泣かせない育児

赤ちゃんは泣くのが仕事といいますが『何か不都合があるから泣くのであって、それを解決すれば泣かないだろう』という考えのもと、わたしは乳児期の育児をしていました。


オムツやミルク、体がかゆいなどの原因でなければひたすら抱っこをして、いっぱい歌い話しかけました。


大きくなったら抱っこなんてさせてくれません。

『抱っこしてあげてる』のではなく『抱っこさせてもらってる』のだと祖母が生前によく言っていたそうです。


『抱き癖』今ではもうあまり聞きませんが、抱き癖がつくことの何がいけないのでしょう?

『甘え泣き』の何がいけないのですか?

不安に決まってますもの。

大人だって知らない外国にもし放り出されたら誰かに頼りたくもなるでしょう。

しかも自分じゃ動けないんです。

わたしなら不安だし怖すぎます!!

というように、いつも自分に置き換えて考え、息子にとっての不都合を取り除くようにしていました。

これがわたしのやっていた『泣かせない育児』です。

良いか悪いかは大人になるまでわかりませんが(笑)



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