気づけば次の扉の鍵を開けていた -前編-

次話: 気づけば次の扉の鍵を開けていた -回想編-

自分の夢に正直であれ。


そんなカッコいいこと言えた義理ではないが、僕は自分の夢に向かってひた走っている。

生き急いでいる感じもあるが、これが自分の生きていくBASEになっていると思う。環境に慣れてしまうのが怖い。慣れてしまうと夢が遠くなる。それでもいいと言う自分と、それを恐れる自分。

自分の人生にとっての一番の不幸は結婚できないとか、彼女が出来ないという事ではない。


自分の夢をあきらめてしまう事。


夢をあきらめて会社員になり、定年まで働き、定年後からやりたいことをやるという選択肢は無いのです。それを考えると身震いします。誰かの為に何かをするのは会社ですることではなく、ボランティア、自分のビジネスでやりたいと思っています。


それに定年になったら働きたくない。海外に移住するという目標があるので、定年後にビジネスをする考えは捨て去りました。

失敗できるのも若いうち。まだ再起できる。


自分の夢に正直に生きると決めたのは2年前。そのために具体的に何ができるのかを模索していた。


「僕に何ができるんだ。。」


悩みに悩んだ末、まず資金問題を解決すべくお金を借りに国金、信金にいきました。


業務計画書がこれで、書類がこれこれです。
担当者
ちょっと額が多いですね。数字に信憑性がないですね
いえ、これはこうなんです。だからこの額で・・
担当者
経験もないようですし、今回は見送らせていただきます。まずはどこでもいいのでお金ためてきてください。

世の中そんなにうまくいくはずもないですよね。どんな質問にも答えられたつもりだったが、国金、信金の扉の鍵は開けられなかった。いままで必死に作ってきた事業計画書、書類を見つめ振出しに戻ってしまった絶望感を感じながら夕方の空を見上げていました。


そして2つの選択肢のどちらかを選ぶことにしました。


やりたいビジネス関係の仕事に就くORお金を貯める仕事に就く。


そして僕の出した結論。


「やるなら一生のビジネスにしたい。」「経験を積んで手に職をつけてやる」


この思いが強く、経験を積むことにしました。この安易な考え方で、僕は人生初の正社員になってしまったのであった。。

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気づけば次の扉の鍵を開けていた -回想編-

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