まんまるおめめの女の子。あけみちゃんのお話




2015年8月13日


今日は、あけみちゃんをお迎えに行ってきました。




あけみちゃんは、産まれた時からおめめがまんまるでそれはそれは大変可愛らしい女の子でした。




あけみちゃんを見た人は口を揃えて言います。


『本当に可愛い女の子ですねっ。』




あけみちゃんが3歳になったある日、川へ遊びに行きました。


いつも通り近所の子供たち皆と一緒に。




いつも通り、皆で一緒に楽しく遊びました。


時間が経ち、ある子がポツリと言いました。







『あれ?あけみちゃんは??』






次にあけみちゃんを見た時には既に身体は冷たくなっていました。


まんまるおめめは静かに閉じ、まっかなほっぺは青白く。




みんな涙が枯れる程、泣きました。








そして、時が経ち2007年。


一人の女の子が元気な産声と共に産まれました。




まんまるなおめめが特徴時な、それはそれは可愛い女の子。




皆口を揃えて言います。



『本当に可愛い女の子ですねっ。』





その女の子、それが私の娘です。




そして、あけみちゃんは3歳で天国へ行ってしまった私の母の妹です。




おばあちゃん家で、赤ちゃんの時のあけみちゃんの写真を見せてもらった時のことは今でも忘れません。




そこに写っていたあけみちゃんは、私の娘とうり二つ。


娘と言われてもおかしくないほど、そっくりでした。



私は、産まれて初めて思いました。




『私の娘はあけみちゃんの生まれ変わりだったんだ。』



そして、あけみちゃんの分まで私たち家族に愛を与えてくれる存在だと。


私の娘が笑うと、おばあちゃんも笑顔になります。

そして、家族も笑顔になり笑顔の連鎖が生まれます。



あけみちゃんは、3歳という若さで天国に行ってしまいましたが、いつでも私たち家族の心の中で生き続けています。



そして、今もそばで私たち家族を見守ってくれています。





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このストーリーを見て下ったあなたにお願いがあります。


どうか、子供から目を離さないでください。

毎年、夏になると川や海などでおこった悲しい出来事のニュースが流れます。


もちろん自然の力に逆らえずという場合も多くあります。


そして、防げるはずの事故があるのも確か。

子供は自分の足で動けるようになると、私たち大人が思っている以上の行動力になります。


子供の自立も、もちろん大事です。

でも、同時に見守ることも大事にしてください。


これ以上、悲しい涙が流れないことを祈り、このストーリーを書きました。



拙い文章でしたが、読んでくださりありがとうございました。



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