅かった。僕は孤独だった。

「A-SKってプレゼンはうまいけど、実力ないよな」

これが僕の評価だった。今でもその評価は変わらないだろう。なぜなら、実力がないからだ。


人間謙虚さが大事である

この言葉に気付かされた。

この言葉に気づき、空間を作ることを覚えた。その時若干二十歳。


それ以来謙虚さを忘れずにプレゼンを心がけてはいる。

けれど、人間とは不思議なもので、その時その時環境であったりで、変な自信、おごりが出てしまう。


僕はまだまだ未熟です。


そんな僕が初めてのプレゼンテーションで、失敗したことと成功したことをお伝えしましょう。


次回ね。

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