イライラご飯がにこにこご飯に変わるまで。

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わたし
今日も疲れたな。ご飯なに作ろう・・


仕事を終えてスーパーに向かう。それが日課。


結婚後、OLを続けていたわたし。

毎朝起きたら急いで朝ごはんの用意をして洗濯をして、出社。

仕事を終えたら買い物をして、帰って洗濯物を片付け、晩ご飯を作り、お弁当の下ごしらえ。

毎日時間に追われていてクタクタだった。

世の中の兼業主婦の皆さまを心から尊敬!

みんな毎日こんなしんどいことしてるのか!!!』と心底思いました。


わたしは結婚するまでは実家暮らし。

実家では、毎日母が美味しいあったかご飯を用意してくれていた。

母は料理上手で、いつもおいしいご飯を食べられて幸せだった。

そんな母のもとで育ったので、

『妻は、毎日おいしいご飯を作らなければならない』と無意識にわたしの中でルールができていた。



でもいざ自分が毎日やってみると、大変!!!めっちゃしんどい!!サボりたい日もそりゃある!

しかし、『妻は毎日おいしいご飯を作らなければならない』というわたしの中の常識がなかなかサボることを許さなかった。


実家では、いつも「うちはお金がない!」と聞かされていた。

だから外食も滅多にすることがなかった。

お金ももったいないし、お母さんが作る方がおいしいよ♫

と、お惣菜を買うこともなかった。

そんな母を見て育ったわたしは、『外食とお惣菜を買うこと=贅沢』という常識も持っていた。

母の料理は本当に美味しいし、健康を考えてくれている。母の存在は、そういうものだとも思っていた。



だから、妻になったわたしも毎日ご飯をちゃんと作らなくちゃいけない。

でも体力がなく疲れやすい体質のわたしは、新しい生活、新しい職場で結婚3ヶ月後にはもうクッタクタ、からだボロボロ!!

手抜きすることももちろんあった。

でも手抜きやレトルトを使ったご飯にした日は、そんな自分はダメだなと自己嫌悪に陥った。

『妻は毎日おいしいご飯をつくる』ことが出来ない自分が嫌になり、そんな日は何度も夫にごめんね、って言っていた。

手抜きやご飯を作らない日を設けるより、この自己嫌悪の方がしんどかった。


からだが疲れているとイライラもしやすくなるわたし。

生理前の体調不良と重なるとイライラMAX!!!

それでもちゃんとご飯を用意しなくちゃ!と思っていた。

そんな(健気に頑張っている?笑)わたしを、しっかり夫に褒めて欲しかった。認めてほしかった。

ありがとう、美味しいよ

って、ただそう言って欲しかった。できたら、毎日。笑(押し付けがましい度100点!笑)

でも、割と無口で淡々としているタイプの夫。

そんな夫が疲れて夜遅く帰宅すると、いつもにも増して無口な日がある。

何も話さず黙々とご飯を食べる夫に、

わたし
わたしは家政婦じゃないヽ(`Д´)ノ

とキレたことがある。いま思えばめっちゃうざいわたし!誰もそれ頼んでないしね!笑

夫に家政婦扱いされたわけではなかったし、

何よりも、夫のことを想って楽しく料理していたのではなく、自分の中の常識を守り抜いていただけ。

それは押しつけでしかない。

そんなわたしの自己満足の為に作った料理。

わたしのイライラエキスたーっぷりの料理。


そんなイライラご飯、夫にしてみれば迷惑だっただろう・・・

今ならわかる。にこにこしながら、レトルトのご飯を一緒に食べる方がどれだけ幸せか。笑



お願いだから、しんどい時は無理しないで。ちゃんと休んで!

そんな夫の言葉よりも、自分の中の常識を守り抜くことを優先していた。

こんな事言わせるなんて、よっぽど家の空気を悪くし、ご飯からもイライラが伝わっていたんでしょう…

自分で書いてて、めっちゃあほやな!って今ではわかるけれど、

その時はそれに気付けなかった。

誰も幸せじゃなかった・・・

褒められたいから、認められたいから、ご飯を作ることは愛でもなんでもない!

The 自己満足。笑


そんなわたしに、ついに限界が・・・

結婚後,自分の夢を見つけたわたし。OLを続けながら休日はスクールに通い始めた。

『妻が毎日おいしいご飯をつくる』

だから、スクールで1日外出する日はわたしがいない間の夫の昼食も、スクールを終えて帰ってきた後の夕食も、全て前日に用意するようにしていた。

でも体力のないわたしにとって、

それまでの生活に加えてスクールに通い課題をこなし、またスクールの日のご飯を事前に用意しておくことはめっちゃハードだった!!


スクールでコーチングを学び、自分の内面ととことん向き合い、薄々気付き始めた・・・

わたしのこの家事の取り組み方、違うんじゃないかなって・・

こんなの愛でもなんでもないなぁって・・

で、先生にこのわたしの自己満足感満載の料理の話をしてみたら・・・

先生
旦那さんは申し訳ないと思って言えないだろうから、私が言ってあげる。それ、迷惑。やめて。旦那さん可哀想。何かが欲しい(賞賛とか)から何かをやる、ていうのはエゴだよ。


わたし
・・・(涙目)


独りよがりのmyルールにしがみついていたことに気が付けたわたし。

それからは「料理をサボること」を自分に許可しました。

愛で出来ない日はやらない。そう決めた!

わたしがスクールの日は、夫に外で昼食を食べてもらったり、

スクールの後に夫と待ち合わせして外食したり、出前を取ったり。

仕事終わり、『今日はめっちゃしんどい!無理!』って日は夫に連絡して

帰宅時間が合えば一緒にお惣菜を買ってみたり・・・





そうすると、夫が進んで

今日は俺が作る♫

と言ってくれる休日も!夫のレパートリーは2つだけだけど

(アスパラの豚バラ巻き、それといも餅。笑 オイシイヨ!)

それはわたしの大好物だし、スクールから帰ってそんな大好物が待ってるときは本当に幸を感じられるようになった。


それに、何より

めっちゃラク(・∀・)!!!!笑

からだが楽になるから、イライラもしなくなった。

イライラしないから、夫と楽しくにこにこしながらご飯を食べられるようになった♫


そして普段は気持ちよく、楽しく料理ができるようにもなった!

純粋に、料理もすることも食べることも愉しい!


お願いだから、しんどい時は無理しないで。ちゃんと休んで!

という夫の言葉に甘えらるようになった。

自分で自分を縛り、それが夫にも迷惑をかけていた。No more 苦しい自己満足!!笑

こうして、イライラご飯は我が家の食卓から消え毎日にこにこご飯をいただいています♫



スクール卒業後、独立したわたし。

メニューのなかにコーチングを設けています。

そんなわたしがいつも感じていること。

「my しなければいけない・こうあるべきだリスト」を、本当に皆たくさん持っているなぁと・・・

『姉であるわたしは○○でなくちゃいけない』

『女性は○○であるべきだ』

『彼氏にとって彼女は○○であるべきだ』などなど。

それらを、無意識に当然のことだと疑いもせずに。

それによって自分や周りを苦しめているとも気付かずに。

そう、イライラご飯を作っていたわたしのように・・・


『常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう』by アルベルト・アインシュタイン

という名言がありますよね。

このように、自分の中の「当たり前」「しなければならないこと」は必ずしも正しいとは限らない。むしろ思い込みがほとんど。

今ではわたしは、お客様を苦しめている「my常識」から解放する運動家だと思って活動しています!笑


お客様がいつもにこにこご飯を食べて、幸せを感じられるように。

それが、わたしの心からの願いの1つなのです。

















読んでよかった
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本当にその通りですよね!自分の中の偏見。私も18歳の時はまさか自分がアフリカに住むとは1ミリも思っていませんでした。笑
>『常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう』by アルベルト・アインシュタイン

山田さま
コメントありがとうございます。
自分の中の偏見に気づくと、制限がなくなり世界が広がりますよね。
アフリカにお住まいで起業されたのでしょうか。ストーリー楽しみにしていますね^^

ご丁寧にお返事ありがとうございます。これからよろしくお願い申し上げます。

そうですよね。疲れているときは手を抜いたり、料理を旦那さんに作ってもらうのも有りだと思います。共働きならば他の家事も分担し合うのが良いですよね。私は男ですが料理が好きで、基本我が家の食事の週6日分を担当しています。(日曜日は妻が作る)それでもたまには面倒になるときもあり、そんな時にはバスタや焼きそばなどで済ませてしまいますが、意外と子供はそんな食事が好きだったりもします。料理担当は、ひどく疲れている時や、気が乗らない時には堂々と手を抜くべきですね。

すばらしいストーリーをありがとうございました。暖かい気持ちになれました。

小山 まき

salon Mulea(サロン ミュレア)代表、印象コーチ、小山まき 「自分に自信が持てない」「もっと輝きたい」女性を対象に、セルフイメージをUPするコーチングと、ひとりひとりの《似合う×なりたい自分》の表現方法を提案するイメージコンサルティングを提供している。

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小山 まき

salon Mulea(サロン ミュレア)代表、印象コーチ、小山まき 「自分に自信が持てない」「もっと輝きたい」女性を対象に、セルフイメージをUPするコーチングと、ひとりひとりの《似合う×なりたい自分》の表現方法を提案するイメージコンサルティングを提供している。

小山 まき

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