自分の限界を決めていた自分に気づいた時

 最近急に忙しくなってきた。明日(すでに2時半なので今日になるが)搬入予定のグループ展の作品はまだできておらず、7日後に搬入となるグループ展の作品の構想もなく、来月の個展についてはほぼ未着手。
 なのに、なぜか急に仕事が増えてきて、毎日何かしら出かけている。興味があることについてのお誘いも多い。「これやろうよ!」という提案もいろいろといただく。

 幸福だと思いながらも、もう少しペースを落としたいな、と思えてきた。


人生に追われているような気がしてきたかも。

 私は今、フリーランスだ。家の家賃もかからない。だから稼ぐのは最小限でいい。その分、やりたいことに集中して時間を使いたい。今はそういう時期だ。

 タスクを整理しよう、時間を作ろう、そう思った時、ふと考えた。「もともと好きなこと、やりたいこと、楽しいことだけをやろうとして今の状態になったはず。自分がやりたいことが本当にやれるようになったのに、ここで遠ざけてよいのだろうか?」

 思い返せば、全部やりたいことだ。だからやろうとしてパンクしてる。「時間が足りない、もうパンクしてる、楽しいことも楽しくなくなっちゃう」


果たして本当にそうだろうか?

 本当に時間は足りないのだろうか、本当にパンクしているのだろうか?もしかしたら、もっと1つ1つを集中してやれば、クオリティを落とさずにできるんじゃないだろうか?楽しいことばっかりを楽しいまま膨大にやれるんじゃないだろうか?

 時間がないからタスクを整理してやれることをきちんとやる。

 それはなんかよく聞く正論のようだが、本当にそうだろうか。本気で自分の能力を確信したら、やることを減らさなくてもやれるんじゃないだろうか。


自分には無理、と思うと本当に無理になる。

 無理と思っているから、無理な理由を見つけ、無理でした、という結果になるように自分で選択する。もし、「いや、自分ならまだできるんじゃない?」って思えたら、前より少し高く飛べる。そうしているうちに、いつの間にか月まで届いているだろう。


 そんなことを唐突に思いついた深夜でした。さ、展示の準備しよ(笑)

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