プログラミングを学び合うシェアハウスができるまで

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はじめに

僕は今(2013年3月現在)、PGHouse豪徳寺というシェアハウスに住んでいます。この家に暮らす事になるまでを改めて書いてみようと思います。

きっかけはOSSカフェ

僕はフリーランスとして働いていた時期があるのですが、
ちょっと何かのイベントで(たぶんco-meetingさんの関係だと思う)、下北沢にあるOSSカフェに遊びに行ったときの事。
OSSカフェは所謂コワーキングスペースなのですが、距離が近いけれども居心地が良い、という良い雰囲気を持った場所。その日はイベントだった事もあり、人が大勢いたような記憶がある。
ちょうど隣に座っている人とお話をしていたら、Colishというサービスを作っている地藏さんという方だった。サービスのカードを戴いて帰ってきたので、何気なくどんなものがあるのか物色していたときの事。
「プログラミングを学び合うシェアハウス」
という企画が目に入った。これは面白そうだと直感。
というわけでまずはフォローして様子を見る事にした。

僕が学び合いにこだわる理由

少し脱線して心持ち的な事を。
僕は技術者としてある程度仕事をしてきたけれど、作るだけでは満足できなくなってきていた。もっと他の事もやりながら、作る事に関わっていきたいと思い始めていた。それと、組織に属していない事もあって、他の人に自分が苦労して得たことを伝える事ができない事が不満でもあった。
元々人にモノを教えるのは大好きで、現場でもOJTのトレーナーを率先してやっていたりしたから、自分の裁量でそれができる場所を求めていた事もある。実は後進の育成は駆け出しの頃から自分のやりたい事に入っていた。
OJTをしていた頃に、後から追いかけてくる人は前の人の三倍のスピードで追いついてくると感じていた。当時必死に逃げ続けながら、いつか傍にいる人にぶっちぎりで追い抜かされる想像をしていた。この辺りに悩んだ事もあったのだけど、今はぶっちぎってくれる人を沢山作る事を一つの目標にしている。今の20代とかが僕ができる程度の事は楽にこなせるようになっていたら、10年後が楽しみで仕方ないと思っている。
そして10年後に彼らからイロイロ教わりたい。そうやってお互いに高め合うことをしたい。その時忙しい彼らがロートルに付き合って教えてくれるかどうかわからないけれど。

オフ会

話は戻ってシェアハウス。オフ会なるものをやると連絡が来る。休日にこの企画に興味のある人が集まって話し合いをする流れだった。確かに話してみるのがいいよねってことで参加する事にした。
この企画を立てた発起人の小原さんとはじめて出会ったのがこの時。Colishの立ち上げも自身で行われていて、出してみた企画が大当たりでビックリしていた様子だった。
とりあえず、企画の題目に共感したは良いものの、それぞれがどんな事を考えているのか等がハッキリしない事もあった。まずは小原さんの企画意図の資料を受けて、みんなの理想を出し合うような会議になった。この時に落しどころ的な何かが決まっていた訳ではなくて、一緒に作り上げるようなイメージだったと思う。こういうファシリテーションがとても上手な人だというのが小原さんの印象だった。
ワールドカフェという形式で小グループで話し合いながらグループの構成メンバーを入れ替えて意見を共有するという手法を取った。これもはじめてでなかなか面白い方法だと感じたのを覚えている。
写真はその時の結果の一つで、話したメンバーがプログラミング経験豊富な人が多かったから、凄く土台になる部分を話せた。「プログラミングは最初はつまらないものなんだ」っていうOさんの発言は、その後コンセプトのある部分に深く根付いた言葉になったと思う。
僕の発信したイメージはこんな感じで。
・飯を食いながら「あの時のあれ、どうやって実装してんの?」と聞けるような雰囲気
・プログラミングができる兄弟と一緒に住んでいるようなイメージ
・独り立ちが目標にあるといいなー
というような感じでイロイロ話して、何か起きそうな予感を感じて別れた。この日に既に初期に一緒に家に入った何人かと出会っている。

その後のコミュニケーション

Facebookを積極的に活用していた。ハウスを成立させる為のFacebookグループが存在して、それぞれ自己紹介的な事をやっていたりした(このFacebookが今では生活のインフラのようなレベルで入居後のPGHouseの生活を支えているのだから、世の中変わるものだ)。
オフ会は何度もやっていて、今は終了した原宿テラスというシェアオフィス(かな?)を貸していただいて、いきなりビールで乾杯から入るようなゆるーい飲み会を何回もやった。
この試みは凄く良くて、沢山会話する事で人となりがわかってくるし、また参加したいと思う人が自然に残ってゆく良い流れだったと思う。この頃ではまだ誰が住むか等は決まっていなくて、単なるオフ会の集団だった。でも小原さんが毎回
「これから一緒に住むかもしれない人が集まるので、是非参加して仲良くなって下さい。」
と言っていたのを覚えている。こういう意識付けは大事なのだと感じる。
家が成立するまでは結構長くかかった。最初が2011年の10月頃で、実際の入居が2012年の5月後半。家が決まったのは3月位だっただろうか。それまでは上記のオフ会をやるのと、一緒に何か作ろうということも行っている。
これだけ長いとだれてきてモチベーションが下がる事がよくあると思うのだが、小原さんのファシリテーションで定期的に良い刺激を与えるイベントが起きていたと思う。

家決定!

決まったのは豪徳寺にある、寮を改装してこれから作るシェアハウス。12人入れるところだ。設備について提案して良いというのでこんな感じで意見が出た。
・壁一面のホワイトボード
・天井にくっついたプロジェクター
・電源いっぱい
・AppleTV(Macならケーブル無しでプレゼン可)
今、PGHouse豪徳寺にはこれらがある。住む人の属性が偏っているから、普通のところとは違う設備の整え方ができるのがコンセプト型シェアハウスの良いところではないかなと今思っている。
(可能ならリビングに大きなモニターを邪魔にならない感じで置く方法があったら知りたい。人によっては大きなディスプレイじゃないと作業効率がとても落ちるそうなので。なるべくリビングで活動して欲しいというのが僕の願い。)
入居時も、既に仲良くなってしまっているので「あ、今日から?」のような感じで、自然だったのも良い事だと思う。それまでの密なコミュニケーションのお陰で、最初のハードルが低くはじめられた。
この家は学び合うハウスなので、プログラミング初学者もヤル気があって基本自学できる人であれば入居できるコンセプト。金城さんのようにメインのスキルが別のところにある人だったり、小橋さんのように学生だったりするような人もいるので、彼らの話がとても勉強になる。ベースの違う人達が同じ方向性で揃うことができるのは価値の上がる可能性が高い気がした。そんなわけでとても楽しく暮らしている。
また長くなったので続きの話は別の機会に。

おしまいに

最近の僕にとっての大きな出来事を記してみました。こうやって血の繋がっていない家族というのが増えるのは面白いと感じています。
この内容は自分のブログを読み直して思い出しながらリライトしたものです。
僕自身はこれをもっと発展させたくて、できれば仕事もこういう関係を中心にやりたいと思っています。家で家族と仕事ができるのが楽しいだろうなと思うのです。満員電車に乗らなくても起きたらすぐ集まれますし。毎日が開発合宿な雰囲気です。
今はコワーキングスペースと緩く繋がった家ができると最高だと思っていて、そういう企画を立てようと思っています。興味のある人がいたらお気軽に声かけてください。よろしくどうぞ。
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Sato Masashi

「プログラミングだけやる」のがおなかいっぱいになり過ぎてサークルアラウンドという小さな会社を作ってしまいました。PGHouse豪徳寺から出て少しのんびりしています。次は日々作る人が集まるハウスを自分で作りたいです。夢と妄想だけで生きてゆける幸せな人種だと思います。

Sato Masashiさんが次に書こうと思っていること

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Sato Masashi

「プログラミングだけやる」のがおなかいっぱいになり過ぎてサークルアラウンドという小さな会社を作ってしまいました。PGHouse豪徳寺から出て少しのんびりしています。次は日々作る人が集まるハウスを自分で作りたいです。夢と妄想だけで生きてゆける幸せな人種だと思います。

Sato Masashi

「プログラミングだけやる」のがおなかいっぱいになり過ぎてサークルアラウンドという小さな会社を作ってしまいました。PGHouse豪徳寺から出て少しのんびりしています。次は日々作る人が集まるハウスを自分で作りたいです。夢と妄想だけで生きてゆける幸せな人種だと思います。

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