マクロスと僕:あこがれの声優さんに、30年の時を経て再会

マクロスといっても、fじゃないわけです。
竹田えりさんという音楽家(作詞、作曲、歌手などで活躍中。)がいます。
彼女は、昔、パタリロのエンディングテーマを歌ったり
アニメの声優をしたり、アニメ関連の仕事が多かった
時期がありました。
彼女は、マクロスでミリアという敵のエースパイロットを
演じていたのです。
超時空要塞マクロスというアニメが日曜の中途半端な
時間帯で、放映が開始されたのは、私が中学生の時でした。
当時のアイドルといえば、松田聖子に中森明菜です。
そんな、アイドル文化をロボットアニメに登場させて
板野サーカスでバキバキにドッグファイトを
魅せるという訳の分からないアニメ。
それがマクロスでした。
ガンダムが圧倒的なブームを呼び、アニメも元気が
よかった時代です。
マクロスも映画化されて、飯島真理がベストテンに
入るなど、ある程度社会にも認知された作品だった
のではないかと思っております。
さて、私はその主役的な飯島真理さんより
クールな敵のミリアが好きになり、
その声優さんが、千葉に来ると知ったのは
アニメージュのイベント告知欄だったような
気がします。
当時の千葉駅周辺は、セントラルプラザやそごうが
まだ元気で、栄町の風俗街が煌々と夜の千葉を
照らしていた、そんな街でした。
たぶんセントラルプラザ*デパートの屋上でミニコンサートをした時に中学生だった私は、自転車で、1時間かけて
千葉まで行きました。
京成沿線に住んでいた私にとって、電車とは
とても高いもので、特に千葉路線の値段は高く
往復1000円を超えるものだったのです。
ヤマダくんというガチおたくの少年と二人で
ミリア演じる竹田さんのコンサートを聞きに
いったのでした。
ヤマダくんは角刈りの似合う男の子で、一緒に
コミケで徹夜したりおたくライフを教えてくれた
人です。彼は、ミンメイの恋敵、ミサが好き
だったと記憶しております。
さて、デパートまでいって、竹田さんのコンサート
を聴き、その後サインまで頂いた訳ですが、芸能人の
サインなどもらったのは、最初で最後。
額装して部屋に飾っていたのでした。
まあ、そこまではよくある田舎のガキの話なんですが
ここからが、違います。
私は、なぜか、田舎から、都会に出て
有名広告会社に入り、リア充的な生活を
送ることになり、すっかりアニメやマンガ
からは距離を置く日々を過ごすことになりました。
最近は、6:30から早朝勉強会なんかに参加して
自己啓発なんかもしています。
朝カフェという勉強会は、100円のコーラを
1000円で売る方法の著者ナガイさんが
主宰する勉強会です。
私は、ネットでの自費出版などの情報が欲しくて
この勉強会の門を叩き、時々参加しているのですが
なんと、この勉強会に竹田えりさんが参加されたのです。
竹田さんは、DTM等を業務上しなければいけない影響
なのか
かなりギークな人で、ネットリテラシーもバリバリです。
さらに向学心も強く、ビジネスマンむけのこの
勉強会に参加してきたのです。
わかりますか?
約30年ぶりの再会。
歌手と観客から、同じ勉強会に参加するメンバーに
なって、話したり、懇親会でお酒を飲んだりする変化。
多少、竹田さんは引いていると思うのですが、(キモいよね)とはいえ、マクロスが、30年たった今も私の人生に影響を与えているもの事実です。
まあ、多彩な活躍をなさっている竹田さんにとってのマクロスがどの程度のものなのかは今後ゆっくり聞いてみたいと思うですが、
私は、くだらなさを突き抜けて、名作であると断言したいと思ってます。
ちなみに、一条ひかるを演じていた役者さんは自殺なさっていたそうです。
飯島真理さんもマクロスのイメージにずいぶん苦労なさったと聞いております。
そういった意味では、竹田さんは、ほんとに立派な音楽家として活躍し続けていて立派だな、と思っております。
皆様も、ぜひYouTUBEでパタリロのエンディングテーマ
美しさは罪などご覧になって、当時を振り返ってみてください。

ストーリーをお読みいただき、ありがとうございます。ご覧いただいているサイト「STORYS.JP」は、誰もが自分らしいストーリーを歩めるきっかけ作りを目指しています。もし今のあなたが人生でうまくいかないことがあれば、STORYS.JP編集部に相談してみませんか? 次のバナーから人生相談を無料でお申し込みいただけます。

著者の永井 隆太さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。