24日目

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昨日はKさんが留守中に来たようで、大きなゆりの花束と桃が玄関に置いてありました。朝8時に仕事に行く途中、S君が線香を上げていく。その後、次女が花火を見に行くと出かけて、終日一人。鶴ヶ島にある大型のホームセンターでバラの花を求め、祭壇の花を入れ替えました。

買い物では、妻の後ろに金魚のフンのように付いていただけだったので気楽だったが、いざ自分だけだと何をどう買っていいのか分からないし、買いたいものも別にない。目的の生花コーナーをやっと見つけ、バラを買い求めました。高速代を払っても、ここで買う方が安いことも発見。

店内は家族ずれでにぎわっています。世の中、何もなかったように続きます。助手席に妻が乗っていないのが不思議です。

一人きりだと、外食にも出たくありません。ご飯を炊いて、妻の遺影の前でビールを飲む。今日は1日誰も来ない。これからは、こうゆう生活が日常となるのだろう。生きていたときはうるさいと思っていたが、いざ、一人になってみると、こんなにもわびしく、せつなく、さびしいものだと思いもよりませんでした。



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