2歳児に学ぶ、人として大切なこと

 ”イヤイヤ期 見るものすべてが 嫌になる”  ママ心の俳句


「イーヤー!」





2歳になったばかりの娘は、今朝も元気よくこの一言。

我が家待望の第一子である。

彼女は臨月になってもマイペースな子で、「お腹飽きたから、そろそろ出たいんだけど?」と合図を送ったかと思えば、「やっぱり産まれるの痛いし面倒だから、ちょっと待って」と3日3晩私をもだえさせたエピソードを持つ。


そんな娘だが、現在 ”イヤイヤ期” 真っ最中である。

ママ
ママとトイレ行こうよ?
イヤ(そっぽを向く)
ママ
一緒に歯磨きしよ?
イヤ(視線も合わさない)

娘との会話は、脳を鍛えるのにもってこいである。

どうしても取りたい営業先にアプローチをかける、まさに「家庭内営業」

契約・・いや、娘の承諾が下りた時の感動は、何とも計り知れない喜びに満ちあふれる。


そんな彼女だが、親として見習うべき瞬間が多々ある。

親バカではなく、純粋に人として彼女を尊敬してしまう。

その理由としては・・


● 挨拶ができる

私自身が教え込んだわけではない。

すごく当然だけど、大人になると見ず知らずの人、またはすれ違うだけの他人にわざわざ挨拶するだろうか?

普通はしない。すると、ちょっとおかしい人になってしまう。

それが子供だと、見ず知らずでも少し目が合えば「こんにちは」と言えてしまう。

無視されてもへこたれない。

「ママはこんにちはしないの?」と言われて苦笑いしたのは、言うまでもない。



● 思いやりがある

ちょっと親バカの匂いがしてきましたが・・

思いやり=相手を思う優しさ。

泣いていたり、困っていたり、忙しい時、ほんの少しでも助けてくれる。

悩んでいると、「ママ、大丈夫よ。ね、○○(娘の名前)ちゃんいるから、ね!」と言って、肩をポンポンしてくれる。

すると、何だか大丈夫な気がしてくる。

大人はどうだろう?

自分のことばかりで、相手を思いやる気持ちを忘れていないだろうか?

夫婦、友人、親、兄弟、会社の人・・思いやりを持って接しているだろうか。

スマホばかり見ていないで、ちょっとだけ考えてみてほしい。



● 「ありがとう」「ごめんなさい」がきちんと言える

これは、大人になると一番難しくなる。

プライドが邪魔をするからだ。

自分が悪いのは分かっているけど言えない。

好意でしてくれたことに、素直に感謝の言葉が出てこない。

子供は素直だ。

悪ければ謝るし、嬉しければ感謝する。

あなたは最近、「ありがとう」「ごめんなさい」をちゃんと言えただろうか。



イヤイヤ期なので、もちろん手に負えない日もある。

しかし、彼女の何気ない言葉に救われることが多いのも事実だ。

育児をして改めて、言葉の大切さを知った。

最後にもう一つ、人として大切なこと。

笑顔でいること


これじゃないだろうか。


笑顔でいると、幸せが寄ってくる気がする。

まさに笑う門には福来るのように。

笑顔は最強の武器になる、私は勝手にそう思っている。


人として大切なことを、全部子供が知っている。

それはあながち、間違いではないのかもしれない。



☆読んで頂きありがとうございました!





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