英語話せない!海外行ったことない!お金ない!田舎のグラフィックデザイナーが一人でニューヨークに行き、人生が変わりかけている話。【後編】

1 / 3 ページ

前話: 英語話せない!海外行ったことない!お金ない!田舎のグラフィックデザイナーが一人でニューヨークに行き、人生が変わりかけている話。【前編】

前回のあらすじ

SEX AND THE CITYの主人公、キャリーブラッドショーに憧れニューヨークに興味をもつ。

海外で勉強したいなと思うも、お金もないし、英語も話せないので断念。普通に社会人生活を送る。

そんなときMaksimさんというニューヨーク在住のWEBデザイナーにツイッターでフォローされたことをきっかけに、心境に変化がおきニューヨークへ渡ることになる。




2014年12月27日



さて、いよいよニューヨークに行く前日。


私は千葉県に住む叔母家族の家に世話になっていた。


私の住む愛媛県から離れていることもあり
叔母家族とは10年程会えていなかったので
久しぶりに会いたいと思い、立ち寄ったのだ。



いとこの兄ちゃんは、東京でフリーのペインター兼デザイナーをしている。
同業者ということもあり、幼い頃にはありえなかった程深い話をした。



叔母家族は、転勤で千葉に行くまで愛媛に住んでいた。



兄ちゃんは10年間愛媛で過ごし、
愛媛の良さを知っている。


今、東京の神保町と愛媛の架け橋になりたいと活動しているようだ。






青のり
神保町ってどんなところなん?なんで愛媛と繋がりをもちたいの?
いとこの兄ちゃん
都会ってさ、隣に住んでる人が誰か分からないくらいご近所のコミュニケーションってのがないんだよ。
青のり
愛媛じゃ有りえんな~
いとこの兄ちゃん
そうだろ?神保町は愛媛みたいな田舎と似ているところがあって、人と人の繋がりがある場所なんだよね。
青のり
なるほど
いとこの兄ちゃん
田舎の良さって、人があったかくて繋がってるところだろ?
だから地元である愛媛の為に、神保町の繋がりを使って何かできないかと思ってね

いとこの兄ちゃんが、愛媛を離れてもう10年以上経つのに、
愛媛の事を忘れないでいてくれていることに感動した。










そうか、大事なのは人との繋がりか。






私もその人との繋がりで、ニューヨークに行くわけである。
多くの事を学んで帰ろうと思った。




そんなわけで翌日。


私は成田空港にいた。



搭乗手続きは意外とあっさりでき、飛行機にも簡単に乗れた。




飛行機に乗ること約14時間。





16時過ぎ、JFK国際空港に到着。





最初に海外の地に足を付けて思ったこと。




「なんや、海外なんて簡単に行けるやないか」



何をそんなにビビることがあったのか。



今まで海外に行けないと思っていた自分がばからしくなった。



↑ニューヨークに行って最初に買い物したコンビニみたいな店





空港から滞在先のブルックリンまで行く間、
怪しいタクシーの運ちゃんに騙されそうになりながらも、
韓国人の女の子にに助けられ、何とか到着。







滞在先のおばさんは素敵な人で、
訛った英語で何言ってるかよく分らなかったけど、
よく踊ってよく笑う楽しい人だった。







滞在間は特に行くところを決めず、
美術館やらギャラリーやら町をぶらぶら。

↑MOMA





カフェでロシア人の女の人に声をかけて
言葉はよくわからんが
Sex And The Cityの話で盛り上がったり、


↑カフェでナンパした後(笑





デパートで接客してくれたおっさんの彼女が日本人だというので
写真を見せてもらったら、思いっきりタイ人だった事とか、



電車の中で、中国人の留学生の女の子と話したこととか



ニューヨークであったたくさんの事を書きたいけど
書ききれない。



日本の都会とは全然違う、
見知らぬ人とコミュニケーションをとっちゃうのがニューヨークって場所
なんだと思った。



愛媛もそんなところがあるので、
なんかおもしろい。





そんな日々を過ごしていた時、

著者の青 のりさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。