コミュニケーション力上達の為に~実践編3~弱みを見せる

前話: コミュニケーション力上達の為に~実践編2~本音のコツ

・またもやお詫びから・・・

またかなり時間が開いてしまいました。

待っていただいているのにすみません。

やっと続きを書きます。

お暇な時にでも目を通してやってください。


さて、今回の実践は「弱みを見せる」です。


これ、どんな人でも難しいと思いがちです。

実際私も「弱い人だと思われたくない」「惨めだと思われる」

そんな風に見られたくなくない、そんな思いが強かったです。

しかし、弱みを見せると言うのはいきなりそんな全てをさらけ出すのではなく

自分の不得意なことを不得意だと声に出して伝える


それだけでいいのです。

例えば「運動ができない」「歌が下手」「料理が苦手」などです

要はあなたの個性のひとつですね。


なんだそんなことかよ?と思いましたか?

しかし、私のこの記事を読んで共感できる人は、きっとこの弱みを見せる行為は

難しい、嫌だ、と感じているのではないでしょうか?


・完璧である必要はない


コミュニケーションがうまくいかず、ストレスを感じる人の特徴に

完璧でなければ嫌われると言った一種の強迫観念的気持ちがあるのではないでしょうか?

現に私も同じ様な感情をもっていました。


しかし、これこそが私の心に根付く、人間関係を最も難しくさせる要因だったのです。

出来ないことを出来ないと言う。

こんな簡単なことすら出来ないジレンマこそが、

相手の反応や、自分が周りの人からどう思われているかに過剰に反応させてしまう

ネガティブフィルターだったのです。


・子供時代と大人になってからは違う事を理解する。


私は小さな頃から運動がとても苦手でした

体育の時間は地獄のような時間に感じ、走るのが遅い、チーム戦では足手まとい

もちろん友人からは笑われ、怒られ、先生にも居残りさせられたり叩かれたり

そんな日々は私に不得意なことを見せると批判されてしまう。

そういった間違った価値観を植えつけました。


今私は周囲の人々に運動が苦手なことを伝えています。

しかし、批判されることもなじられる事も、馬鹿にされることもありません。

子供の頃の学校といった閉鎖された逃げられない世界ではなく

今は既に大人であり、私の運動が出来ない点も、ただの個性でしかないのです。


私は自分が不得意なことをオープンにしていく過程でその事を学びました。

通常はそのようなことは学生時代に学ぶのでしょう。

実際今考えてみると、運動ができないことを必死に隠そうとしていたからこそ

私は批判の対象になっていたのであり、もっと早くオープンにしていれば

そんな思いをすることもなかったのでは?とさえ思います。


・そして自分を知っていく


今まで声に出せず、目を向けようとしてこなかった部分に目を向けることにより、

自分といった人間がどんな人間か?を知っていくことができました。

そして、自分の弱い部分を見せた上で、それでも私の周りにいてくれる人に

安心感を覚えていきました。

その頃になると、徐々に自分が出来ない事や、嫌だと感じたことを

伝えようとする気持ちが芽生えてきて、もっと自分の感情を伝えようとする事ができるようになりました。


ここまでの過程で私は自分の理想像と、自分の不出来なところ、情けないところなど

理想と現実を見つめることが出来ました。

それは今まで自分が目をそらし続けてきた自分が自分を嫌いだと思う要因であり、

それを改めて見つめることで、私はようやく「自分」という人間がどんな人間かを

認めることができたのです。


さて、今回はここまで

また次回にひっぱっちゃいますが、後1、2回で終わらせたいな~なんて思っています。

もしよろしければまた読んでやってください。


今回も読んでいただいてありがとうございました!


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