11、専業主婦が、目指してないのに何故かタロット占い師になり、それを受け入れるまでの体験談(タロットとの出会い、前世療法ふたたび)

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タロットカードを作った???

2011年2月4日

ロミロミ師匠の佐藤久笑先生から届いたのは、「ハワイアンアロハタロット」 でした。


レイキ師匠の佐藤人志先生と共同で製作したとのこと。

同封されていたメッセージカードには、

「ワークショップなどで皆さんが集まった時に遊んでみてね♪」と書いてありました。


えええーっ!?


何?何?何? どういうこと?


タロットカードを作ったの?


作るってどういうこと?


なんか、可愛いけど~、怖くないみたいだけど~、


これ本当にタロットカード?


っていうか、タロットって、どうやって使うの?


みんなで遊べるものなの?



とにかく驚きでした(笑)


それまでタロット占いを受けたことも一度も無かったのです。


とりあえず1枚引いてみたところ、出たカードは、


ウニヒピリ1 「レイ」 


同封されているガイドブックによると、このカードは

「純粋、贈り物、親愛の印」などの意味があるらしい・・・。


ま、確かに、贈られたんですけど・・・

親愛の印・・・嬉しいです。ありがたく受け取ります・・・。





って、何?何?何?


タロットカードって作れるの!?


っていうか、お二人はそんなに仲良かったの?


いつの間に作ってたの~???



と、ひたすら驚きました。


当時の私は、タロットカード自体に本当に興味が無いどころか、「怪しい」というマイナスイメージを持っているくらいでした。


と、言いつつ、実はその1年くらい前から、「オラクルカード」(ドリーン・バーチューさんのマーメイド&ドルフィン)という前向きなメッセージが貰えるカードは持っていました。

手作り小物の委託販売をしつつ、編み物のワークショップをやらせて貰っていた癒しのお店「スマイルシェア」さんに置いてあったのです。急に魅かれて買って、たまに引いていました。


そして、しっかりオラクルカードの魅力を感じて、そのカードだけではちょっと物足りなくなって、

また別のオラクルカード(ソニア・ショケットさんの)も買ったりして、


密かに

「これで引くカードって、ただの偶然じゃ無いんだよなぁ。

ちゃんとその時に必要なメッセージが出るんだよなぁ・・・。何でだろう?」

なんて、気になってたのです。


ただ、オラクルカードとタロットは、当時の私の中で、完全に別物扱いでした。

オラクルは前向きなメッセージが貰える良いものだけど、タロット(いわゆる占い)は「怪しい!」 みたいな思い込みで、完全にブロックされていました。

なので、自らタロットカードを手に取る、という流れは無かったと思います。


そこに突然現れた「ハワイアンアロハタロット」のことは、良く分からないながらも、

信頼する大好きなお二人が作ったカードなら、良いものなんだろう・・・


と、お二人の人柄ありきで、受け入れる感じでした(笑)


せっかくいただいたので、使い方を教えて貰いたい!

っていうか、二人でこういう物を作っちゃうっていうこと自体がなんか面白い!

と、その後開かれた「1DAY体験講座」に参加してみました。信頼するお二人が開いている講座なので、怪しくは感じませんでした(笑)




またやってみた前世療法

そんな頃、本屋さんでぶらぶらしていると(しょっちゅう本屋さんでぶらぶらしています、笑)

前世療法のCDブックを発見しました。

以前友達に借りてやってみたワイス博士のとは違うもので、日本人が作っているらしいCDでした。

ふと目に留って、「ああ、またやってみたいな。」と思い購入。


お風呂で半身浴しながらリラックスして聴いてみると、前世らしきものが見えました。


***


世の中全体が暗い印象の中世ヨーロッパという感じで、私は男でした。


石の家に住んでいて、キャンドルの薄暗い明りの中で、ご飯を食べていました。

私は、その集落のリーダー(村長みたいな立場?)のようでした。

村の秩序を守り、平和を保つため、皆をとても厳しく監視して、指導していました。少しでも乱れると、もっと上(国?王族とか?)から目をつけられて色々と大変だから、問題を起こしてはいけない、というムードでした。


村の秩序を守るためには、まず自分と家族がお手本とならなければ!

それがリーダーのあるべき姿!


と思っていて、自分と家族にとても厳しくしていました。

妹がいて、妹は、スピリチュアルなヒーリング能力があったのか、人のためにその能力を使って奉仕したい、みんなを笑顔にしたい!と、その能力を人々にオープンにして活動したがっていました。

ですが、兄でリーダーである私は、そんなことをしたら御上に目を付けられて大変!秩序も乱れる!笑顔より勤勉さ!という感じで、必死に妹を抑えつけていました。


そんな真面目一徹な人生の最後、死ぬ瞬間が見えました。


真面目にやっていた甲斐があり、村では大事件や大問題は起きませんでした。

自分が目指していた真面目なリーダーとしての生涯を、無事に終える瞬間に私が感じていたのは、



ああ~ つまんなかった!


全っ然 おもしろくなかった!!



自分にも妹にも村のみんなにも、



もっと自由にさせてあげれば良かった!



という気持ちでした。


***


その時代の妹は、yukataroさんでした。

yukataroさんとは、半年ほど前からワークショップを一緒に開催するようになって盛り上がっていました。とにかく「面白いことをやろう!」「みんなで楽しもう!」というのが合言葉のように、ワークショップの前日には「明日も楽しみだね!」とメールして、終われば「今日も楽しかったね!みんなも楽しんでくれて良かったね!」とメールするような感じで、お互いに「楽しい!」ということを言い合っている感じでした。


それに、私とのコラボ企画じゃなくても、yukataroさんが新しく始めようとしていることを、すごく応援したくなる気持ちが私の中にありました。


そして、この前世・・・


ああ、だからかぁ~


自分たちも、周りの人も一緒に楽しむということに、こだわりたくなるとか、

yukataroさんを応援したくなるのは、この前世の後悔があったからかぁ~


と、腑に落ちまくりでした。


そして、この前世を見て、すぐに独身時代の職場のことも思い出しました。

コールセンターで、職場がうまく廻ることを最優先に、自分がみんなの模範とならなきゃ、という気持ちで、真面目に働いていました。


でも、それだと息が詰まって、身体もきつくなって「疲れた」が口癖の働き方でした。職場は表面的にうまく廻っていても、家はぐちゃぐちゃで、身体はぐったり、プライベートを楽しめる状態ではありませんでした。


ただ真面目にやる


全体の平和のために自己犠牲で務める


リーダーは、誰よりもストイックにやる


そういうやり方じゃダメなんだ!


何か(誰か)が頑張らなければ成り立たない成功じゃなくて、


それぞれが自由に楽しくやっても


全体がうまく廻っている状態を目指したいんだ!



そう思いました。




そして3月。

スマイルシェアさんでニットカフェをやっている最中に、東日本大震災が発生しました。




12、に続きます。少しでも「読んでよかった」「続きが聞きたい」と感じられたらボタンをクリックしてただけると嬉しいです♪ ありがとうございます♪


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12、専業主婦が、目指してないのに何故かタロット占い師になり、それを受け入れるまでの体験談(人生の夏休み)

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