外資系超大手企業で出会ったスゴイ人々

外資系大手企業といえば、皆さんはどういった環境を想像されるでしょうか。昼夜問わず働いているとか、英語がばんばん飛び交っているとか…。
私、日本人なら誰もが知っている超大手外資に在籍しておりましたので、その一端を少しだけお話しします。さすがにクレイジーな感じでした。
■1 出入り口に立ちはだかる金属探知機と警備員
 空港にある、アレです。出入りの際は必ず通らねばなりません。要は、建物内に保管されている重要なデータをUSBで持ち出したりしないように、その予防策なんですよね。
その精度は結構高くて、小銭入れでも携帯でも、ベルトのバックルでも何でも反応します。警告音が鳴ったら警備員が集まってきて、とりあえず体にある「金属製のもの」はすべて取り外さないといけません。警備員は微動だにせず、立ちふさがっています。もう気分は犯罪者です。
 私の職位はマネージャーでしたが、バイトでも工場長でも関係なく、容赦のない身体検査でした。
■2 日本語ペラペラのインド人技術者
 IT担当はなぜか全員インド人でした。非常に優秀でフレンドリーでしたが、彼らは例外なく日本語が堪能でした。ゆとり世代も真っ青です。初めの頃はコミュニケーションを取るのが大変かなと思いましたが、全然平気でした、ただ、体からスパイシーな香りが常時漂ってくるので、狭い部屋でミーティングするときは大変でしたよ…。
■3 TOEIC満点がゴロゴロ
 外資なら当たり前かもしれませんが、TOEIC990点の方が数名いました。担当は秘書的業務で、本社から外人のVIPがくると、アテンドしていました。外資では当然英語ができるほうが出世が早いです。彼女が入社した直後は平社員でしたが、みるみるうちに本社の出世コースにのってしまいました。TOEICは頑張らないといけませんね。ただ、TOEICスコアと仕事能力に相関性はない…というのが、社内の見方です。「英語バカ」では仕方ないんですよね。それより、Excelを使えるほうが重要です。
…続きはまた次回に。

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