人生に無駄なことなどないってマジで思う ①

① チェロ


今、地球が滅亡するとして、私は笑顔で死ねると思う。

そのくらい充実した人生を送ってきた。ってもまだ30歳だけど。

結婚もしたかった、子供も欲しかったし、もっと旅もしたかったし、地球滅亡のその日、誰かの腕の中に居られるわけでもないけれども。

30歳の私にしては上出来で満足な人生を送ったなぁと思います。

苦しいこともいっぱいあったし、「違う選択してたらどうなったんだろう」ってifの話も思うけど、だから今の道を選んだことを選んだことを後悔しているか?って聞かれたら答えは


NO!!!


なんです。全てが絡み合って今に続いてるって実感します。

Everything happens for the best

Everything happens for a reason

って、全くその通り。



私は5歳の頃から高校卒業までチェロを習っていました。バイオリンの先生をしている母が子供にも音楽を!ということで、兄にはバイオリンを教えてたのですが、毎日がレッスンになってしまう事に兄も母も疲れて失敗(笑)。その経験を基に母の憧れであったチェロがあてがわれました。



今でも覚えているのはチェロの先生宅で大人2人の説得に合う5歳の私。勝ち目なし(笑)。

この記憶が定かかどうかは分かりませんが、とりあえず、やりたくもないチェロが私の人生のキーとなるのでした。

まぁ、嫌いだったからレッスン態度は最高に悪く、弓(弦楽器の音を出す棒ね)を握らされたのを投げ捨てるという暴挙も当たり前で。今思うと何故続けていたのか謎すぎる。

母親曰く

小学校上がる時に「そんな嫌なら辞める。」って聞いたら「ヤダ!」って言ったのアンタじゃない

覚えてないし!!!!


でも、今思うとそれが運命だったのかも。

そのの後もイヤイヤ続け、先生にも「そんな嫌ならやめなさい」的なことも言われたこともあったけど小学校中学年くらいに、年に一回行われる母と母の友人のピアノの先生とで行われる発表会に合奏制度を導入し、それが楽しくて、母の生徒には同い年の子も居てその子らと一緒に演奏するのが楽しくて続けてた。

その子らと母が参加してる市民オーケストラにも参加して、流石にチェロはあたしのレベルじゃ無理だし、これ以上チェロ練習するの嫌だったからパーカッションの簡単なの担当で。

この学外に友達がいたこと、大人の世界を知っていたことは中学に上がって重宝することになるんだけど。まぁ、それは今は置いとくとして

そんな中、オケが姉妹都市交流◯周年かなんかを記念して、ニュージーランドにある姉妹都市に演奏旅行にいくことに。

条件はチェロを演奏すること。


ニュージーランド!初の海外!嫌々の練習を経て無事お母上の許可がおりていくことに。

そこでわたしは人生の転機に出会います。




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