◼️ハネムーンで世界各地の観光名所をドレス姿の嫁を連れて巡った話◼️

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「ねー、見えるこの景色ー?!」

iPhoneのテレビ電話越しに僕が言った一言。

そこはイタリア フィレンチェ市の古い街並み。アルノ川にかかる橋と沈む夕陽を

遠く日本にいる彼女に画面越しで見せていた

15世紀のルネッサンス文化の中心となった街であり、街中が今でも石畳の道路で、屋根の色もオレンジ色で均一されている。

何百年前に建てられた建物ばかりが残り、

歴史文化都市にも指定されている街。

まるで絵手紙のようなその光景に

彼女は

「すごーい。。いつか一緒に行ってみたいなぁーー。」

そんな言葉をつぶやいていた。

周りにいる世界中からの観光客達の

視線なんて気にせず

iPhoneをスピーカー機能にして、

大きな日本語を喋りながら歩きまわった

この感動を少しでも日本にいる彼女に伝えたくて、ただ必死で周りの人の視線とかは恥とは思わなかった


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2012年の冬、ジュエリーの勉強をする為、僕は1人でイタリアに留学をしていた

世界一繊細なジュエリーと言われるFirenze styleという細かい細工がされた伝統技法を身につける為にやってきたのだ

日本でそのジュエリーを見たとき

身体中に衝撃が走り、自分でも作りたいと強く思い、一生懸命働いて貯金を始めて26歳の時に勉強をしにきた

当時の僕は1つ歳上の2年くらい付き合っていた彼女がいた。

仕事は美容師で給料は良くないながらも、技術を身につける事もあり毎晩、遅くまで働く彼女だ。

自分のやりたい事、したい事をすぐ口に出して実行してしまう僕とは反対に、

僕の意見に対しては

「うん、いいよ。」といつも明るく返事をくれて、どこにでもついてきてくれる彼女。

もちろん僕が、

「仕事辞めてイタリアにジュエリー学びに行こうと思うんだけど。」

と聞いたら、

「うん、いいよ。少しさみしいけど頑張ってきてね」

といつも応援してくれる彼女。

僕にとっては頼りがいがあるわけではないけど、いつも応援をしてくれる最強のパートナーだと思う。

留学も終わり日本に帰ってきてすぐ僕は

地元岐阜に小さいながらも、ジュエリーアトリエをオープンさせた。

向こうで習ってきた技法も使い、たくさんのジュエリーを作り続けた。

彼女が28才になる時、

彼女のお盆休みを使ってタイのバンコクに一緒に遊びに行く事になった。

料金は日本の普通のホテルくらいの価格で、全室スイートルームの5つ星ホテルを予約した。

彼女は仕事が多忙の為なかなか休みがとれないけど、お盆休みの4日間を使いハードだが

海外旅行にいこうと2人で計画した。

何気ない旅行だと彼女は思っていたかも知れない。

しかし、僕はこのバンコクの旅行に行くのに、人生で最大の覚悟を決めていた。


「プロポーズをしよう」


30歳までに子供が欲しいなと、昔彼女が言っていた事を僕はずっと頭の奥底の記憶として焼きついていた。

彼女は現在、28才である。

逆算すると今プロポーズして、29才の歳に結婚して30歳までには子供が欲しいという

僕なりの安直な計算方式だった。

バンコク旅行までにエンゲージリングを自分で製作した。

8角形のフランダースブリリアントカットのダイヤモンドを使った華奢なK18ピンクゴールドの指輪。

普段使いも出来て重ねて着けれる指輪にした。

バンコクでプロポーズを実行する場所は

もうネットでリサーチ済み。

地上247メートルの高さある世界一高いスカイBarだ

指輪は日本からウエストポーチに隠し持っていった。

4日間のバンコク旅行だか

2日目の夜にフォーマルな格好にウエストポーチという少し不釣合いを感じるポーチつけた格好で、

彼女とスカイBarに向かった

やたらスピードの速いエレベーターに乗り、あっという間に地上247メートルの世界についた


そこにはバンコクの街中が見渡せるとても綺麗な夜景と、世界中から集まる観光客で人がたくさんワイワイと楽しんでいる光景が目に入ってきた。夜風がとても涼しい。

さらに運良くJAZZのLiveをやっていて、とっても雰囲気が良い。

僕が思っていた以上に

プロポーズには持ってこいのシチュエーションではないか。

彼女とBarで軽く1.2杯飲んで、

みんながたくさんいる場所から少し離れ夜景の見える席に移動した

普段緊張しない僕もアルコールを入れないとやってられないくらい、話し出す度胸がなかった

まずバンコク旅行であった出来事などたわいもない話をしてから、今後の将来の話をした

宝飾業界なんて景気にとても左右される業界でバブル弾けた日本では右肩に下がる一方。

明るい未来なんてあるのか。しかしそんな世界で僕は勝負したい。と言ったら彼女は

「うん、いいよ。ジュエリーの仕事でイキイキ働いてる姿をこれからも見ていたい」

と言ってくれた。

一見イケイケで自信家の僕も本当は不安だらけだ。

そんな仕事で家族を養っていけるのか、まだまだ長い人生働きつづけることが出来るのか不安だったがその一言で全てが解消された

やりたいことをやらせてくれる彼女に感謝して自分の信じる道で勝負しようと決めた。

未来は自分で明るくするものだと。

それから、コッソリとウエストポーチから

僕はダイヤモンドの指輪を出して彼女に渡した

将来の事も話したし、いつも通りすぐに

「うん、いいよ」の返事がすぐもらえると僕は思ってた


しかし、彼女は指輪を見た瞬間に下を見て向きうつむいてしまった

しばらく沈黙があり、そして彼女が泣き出してまった

「ありがとう。これからもずっと宜しくね。」

その言葉に世界中の風が、うねりをあげカラフルな色をつけ空高く舞い上がった気分だった

周りの人たちのしゃべり声、料理を食べてるナイフの音、強く吹く風の音など

全てが音がなくなった。

その彼女の言葉が心に響いた

世界にこれほど心に響く言葉を受けたのは初めてだった。

いつも「うん、いいよ。」と連れ添ってくれる彼女から、

逆に「ありがとう」という感謝の気持ちを頂いたのだ

無事にプロポーズも成功してトラブルもなく楽しいバンコク旅行が終えたのだ。


その後の僕たちの結婚準備はすべて順調に進んだ

彼女の親への挨拶、両家顔合わせ、

さらに同棲までもスタートさせた

結婚式まで1年くらいは日にちがあった。

僕は結婚式よりもハネムーンの事で頭がいっぱい。

「ハネムーンはイタリアでいい??」

「うん、いいよ」

いつも通りの答えが返ってきてイタリアに行くことはすぐ決まった。

「美味しいパスタや、ピザ、ドルチェまでたくさん食べ歩きツアーしよーう!」

やっと2人でイタリアの街並みを歩く事が出来る。

留学時代に感動した僕の気持ちを共感してもらえる事自体が、僕は嬉しかった。


しかし、、、


問題が発生した。

そう、 僕らにはお金がなかった。

勢いでプロポーズしたが、僕は自分の仕事やスキルアップばかりにお金を投資しており、

ハネムーンにあてる資金なんて全く考えてもいなかったのだ。

一方、彼女は給料も安く、でも美容師という職業もあり、

お洋服やお化粧などオシャレもかかせない仕事。

「ま、ハネムーンまで1年くらいあるし一緒に貯金しよう!」

そんなところからスタートした2人だった。

まず、僕が彼女といったところはいつも会社の給料が振り込まれる銀行だった。

「よし、定期預金をしよう」

1年間の短期ではあるが、銀行から自動的に定期口座に振り込まれる設定をした。

1人暮らしをしていたが、毎月6万5千円という定期を組んだのだ。

僕は今まで組んでいた定期の金額を倍額にした。

お金を貯金するには、この方法しかないことを僕は知っていた。


そして時が過ぎ、貯金もだんだん貯まりつつある時に

Facebookで僕は衝撃的な写真を発見してしまったのだ

ドレス姿とタキシードで、世界中で素敵な写真を撮影しているカップルがいた

湖の全体が鏡張りのようなボリビアのウユニ塩湖で撮影したり、

フィリピンのセブ島にある真っ白なビーチで撮影したり

ほかにもペルー、ボリビア、アルゼンチン、チリ、パラグアイ、ブラジル、フロリダなどで

素敵な写真ばかりを撮影している。

それはそれは楽しそうな写真ばかりだった

僕は得意のリサーチ力で検索をした

そしたら「松永さん」という人が彼女と一緒にバックパックで世界を巡り、素敵な写真を撮る旅に出ているとのこと

それを「バックパックウェディング」というらしい。


僕はそんな2人がいる事を彼女に話をした

「ねーねー、この写真とかやばくない?めっちゃ楽しそうやない??せっかくハネムーンで海外行くし、マネしたくない??」

もちろん彼女はいつも通りすぐに答えてくれた

「うん、いいよ。楽しそう!!」

僕はマネをする事に決めた。

しかし、筋は通さなければ行けないと思い、たまたま松永さんが名古屋で写真展を行う情報を知り

僕はその写真展に足を運んだ。

そこには素晴らしい写真ばかり。純粋に楽しそうと思った。

僕らもこんな感じでたくさん写真を撮ってくるぞー!と胸が膨らむばかりだった

セミナーにも出て懇親会にも参加した。

その時に初めて松永さんとお逢いして、

「僕らも今年の9月ハネムーンでヨーロッパいくので、松永さんみたいに写真撮るのマネしていいですか?」

と許可をとったのだ。

松永さんは

「もちろんっ!ヨーロッパとかめっちゃ楽しそうやん!教会前とか、地中海をバックとかで撮ったら面白そうじゃん。」

など、まるで自分が行くかのようにワクワクと話して応援してくれた。

とりあえず許可は取れたし、行き先を決めよう。

僕は彼女と2人でハネムーン作戦会議を開いた

僕「どこに行きたい??」

彼女「んーー、、どんな国があるか分かんないから、任せるよ^^」

僕「お、おう。そっか。ならイタリアの近くでどっか決めよっか?」

彼女「んー、エッフェル塔があるパリかなー」

そんな感じでフランスのパリ行きは決まった。

THE観光地として有名なパリ。

彼女の頭の中にあるヨーロッパの国で唯一知っている街だったんだろう。

「でも街並みばかりやと飽きちゃうから、自然のある所にも行こう!!」

ふと僕は今年は10年に一度のオーロラが見える当たり年である事を思い出した。

「そうだ、オーロラを見にいこう!」

ネットで調べたらどうやら9月下旬はアイスランドがオーロラが見えるらしい。

フィンランドやノルウェーではなく、アイスランド。


未知なる国だ。


と思いながら、そのスケジュールで航空券を探すことにした。

今の時代エアチケットはネットを使えば自分で買えてしまう時代。

なるべく安く行きたいけど、無駄な時間は抑えたいそんな想いでエアチケットを探した

そしたらドバイにあるエミレーツ航空のチケットがなかなか安くて良い時間のものが見つかった

「よし!せっかくだしトランジェットの時間が長い飛行機を選んで

ドバイも少し観光しよう!」という流れになった。


結果、東京羽田空港からドバイにいき、イタリアローマにから南に下り、フランスパリへ飛び、アイスランドでオーロラを見ようというコースに決まった

それから月日はあっという間に流れた。

心配したお金は定期預金パワーのおかげもあり計画的に溜まった。

ハネムーンの期間は2週間だ。

スーツケースにたくさん詰め込んだ。

撮影する用に購入した白のショートドレス詰め込み、さらには普段着の中にも着れるナチュラルな形をしたエンパイアラインのドレスも持っていった。

撮影の小道具として、僕が過去に製作したSV製のティアラも持っていった。

スーツケースはお洋服で溢れた。

必要な物は現地で買おう。

ハネムーンに向かうその前にまず僕らは東京に向かった。

日本で美味しいモノを食べてから出国しよう。

僕には昔から行きたいレストランがあった。

恵比寿ガーデンプレイスにあるジョエルロブションだ。


まだ全くお金がなかった20代前半。

東京に出張行った時に仕事の先輩から

「お前もいつか稼ぐようになったらこのレストランに可愛い女子連れてデートに来るといいよ」

と言われたレストランだ。

少し高いレストランだが今日くらいは良いだろう。

ついに行ける日がやってきた事に喜びが溢れてきた。

そこは世界一のメートルドテルの人がいるレストラン。



世界一のレストランサービス(おもてなし)を日本で堪能して美味しい料理を食べてから

ハネムーンに行く計画だ。

カッコつけて蝶ネクタイなんかして向かった。

いざ行ってみたら感動の連続だった。

店内は黒やシルバーの色を基調したゴッシクな内装。

ビシッとスーツを着こなすたくさんのウエイターたち。

綺麗な百合の生花もテーブル脇に飾られていた。

ドリンクメニューもなく

「とりあえずシャンパンでいいですか?」

なんて自然の流れで2人でシャンパン飲んで幸せな気分になった。

これから様々な国にいく大冒険と、

結婚するという現実と、

昔からの夢が叶ったという事実に

なんとも言えない喜びで

最高のディナータイムを楽しめたのだ。


そんなノリで僕らは羽田から出る深夜発の飛行機に乗り、

まだ見ぬ未知の国に飛び立ったのであった。。


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富豪が集まる灼熱の国ドバイ

6時間くらいかかったのだろうか、

僕らはまずは最初の国ドバイに降り立った。

ドバイは中東に存在するイスラム教圏の国。

中でも石油王の富豪が多いとされ、ゴージャスでリッチなイメージのある事でも有名だ。

空港について僕が最初に思ったのは

「まずは、ブルジュハリファに行こう。」

高さ828メートル、この地球上で世界一高いと言われるタワーがドバイに存在するのだ。



スカイツリーが634メートル(ムサシ)に比べ、もっともっと高いタワーだ

世界で1番高いスカイBarでプロポーズをしたが、もっともっと高い建築物を見たいと僕らは思った

空港に降り立った僕らは、どうやって向かえば良いか分からなかったが、

とりあえず空港入口前にあるタクシーに乗り込んだ

そこで僕は、ふと問題に気がついた。

イタリア語の日常会話はなんとなく喋れるけど、ドバイって何の言葉を使うんだ。

ドバイ語?アラビア語?英語??

そう、僕らは全く英語が喋れない2人だった。


タクシーの運転手は黒く焼けた肌でスキンヘッドにサングラスをかけたノリの良い兄ちゃんって感じだった。

とりあえず片言な英語で

「僕らはハネムーンだ。トランジェットであまり時間がない!ブルジュハリファを見たい!」

という事を伝えた。

運転手にうまく伝わったのか何かよく分からないが、

「ま、任せとけ!」

的な雰囲気のまま車が発進した。

ドバイは近代化が進む砂漠の中にある都市だが、少し街中を走ると建物が古く、派手な生活とはとうてい思えない住宅がたくさん見えてきた

車が10分ほど少し進むとブルジュハリファが見えてきた。

さすが世界一高いタワー。

距離があってもすぐ発見出来るくらい目立つ。

が、目立つが故に僕らは気づいてしまったのだ。

僕らが乗ってるタクシーはブルジュハリファと反対方向に進んでいる事に。

(だ、大丈夫なのか。ま、とりあえず8時間後の次の飛行機の時間までに間に合えばいいか。)

そんな軽いノリで僕らの身は運転手に任せた。

その後さらに車を20分くらい走った頃だろうか。

到着した所は「ブルジュハリファ」ではなく、「ブルジュ アラ アラブ」という

異例の7つ星の世界一高級なホテルの前だった。

確かにブルジュと名前は似ている。

しかし、ドバイの名所だしとりあえず写真撮っておくか。

タクシーの運転手に写真を撮ってくれ。と頼んだ。

このハネムーンの為に買った一眼デジタルカメラだ。

彼女は恥ずかしそうにしてたけど、「せっかくだし脱ごうよ!」と上着を脱いで

エンパイアラインのドレス姿になった

それを見た運転手は、笑いだした。

「そーゆうことか!君達はハネムーンでドバイに来て色んな観光名所で写真を撮りたいっていう事ね!」

運転手の目を見ただけで

その言葉を言っているように聞こえた。

人と人とは目を合わせるだけで

言葉を超える力が存在する事を、

初めて思ったのだ

それから、タクシーの運転手さんの

お任せドバイ巡りツアーがスタートした。

一体、ここは何なんだというピラミッド型のホテルもいった。

さらにはググっても出てこないぜというような超高級ホテル。

フェラーリやランボルギーニなどたくさんの高級車がエントランスにずらり並んだホテル。

そこでもタクシー運転手がたくさん僕らを撮影してくれた。


しかし、さすが高級ホテル。

そう簡単に撮影はさせてくれない。

カメラ撮影してる運転手にホテルのガードマンが注意しに来たのだ。

「オッケーオッケー。もう撮影は辞めてすぐ帰るよ。」

みたいな事を運転手はガードマンに伝えた。

ガードマンが引き返した後に、

「今がチャンスだ!いっぱい撮影するぞ!」

とまるで悪ガキのようなノリで、

ガードマンの目を盗んで僕らを撮影してくれた。

※英語が分からないので、運転手の言葉はあくまでも想像


それから、ヤシの木のカタチをしたパームジュメイラという人工の島を僕らは走った。

唯一、衛生写真に映る人工の島らしい。

iPhoneのGPSで僕たちの現在地がヤシの木のどこにいるのかを探していたら、

運転手が興奮気味に言ってきた。

「マジかよ!iPhone6かよ!すげーな。ドバイでは、まだ発売されてないんだよ!見せてくれよ!」

きっとそんな感じの事を言ってきたのだろう。

僕は日本を出る前に発売されたばかりのiPhone6を持っていったので、未発売のドバイの人にとっては驚いたのだろう

ほんの少しだけ日本人である事に優越感を感じた瞬間だった。


それからヤシの木の先端にあるアトランティスホテルの前についた

スペードのような形に切り抜かれたホテルで

中には水族館の中を滑れるウォータースライダーも設備されている高級ホテルだ。


もう日本人の僕らには何がなんだか良く分からない世界になってきた。


そこでは海沿いやホテルをバックに撮影をたくさんした。

タクシーの運転手は、もう自分のカメラかのように僕らの一眼デジタルカメラを

器用に使いこなしている。


それからタクシーに戻り再びヤシの木の上を僕らは走った。

次に向かった先は、ついに世界一高いブルジュハリファに到着したのだ。

天まで届きそうに高さで、ぶったまげたの一言だ!


もう近すぎて首を全力であげないと頂上が見えない。

本当にこれが僕らと同じ人間が作り出したモノなのかと感動をした。

人間はこの地球に存在する最も頭の良い動物だなと再確認した。


とりあえずドバイ巡りはそこで終わり。

お世話になったタクシーの運転手ともお別れをして、

僕らは飛行機までの時間をショッピングモールで時間を潰すことにした

ドバイは世界一という言葉が大好きな国だ。

僕らが行ったショッピングモールはとにかく、デカい。

地元にも過去日本一だったと言われている大きなショッピングモールがあるが、

それよりもはるかに、デカい。

そう、ここは世界一巨大なショッピングモールらしい。

さらにはその中に、世界一大きな水族館もある。

ドバイはイスラム教徒が多く存在する国。

しかし白い服を身にまとったイスラム系の人が多いと思いきや、意外とTシャツにショートパンツ、スリッパといったカジュアルすぎる格好の人も多かった。

ドバイは観光ビジネスに力を入れてるので、そういったカジュアルな服装をしている人たちは、海外からの観光客なんだろう

そこで僕らは普段通りに食事やショッピング、水族館巡りを済ませた。

ドバイはスケールが大きいモノばかりだ。

また来たいと強く思った。

今度はゆっくりとドバイにきて

アトランティスホテルなど高級なホテルに泊まり、砂漠をバギーで走り回ったり、マリンスポーツしたり、ヘリコプターで周遊したり、もっともっと楽しめると思った国だ。

必ず仕事で成功させて、嫁を連れてまた来ると強く願ったのであった。

そして空港へ戻り、次の新しい国へ飛び立つ飛行機を心躍らせ待ったのである。

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古代文明残る歴史ある街イタリアローマ

僕らが次に降り立った国は、イタリアの首都ローマだ。

イタリアは軽犯罪がとても多くひったくりや、スリに気をつけなければいけない。

僕らが泊まったホテルは素泊りが出来るユースホステルの個室2名の部屋。

他の部屋には世界から来てる旅人とかいて、

僕らにとっては出逢いもありワクワクするホテルだ。

ローマは過去に円形闘技場として使われたコロッセオ遺跡や、

映画ローマの休日でも有名になった真実の口、

スペイン坂、トレヴィの泉など見所がたくさんの街



僕らは次の日、ジェラートを食べながらローマの街を散策した。

彼女は初めてのヨーロッパと言う事で、石畳みや古い街並みに凄く感動していた

なんか喜んでいる姿をみて僕も嬉しかった

モーニングはBAL(バール)に向かった。

日本でいうCafeにアルコールが置いてあるようなお店。

僕が昔留学していた時、学校に行く前にBALで決まっていつも頼むセットがある。

カプチーノにパニーニだ

日本ではパニーニの事をパニーノっていうのは、何故だか分からない。

そんなモノを彼女と食べながら

ローマの1日はスタートした

パニーニに挟まれているチーズや、

生ハムの素材自体の味に彼女は感動していた。

(こんな美味しいチーズは食べたことがない!生ハムも臭みがなく濃厚な味がして美味しい!)

写真や文章では決して伝える事の出来ない味覚という感覚。

それを彼女と共感できて嬉しかった

僕らは真実の口に手を突っ込んでみたり、街を歩いて買い物や観光をしたり、

ローマの休日を楽しんだ。

歩きすぎて身体が疲れたので、

映画に出てくるオードリーヘップバーン達のような気分で

僕らはスペイン坂の階段で休む事にした。


すると、肌の黒い男性が近づいてきて

彼女にバラ3本を渡してきた。

よく観光地で見かけるバラ売りの男性だ。

こっちでは少し強引気味に

モノを売る人をよく見る光景だったので僕はとりあえず様子を見ていた。


普段すぐに「うん、いいよ。」という

彼女はどんな反応をするのだろう。

しっかりと答える事は出来るのか。

内心ちょっと楽しんでいる自分がいた。


案の定、バラを受け取ってしまったのだ。

男はニヤリとた表情を浮かべながら

「Take Photo!Take Photo!」

写真撮ってやるよ!というノリで写真を撮り始めた。

そこからさらに50ユーロを請求してきた。


バラ3本で6000円って高いっしょ!


なんて分かりやすいボッタクなんだ。

困る彼女をみて僕は仲裁に入った。

「50ユーロは高いでしょ。僕らは2ユーロしか出さないよ」

と言うワケのわからない値引き交渉をした上で、その男はバラ1本だけ置いて

違う人たちをボッタくりに去ってしまった

その1本の薔薇がその後の撮影にも使えたし、想い出にもなったので2ユーロはいい買い物だった。


ハンプニングもあったが、ゆったりとしたローマの休日を終えた。


ローマでのディナーはカプリチョーザを食べにいった。

イタリアには有名な2種類のピザがある。

というか正確に言えばピッツァだ。

1つは生地の柔らかい食感でマルゲリータが有名なナポリの街で生まれたナポリピッツァ。

もう1つは生地が薄くパリパリと硬い食感でカプリチョーザが有名なローマピッツァだ。

ローマにきたら一度は食べてみたいローマピッツァ。

地元の人にこの街で一番美味しいお店を教えてもらい向かう事にした。

メインストリートから奥入った細い路地裏にあるお店だ。

店内には観光客らしき人はおらず、地元の人で賑わっていた。

ビスマルクのように中心にはドロッとした卵がセッティングされている。

生地は話を聞いていた通り、薄っぺらくサクサクとした食感。

何枚でも行けそうな気分になる程、とても美味しかった。

しかし、とりあえず1枚が大きくてお腹は満腹になった。

また赤ワインがこれによく合い、僕らはローマの町で夜風に当たりながら気持ち酔っ払いになった。


充実した時間で旅の想い出を語りながら食事して、

ローマの1日は終えたのであった


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世界一小さい国バチカン市国

歩いて1周出来てしまう小さな国がある事をご存知だろうか?

そう、世界一小さいバチカン市国という国がローマの中に存在するのだ。

カトリックの総本山と言われている国で、

影では世界一の権力者と言われているローマ法皇がいる国だ。



ローマの街の一角に存在しており

入国にはパスポートなんて入らない。

簡単な身体検査だけで入国出来てしまう国だ。


僕らがバチカン市国についた時、朝から数万人はいただろう。

数えきれない程の人たちがバチカン市国の中心にある

サン・ピエトロ広場に集まっていた。


(こ、この感じはまさか!!)

と僕の心が騒ぎだした

すると電動カーに乗って手を振る白い服をきた男性が大衆の中を分け巡り

こちらに向かってきたのだ

そう、誰もが知るローマ法皇だ。


毎朝たくさんの人たちがローマ法皇の話を聞くために、世界中からこの世界一小さい国に集まっているのだ。

なんかラッキーな気分になった。

ローマ法王に会える機会なんて滅多にない。


余韻を残しながらも群衆の人込みを切り抜け

僕らはバチカン市国内にある美術館に足を運んだ。

サン・ピエトロ大聖堂などイタリアには教会が多く神聖な場所がたくさんある。

僕らにはルールがあった。

そのような場所では派手な格好で撮影するのは失礼になるから撮影は辞めよう決めていた。


世の中にはたくさんの人が存在して、

たくさんの価値観があり、それが時として意見の食い違いを起こし、

争いや戦争が起きる事もある

ローマ法皇は1つの教えを守り伝承して行き、これだけ多くの人を集める事が出来る。

いつか世界中の人が、1つの信仰に共鳴すれば争いごとなんてない

世界平和の日がやってくるのではないかと思った。


しかし、そんな大きな規模を考える事よりも僕らには

もっとやるべき大事な使命がある。


それは家族という同じ空間で過ごす人たちの考え方が

すれ違い争い事が起きない家庭を作ることだ。




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セレブ女性が集まる可愛いカプリ島


僕たちはローマを後にして電車で南に向かった。向かう先はナポリだ。

イタリアは日本のように縦に長い国だが、

南に行けば行くほど治安が悪い。

到着したナポリは、ゴミの街と呼ばれるほど汚くて治安が良くない街だ。

ナポリ市にはお金がなくてゴミ収集する人が足りず、ゴミがたくさん溜まっているのも原因といわれている。

フィレンチェに住んでいるフィレンチェ人ですら、

「ナポリなんて行くのはゴメンだね」

というくらいナポリ嫌いの人も多い。

この国の人たちは自分たちの街を愛している。

まるで違う国かのように他の街を敵対視しているようだ。

セリアAというサッカーリーグで街ごとにサッカーチームがあるのが原因なのかもしれない。


ナポリ駅前はクラクションの大合唱で、路上ではちょい悪いオヤジたちが酒飲みながら賭博をしている。さらに街は人通りも少なく、路地裏ではひったくり被害が多発している。

街には怖そうな人もたくさん歩いていた

不思議なのは日本と同じように南の方の人は、顔の掘りが深くて目鼻がしっかりしているのが

ナポリ人の特徴だ。


暗いイメージばかりのナポリにも、世界的に有名な美味しい食べ物がある。

それは古くから受け継がれてきた伝統の味、ナポリピッツアだ。



僕らはかけ足で街中を歩き、ピッチェリアに駆け込んだ。

モチモチした生地にトロトロなモッツァレラチーズ。臭みのない甘いトマトとガーリックの風味。

最高に美味しいピッツァを堪能した

バジリコの緑、トマトソースの赤、モッツァレラチーズの白でイタリアの国旗を表しているようだ

本当に美味しいモノを食べると

幸せな気分になるのが人間の本能だ。


幸せな気分になった後にナポリ漁港に向かった。

僕らの本来の目的であるカプリ島にいくのだ。


高速ジェット船に揺られること20分。

カプリ島到着。

白い建物が多く並び、地中海もエメラルドグリーンで綺麗な色をしている

天気も真っ青な晴天でこれほど空の広さを感じたことはない。

日本人のハネムーンの定番でもあるカプリ島だ。


そんな愛溢れるこの島に

僕は過去に1人で来たことがある。

留学後に1人でイタリアを巡った時に

「いつか彼女と来るだろう」と下見にきたのだ。

1人でフェリーに乗り、リフト乗って山の頂上の曇り空の中に突っ込んだ。

色んな意味で想い出ある島だ

島内には、すべて白い建物で出来たエルメス、ヴィトン、グッチなどハイブランドショップがたくさん並んでいたり、花や貝殻など海のモチーフを使った可愛いアクセサリー、ジュエリーショップも多く存在する

可愛いものに目がない女子なら死ぬまでに1度は行って欲しい島だ。



そこで僕らは、とある人と会う約束をしていた。

WEBであらかじめ予約していたイタリア人のプロカメラマンだ。

さらに日本人のアテンド付きが通訳兼ドレス、タキシードを持ってきてくれるサービスだ


カプリ島に到着した翌日の朝

僕らが泊っているホテルに日本人のアテンドの女性が汗だくになりながら

重たいスーツケースを引きずりながら運んでくれた。

そのスーツケースの中から出てきたのは

胸元にクリアスタッズのような装飾がついた少し個性的な純白のドレスだ

きっと彼女はこのドレスが似合うだろうと心の中で思った。


僕は別部屋で白いタキシードに着替え少し照れながらも、彼女の着替えを待った。


部屋の扉を開けるそこには

今まで見たことのない純白ドレスに身を包んだ美しい彼女の姿だ


2人の着替えの準備も終わり、いつでも撮影に行ける。


しかし、まだ来ないのだ。

イタリア人のカメラマンが。。


アテンドの女性が電話で確認したら、少し遅れるとの事。

イタリア人は時間にルーズで陽気でナンパ好きでお喋り上手というのが

日本人のイメージだと思うが、まさにそのままだ。

約1時間ほど待って彼はやってきた。


彼の名はカメラマンの「ルイージ」

背は165センチくらい、少し小太りで年齢は30半ばくらいだろうか。 

ブライダルフォトを撮るという事で気を使ったのか。

白いジャケットにインナーはストライプシャツ

白のパンツと白の靴、少し小洒落た感じの格好で彼はやってきた。

近所に住む陽気なお兄さんという感じだ。


「わりぃー、わりぃー。遅れちゃって。とてもドレス似合ってて美しいねぇー!

さっ、撮影に行こうか!」


みたいな軽いノリで僕らの撮影が始まった。

遅刻の事なんて全く気にならなかった。

許せれる気持ちになるのがルイージの人柄なんだろう。


「ベーネ!ベーネ!ベーネ!」

(いいね!いいね!いいね!)


ルイージの声が飛び交った。

まずはホテル内で撮影して、それから僕らは外の世界に飛び出した。


道に咲く名前も知らない花や、

何もない公園などでも撮影をした

どんな撮影でも本当にルイージは楽しそうにシャッターを向けてきた。


ルイージは僕らを笑わすのがとても上手だった。

「アンディアーモって日本語なんていうの?」

と聞いてきた。

「行きましょう」

と言うんだよと僕は伝えた。

ルイージは1つの場所で撮影を終えて次に移動するたびに日本語の

「イキマショウ!」

と言いたかったのだ。


ルイージはその言葉を覚えたら、すごく嬉しそうだった。


しかし、残念ながら

「イキマショウ!」という言葉よりも、

「アンディアーモって日本語で何て言うんだっけ?」

という言葉をルイージはたくさん聞いてきたのだ。


全然、言葉を覚える事が出来ないルイージ。

何回も何回も

「アンディアーモって日本語で何て言うんだっけ??」

と聞いてきて

逆に彼女がイタリア語の「アンディアーモ」という言葉を覚えてしまったくらいだ。

ひょっとしたら、これも場を和ませる為のルイージのジョークだったのかもしれない。


「じゃあこれからカプリ島で1番高いソラーロ山の頂上で撮影しよう!」

という僕らを誘導してきた。

ソラーロ山の頂上に行くには、1人乗り用の小さなリフトに乗って行くしかない。

彼女はドレス姿なのにリフトなんかに乗って大丈夫か?!と、

思いながらも面白そうなので

ま、ルイージについて行こう。となった。

ルイージは

「俺に任せとけ!リフトの人たち友達なんだ。チケットは要らない。タダ乗り出来るぜ!」

さすがカプリ島出身のルイージ。

どうやらこの島では結構、顔が効くらしい。


「アグーーーリ!!」(おめでとう!)

リフト乗り場にいたたくさんの人たちの祝福の言葉を頂いた。

ちょっと照れくさい。

カプリ島にはアジア人はあまりいなくて、ただでさえ日本人である僕らは

目立つのに真っ白のドレスとタキシードなんて、島中の注目のマトになっていた

しかし、照れくささはあるけど嫌な気分はなく、やはり純粋に嬉しかった


注意深く1人乗り用リフトに乗り、山頂に向かった。

山頂まではとても長かった。

なかなか頂上が見えてこない。

20分くらいかかっただろうか。

上に登るにつれ見る見る島全体が見えてくる。

地中海の深い海の色や、空の青さ、白い建物の可愛さなど、

全てを含みなんてハッピーな島なんだと思った。


リフトで僕らが上がるのと、すれ違いに上から下がる人たちもいる。

もちろん僕らの格好を見てみんなニヤニヤとコッチを見てくる。

カプリ島は世界中の人たちが集まる観光の島だ。

手をふってくる人もいれば、カメラで撮影してくる人もいる。

中でも多かったのは声をかけてくれる人達だった。

「アグーリ!」

「コングラッチレーション!」

すれ違う人たちから、おめでとうの声を沢山いただいた。

山頂に到着するまで50人くらいはすれ違っただろうか。

次から次へとお祝いの声をかけられる。

その中でも、印象に残った言葉がある。


70代くらいの品のある白人の貴婦人が僕に向かって、

「ハピネス トゥ ユー!」

という言葉をかけてくれた。

「幸福をあなたに」

そんな意味だろうか。

どこの国かも分からない見ず知らずの人に、たまたまリフトですれ違っただけで、

幸せを僕に与えてくれたのだ。

その言葉を聞いた時

本当に結婚して良かったなと思った


幸せというのは、言葉という音に乗せて相手に届ける事が出来る。

言葉は時として、相手を傷つけたり殺したりする凶器でもあるが、

幸せを届けたり、人を救う事もできる

それこそが言葉のパワーだと感じた。

結婚生活で今後長い人生をパートナーと過ごすことになる

その言葉の使い方は気をつけなければいけない。


僕等はソラーロ山の頂上に到着した。

そこからの景色はまさに絶景だった。

360度水平線を見渡すことができ、空の青さと海の青さが同色のように見え

まるで空を飛んでいる気分だった。

ルイージは相変わらず、

「アンディアーモって日本語で何て言うんだっけ?」

というジョークで僕らを笑わしてくれた。


山の上からの撮影も終わり次に

「海水浴場で撮影しよう!」とノリノリのルイージ。

オープンカーのタクシーに乗り、僕らを乗せて島の反対側の海水浴場についた。

そこで僕らがビックリしたのは

砂場のビーチなんて無く岩場だらけの場所だった。

世の中には海水浴場というのは、ビーチだけではないというのを初めて知った。

老若男女問わず、みんな水着になり楽しそうに泳いだり遊んでいる。

岩場が少し濡れており純白のドレスが汚れるか心配だった。

「もう最後だし、汚しても大丈夫ですよ」

という感じでアテンドの方が優しく言ってくれたので、気を使わずにドレスで撮影を楽しめた。


するとルイージがいきなり

「俺の後輩を今から呼んだ。これは俺から君たち2人に結婚のプレゼントだぜ!」

最初は意味が分からなかった。

何をプレゼントされるのか。

何故、ルイージの後輩がくるのか。


僕らは海水浴場からほど近くの灯台がある高台に移動した。

とりあえず高台で2人だけで待ってて。と言われ

僕ら2人を残しルイージとアテンドの方は

どこかへ行ってしまったのだ。


「ルイージどこに行ったんだろ。」

「ルイージって本当陽気で面白い人ね。」

「僕らにプレゼントってなんやろ。後輩ってどんな人が来るんやろー。」


そんな話を彼女としてたら、

10分後くらいに変わった音が空から聞こえてきた。

「ブロブロブロブロブロ・・・・・」

ラジコンのヘリコプターでもなく

プロペラが回った謎の飛行物体が僕らの方に寄ってきたのだ。


ドローンだ。


僕らはすぐに分かった。

きっとルイージからのプレゼントは

ドローンを使って空から僕らを撮影する事なんだと瞬時に分かった。

「ブロブロブロブロブロブロブロ・・・・・」

僕らはとりあえずドローンに向かって手を振った。

「ブロブロブロブロブロブロブロ・・・・」


するといきなり真っ黒のサングラスをかけた背の高い白人男性が、

僕らのところに全力で走ってきたのだ。


そして僕らに向かって

「キーーース!キーーース!キーーース!キーーース!」

キスは世界共通語だ。

キスの意味は分かるがその前に一体、お前は誰なんだ。

と思いつつも彼女とキスをした。


「ブロブロブロブロブロブロブロ・・・・・」

その音だけが、響き渡った。

周りが海に囲まれたこんな素敵なローケションで

キスをしたのは初めてだった

この島の人たちはみんな暖かい。

治安も良く陽気で楽しい人ばかり。


「キース!キース!」といきなりコールをしてきたのは、やはりルイージの後輩だった。

ルイージは僕らに空からの写真をプレゼントしてくれたのだ。

こうして僕らのカプリ島でのウェディングフォトは終わった。


彼女の中で今回の旅で1番印象に残ったのは、このカプリ島だと言っていた。

僕らは1日の撮影を終えた後、私服で島を歩いてても

「今日のお昼ウェディングの撮影してたよね?」

というくらいこの島の人は、フレンドリーに話しかけてくれる。

僕らはこの島の多くの人からたくさんのハピネスをもらった。


カプリ島に3泊したのだが有名な青の洞窟には行けなかった。

波が少しでも高いと洞窟内に入れないらしい。

青の洞窟が見れるのは40パーセントくらいの確率と言われている。

神様が、また今度くるキッカケを作ってくれたんだと思う。

いつか子供を連れて家族でカプリ島に

ゆっくりとバカンスをする日が来る事を楽しみにしている。


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彼女が指定した花の都フランスParis

僕らはカプリ島を出た後、イタリア国内を電車で北上した。

向かう先は、ミラノ。

世界3大ファッションコレクションが開催される街。

そんなミラノから飛行機に乗ってフランス、パリに行こうというプラン。

電車で4時間くらいかけミラノ駅についた。

「ミラノ チェントラーレ スタッツオーネ!」

ミラノ中央駅だ。

イタリア語の強いイントネーションの響きがなんか好きだ。

ミラノ駅についた僕らはBALで濃いエスプレッソを飲んで空港行きのバス停に向かった。

するとミラノ駅構内で、あるひとつの違和感を感じた。

駅内を見渡すとたくさんの人が大きなダンボールを抱えて歩いている。

友達同士でもなく、行き先もバラバラ。

何故、多くの人がダンボールを持っているのか。

その理由もわからず僕らはバスを待っていた。


すると数分後、いきなり爆音が聞こえた。

地響きするような今まで聞いた事のないとんでもない爆音だ。

その音に驚いた僕らは気になって彼女と音のする方へ向かった。

その光景をみたら、さっきの謎が全て解決した。

ミラノ駅の中央入口には200人くらいの人が楽器を持って演奏しているではないか。


フラッシュモブならぬ、

フラッシュライブだ。


日本ではあまり見かけないけど、海外動画ではよく見る街中で

いきなりたくさんの人が踊り出すフラッシュモブ。

それとは少し違い、たくさんの人が演奏するフラッシュライブ。

そう、ダンボールにみんなが隠し持っていたのは、

楽器だったんだ。この時に分かった。

ミラノ駅の構造上、音が外に逃げる事なくすごい迫力で生の大演奏を聴いた。


たまたま立ち寄ったミラノ駅なのにまるで

僕らのハネムーンを祝ってくれているかのような気持ちになった

人の気持ちなんて勝手に決めつけてしまう事ばかりだ

音を聞くときにそれは自分にとってどんな演奏だったのか、

それは自分次第でどのようにでも感じる事が出来る

音楽の素晴らしいところだ


その演奏が10分くらいで終わり、

みんなはそそくさとダンボールに楽器をしまい、

それぞれ自分の進むべき方向に歩きはじめた。いさぎよい解散だ。

偶然出会えた事にとてもhappyを感じた。



それから空港に向かいフランスパリいきの飛行機に乗った。

飛行機の上から見るパリの夜景は、

とてもロマンチックで映画に出てくるような甘い輝きを放っている街だった。

空港からバスと地下鉄を使い、まずはホテル向かい

次の日からパリ観光をスタートさせる事にした。


まず、僕らが向かったのは、

名画「モナリザ」が展示されているルーブル美術館。

ルーブル美術館の周りはとても広い公園があり、緑がたくさんある。

丸い円形の噴水の周りには取り囲むように椅子が準備されており

多くのカップルや、家族連れなどで溢れかえっていた。

鳩も噴水を遊んでいた。

ルーブル美術館の前で、

たまたま日本人カップルに声をかけられた。

この旅で日本人に声をかけられたのは、初めてだった。


「すみません、写真を撮ってもらえませんか?」

「はい、全然いいですよー!撮りますねー!はい、チーズ!」


何か分からないが装飾がたくさん施された大きな門をバックに

その日本人カップルの写真を撮影した。

撮影し終わった時にカップルの女性の方が、

「あのすみません。ひょっとして、岐阜の人ですか?」

と僕に聞いてきた。

「え・・・・?そうですけど。。」

僕は頭がハテナになった。

ひょっとしたら僕のお店の過去のお客様かも知れないし、同級生かも知れない。

はたまた若い頃に行ったコンパかどっかで出逢った人かも知れない。

嫁がいるのに、それはさすがに気まずい。。

「いやー、なんか喋り方が岐阜の人の喋り方な気がして!私たちも岐阜の人なんですー!岐阜の人ってイントネーション強いんですよねー!」

長い事、生きているとそういう偶然がたまに起こる事がある。

イタリア語がイントネーションは強いと思っていたが、

僕の日本語もどうやらイントネーションが強いようだった。

話を聞くとどうやら2人もハネムーンでパリに訪れているとのこと。

ご主人様はなんと僕の地元の隣の中学校が地元だった。


広い日本でそれほど人口も多くない岐阜市の人と、

お互い人生に1度しかないハネムーンというタイミングで、

たまたまカメラをお願いされたキッカケで、

フランスパリで偶然に出逢うこともあるのだ。

もうこれこそまさに、トレビァ〜〜ンだ。


その後、その2人と別れ僕らはエッフェル塔に向かった

誰もが知っているパリに存在するタワーだ

実際見たら思ったより大きくて、とても可愛いタワーだった。

全体的なバランスが良いのだろう。

タワーの事を可愛いと思える僕はどうかしているのだろうか。

僕ら三脚を取り出して、彼女はショートドレスに着替えて

エッフェル塔をバックに撮影をした。

彼女はジャンプしたり走ったり無邪気にはしゃいで撮影をしていた

子供のように楽しんでる彼女を見て、

将来子供が出来たら一緒に楽しく遊ぶ事が出来るんだろうなってそんなイメージまで膨らませくれた。


パリ観光はまだまだ続いた。

クラシックバレエにとっての聖地、オペラ座ガルニエに行った。

その中の装飾が豪華すぎる。とても大きなシャンデリアや天井にかかれた大きな絵、

見るものすべてがエレガントといった言葉では収まらない程のスケールだった。

パリでは行きたいお店があった

アンジェリーナという老舗のモンブランとマカロンが有名なお店だ

マカロンといえば一口でパクッと食べれる可愛い食べ物のイメージだが

そこのマカロンは違った

直径のサイズでいえばソフトボールくらいある大きなマカロン

それをナイフとフォークで食べるのだ

お菓子というより、ドルチェという感じで触感ももっちりしており

甘味もしっかりとありとても美味しかった

さらにモンブランも食べた。栗の甘さがしっかりと出ており

滑らかなクリームとのハーモニーが

口の中に広がった。

ヨーロッパにきてからは美味しいモノしか食べてない。

チーズがたっぷりサンドされたカルツオーネ、ボリュームたっぷりの牛肉を使ったピリ辛ソースのケバブ、まるでお肉のような歯ごたえある白身魚、パティストリーに宝石のように並べられたドルチェたち。

ここは幸せになる為の大陸なのだろうか。


そうして僕らのパリ初日は終わった。

次の日、僕らが向かうところは決まっていた

パリには分かりやすい観光スポットが多い。

大きな凱旋門だ。

写真をバックに撮るには最適な場所だ。

凱旋門からまっすぐに並樹道が続いている通りがシャンゼリゼ通りだ。


ファストファッションのお店や、雑貨屋さん、ブランドショップ、カフェやレストランなど飲食できるお店もあり、買い物を楽しむにはバッチリの観光名所だ。

買い物をしていたら、あっという間に1日が終わり、すっかり外は夜になってしまった。

再び凱旋門に向かうとライトアップがされており

とても綺麗に美しくどっしりと構えている


すると、その凱旋門をバックに

ウェディングドレスとタキシード姿のカップルが

カメラマンを連れて撮影を行っていた。

よく見るとアジア人のようだ。

「僕らと一緒でウェディングフォトをしているカップルいるよ!日本人かなぁー?」

「近くに行って見てみよう!」

と彼女と一緒に見に行ったら、

そのウェディングドレスとタキシードの姿のカップルたちは

昨日ルーブル美術館の前で

たまたま偶然出会った同じ岐阜出身のカップルではないか。

「あっ!!!また会っちゃいましたね。笑」

とすぐ声をかけにいった。

偶然にも2人もハネムーンのついでにパリでウェディングフォトを撮るという計画をしていたのだ。

昨日たまたまカメラ撮って下さい。と声をかけられた出逢いから、引寄せた出逢いだ

昨日の私服とは違い、ウェディングドレスが似合っており、

とても可愛くて綺麗な奥様だった。

パリの雰囲気ある街にピッタリで素敵なご夫婦だ


ウェディングドレスは、人生で特別な日に着るモノ。

それを着る為に頑張って貯金したり、

ダイエットしたり、エステに行ったり。。。

女性が人生で一番輝く瞬間と言っても間違いない。。

どんな人でも必ず人は老いていく。

世の中のモノはすべて失っていくモノばかり。

愛する人も家族もいつか別れがきて失ってしまう。


たくさん働いて貯めたお金も天国には持って行くことは出来ない。

若さも健康な身体もだんだん歳とともに失ってしまうもの。

そんなことに嘆いていても時間を止める事は出来きない。

ましてや地球の自転すら止める事は人類には出来ない。


ならば今を全力で楽しもう。


失ってしまう前に最高に美しい姿、女性が人生で最も輝いている姿を

写真におさめ未来に残してみてはどうだろう。

それが唯一の方法だと感じた


そのカップルと、

「また地球のどこかで会いましょう」

と特に連絡先を交換するわけでもなくお別れをした。


出逢いは必然であり、

またどこかで会うような気がする

全ての出逢いには意味があり、それを自分なりにうまく読みとれば

人生はうまい方向に進むと思う

僕自身も彼女との出会いによって

自信を持てて好きなように生きる事が出来ている。

その人との出逢いが自分にとって、どう人生を影響を与えるのか分かった時に

新しい道が開けるのだ。


秋のパリの町に優しい風が吹きチカチカと激しく光る夜のエッフェル塔の光に感動し、

僕たちは改めて結婚したんだと実感をしたパリの夜だった



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火山と氷河の国アイスランド

僕らは電車に乗ってパリの郊外にある空港に向かっていた。

電車内は、いきなり歌い出してお金をせびる人や、別に歌ってもないのにお金をせびてくる人などたくさんいた。

僕らが空港に向かっている目的は次の国アイスランドに向かう為だ。

数年前よりパリからアイスランドまで

格安で行ける新しいWowというLCCが開通したばかりだった。

日本から直行でアイスランドまで行くと値段もかなりの高額になるがパリ発のLCCに乗れば往復2万円くらいで行ける。

日本からネットで分からない英語を解読しながらもチケットの予約はもう既に完了していた。

パリの電車の内に、自転車を持ち込んだ日本人らしき若くて背が高いイケメンの青年がいた。

「きっとパリ在住でカッコいい青年だなー」

なんて嫁と話をしていた。

その時、僕は思った。

「電車に自転車なんて乗せれるんだなー」

空港に到着して僕らはとりあえずチェックカウンターに向かった。

スーツケースを預け飛行機の時間を待っていた。

すると、さっき電車の中で自転車を持ち込んでいたイケメン日本人男子が、

僕らと同じ飛行機の便に荷物を預けていた。

どうやらアイスランドに行くらしい。

僕はその時、再び思った。

「飛行機にも自転車って乗るんだ」

パリのシャルルドゴール空港はとても広く様々な人たちが歩きまわっている。

長い拳銃を武装した警察官がパトロールなどもしていたテロとかの問題もあり治安維持の為に警備が厳しくなっているのだ。

「変な人には気をつけなくちゃ行けないな。」と嫁と話しながら搭乗口前のロビーで待っていたら、

早速、変な人が出てきた。

中国人らしい男性が、白人女性に叫びながらお金を配っていた。

「もう意味が分からなかった。」

チップなのか何なのか。なんで叫んでいるのか。

そしたらそのお金をもらった白人女性達の隣に座っていたドレッドヘアーの背が高い

細いマッチョ黒人男性が、いきなり僕らの方を向いて

「スゲーナ!キミタチ、ニッポンジン??

イマノミタカ?オカネ、クバッテタゾ!スゲーナ!」

僕らはさらに意味が分からなくなった。

なんでその黒人さんが日本語ペラペラなのか、さらに何故、僕らに声をかけてきたのか。

とりあえず海外の世界は面白い。

島国である日本にいると日本語だけ喋れれば何も困ることなく生活できる

他の国は色んな国の人々が入り乱れ、

様々な言語や文化が入り乱れている

とても面白い。

その細いマッチョの黒人さんの話を聞くと、

ケニア出身らしい。むかし東京に住んでて過去に日本人女性と結婚していたとの事。

「なるほど、だから日本語がそんなに上手なんだ。」

ケニアダンスの指導者として、

世界を巡っており今からアイスランドに数ヶ月間、ケニアダンスの指導に行くとの事。

世界は広い。

その後、無事に飛行機に乗り込んだ。

LCCの飛行機はそれほど大きくなくて、

150人くらいしか乗車する事が出来ない飛行機だ。

3人掛けのシートで窓側に僕、

隣に嫁という配列で座って離陸の時間を

待っていた。

すると嫁の隣に見たことある人が座り込んだ。背が高めの黒髪ロン毛のイケメン。

そうパリからの電車の中に自転車を持ち込み、さらには飛行機にも自転車を持ち込んだ

日本人男子だ。

いくら狭い飛行機とは言える150人くらいいる中で日本人は僕らだけで、

よりによって三列シート横3人とも日本人になるって、

「なんでやねんっ!」

とここ心の中で叫んだ。

これほどなんでやねんと思った事はない。


人との出逢いは必然的なモノだ


話を聞くと東京都出身の21歳の大学生、

休学して1人でヨーロッパ巡りをしているとの事。

ドイツやノルウェーなど様々な国を巡って、次はアイスランドに1カ月くらい滞在する流れだった。

自転車について聞いたら本来、工具を使って分解出来る自転車らしいが、ホテルで自転車を分解する工具が盗まれてしまったらしく、

泣く泣く自転車ごと電車や飛行機に乗せたというワケだ

なるほど、改めて話を聞くとスッキリするものだ。

「ブルーラグーン入りにきたの?」

「ブルーラグーンは高いので(入場料5000円くらいする天然温泉)そこらへんに、湧き出てる天然温泉があるらしいので、テキトーに入ります」

お金をあまり持たず長い間1人でヨーロッパを巡っている

行動力、度胸などついて将来きっと有望な社会人になるだろうと思った

それだけ話してその男の子は飛行機の中でよほど疲れていたのだろう、すぐ静かに眠りについた。

その隣でどこでもすぐ寝る嫁も気持ち良さそうに眠りについた。

その男の子も嫁も、

口を開けたまま静かに眠っている。

パリから3時間くらいたってアイスランドに無事到着した。

空港の出口で再び、イケメンの日本人少年と出会った。

「やばいです。自転車がロストバゲージしました。。。」

ロストバゲージとは荷物が間違われて他の空港に行ってしまったり、

紛失してしまったりする事。

なんてこった。

どうやらその自転車は勝手に世界を旅する事になった。

旅にはハプニングがつきもの。

彼には可哀想だが何もする事が出来ず、僕らは空港を後ずさりした


まず空港から出た僕らの一言目が、

「さ、さ、寒いっ!!」

イギリスよりもさらに北に位置し

北極に近くてとても寒い。

僕らはパリで買ったお揃いの

青と赤の色違いのダウンジャケットを着ていた。

まずはブルーラグーンという

世界一広い天然温泉に向かった。



長い旅の終盤にアイスランドを持ってきたのは、この温泉に浸かってゆったりしたかったという理由もあった

更衣室で日本から持参した水着に着替えて、夜のブルーラグーンに嫁と向かった。

その外の世界は心臓が凍ってしまうのではないかと思うくらい寒くて、死の危険まで感じるほどの寒さだった。

一面が温泉の湯気で覆われて視界も数メートル先しか見ることが出来ない。

温泉の色は白というか薄いグリーンっぽい色をした温泉だった

温度でいうと40度くらいだらうか。

外の世界はとても寒いのに温泉の中は暖かくて最高に気持ちのかった。

日本でいうと台風並みの風力で、とても冷たい空気が上半身に突き刺さる

「風が痛い。」と感じたのは生まれて初めての感覚だった

とにかくブルーラグーンは世界最大と言われる事もあり、広かった。50メートルプールが4個くらいある広さだった

日は落ちあたりは真っ暗だ

肌の角質を落としてくれるドロパックをしたり、温泉の中にはBarが併設されており、お酒を飲んだりも出来る


もうここは天国ではないのかと真剣に思うほど幻想的な世界だった


極限の寒さと暖かいお湯

よくギャップのある人はモテるというけれど、その意味がなんとなく分かった気もした。

僕らが泊まるホテルはアイスランドのユースホステルに泊まる事にした。

色んなホテルを色々泊まり歩いてきたけど、ここのホテルが1番印象に残っているかもしれない。

北欧家具が日本では人気だか、それを本底感じる事が出来るホテルだった。

ロビーにたくさんのローテーブル、ローソファーが並べられていた。ランプも関節照明も、丸いものから、四角いもの、トゲトゲのものまで様々なデザインが並べられていた。

鹿の角を使ったオブジェクトや、壁にかかつた絵など、イタリアやフランスとはまた違った雰囲気のあるロビー。

そこにもBarが併設されており嫁と一緒に暖かいコーヒーを飲んで身と心を暖ためた。

「オーロラ見れるといいねー。。」

僕らはオーロラを見にいくツアーに申し込んでいた。しかし、その日はあいにく天気が悪くオーロラは見れずツアーは決行されなかった。

次の日、僕らはレンタカーを借りた。

アイスランドの首都レイキャビークは世界で最も北部にある首都でアイスランドの重要機関ほとんどがそこに集まる。

メインは車での移動手段だ。

国際免許もしっかり更新してきた僕は、車に乗り込んだ。

出てきた車は30万キロくらい走行距離があるボロボロのトヨタのミッションのレンタカーだ。

まぁ、仕方がない。

僕らには行きたい所がある。

僕らの行きたいところというのは、レイキャビークから東へ400キロくらいの距離があるスカフタフェットル国立公園だ。

そこにはどうやら「氷の洞窟」というモノがあるらしい。

よくネットで上がっている死ぬまでに行きたい絶景に掲載されていたスポットだ。



青く太陽の光が透き通る氷のトンネルのように続きその中を通れるといった

そんな所で是非、ウェディング写真を撮りたい!

そんな軽いノリで行くつもりだ。

しかしネットで見ても

日本人で「氷の洞窟行ってきたよ!」というweb記事を見た事がない。

もしや日本人行ったことある人はいないのでは?!僕らが日本人初になれるのではと、

変な期待をしてしまっていた。

しかし、レンタカーを運転し始めて

それがすぐ恐怖へと変わった。

僕はミッションの車を運転するのは、

18歳の時に免許取得の時に運転したぶりくらいだ。

最初は、

「ドドドドドンッ!!」

とエンストして車は止まった。

さらに、

「ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドドドドンッ!」

とノッキングしてからのエンストをした。

果たして初めての海外レンタカーで

左車線左ハンドルを運転して、

400キロ(東京から京都を車で日帰りするような感じ)を走れるのか。

しかもアイスランドの道はほとんど無料の高速道路状態。スピードをグングン出せて、死亡事故の多い国。

車もボロボロすぎるので途中で故障してもおかしくないレベル。

電話も圏外エリアばかりだし、もし繋がったとしてもアイスランド語も英語も分からない。

一本道なので迷う事はないが、

もし、車が故障したら僕らはこの寒すぎるアイスランドという国に、エアコンの効かない車の中で一晩過ごすと考えたら、背筋がゾッとした。

しかし400キロの日帰りだ。時間がないと思い、とりあえず東の方向にスタート。

ミッションにもだいぶ慣れてきた。

海外によくあるクルクル回るロータリーのような進行方向を変える構造にも慣れてきた

ただ本当にひたすら一本道を走る

アイスランドは火山の国というだけあって、のどかに広がる土地は、茶黒い土色をしておりそれが永遠に続いていた。

本当の自然の川を見た。

僕らは人間の手により舗装された川しか今まで見た事がなかった。

何も舗装されない川というのは

くねくねと自由に広がり、まるで生きているかように好きな方向に川は流れていた

アイスランドは自然が本当に豊かだ

いきなり大きな岩があると思ったら、そこから大迫力の滝が流れ落ちている

それにしても、ドライブしていて疑問に思ったことがある。

「あまり木を見ない。」

山のようなモノには緑のコケみたいなのが全体を覆っており、地上の土から映えている木をあまり見ない。

寒いから植物が育たないのか、それとも火山の土からは植物が育つ為の栄養が摂れないのか。

それにしてもあの飛行機であった大学生が言っていた天然の湧き水の無料温泉みたいのが、見た当たらないが無事温泉に入れたのだろうか。自転車は届いたのだろうか。

ただただ真っ直ぐの道を地平線に向かって嫁とずーーーと話をしながら走った

対して大きく景色が変わることもなく、

ひたすら真っ直ぐ走るだけ。

でも、それだけでも楽しかった。

今回の旅は嫁とずっと一緒に行動していたけど、喧嘩なんてすることはなかった。

お互いがお互いを尊重しあい、悪いことが起きれば自分のせいにしあい、

自分の否はすぐ認め相手の為に動こうとするタイプ同士だから

喧嘩する事はないんだと思う。

大自然の長い一本道を走っていると、これも人生のようなモノと考えるようになった。

何も変わらない景色をひたすら走っている。

それを楽しいのか、楽しくないのか

それは自分の考えかたで全てを決める事が出来る。

いま、嫁と一緒にいるだけで楽しい。

もしパートナーがそう思わせてくれる存在であれば、ただの一本道でも楽しい世界に変える事が出来る。

むかし誰かが

「ハネムーンとは人生の縮図である」

みたいな名言を残した事がある。

なんかまさに納得した。

まずどちらが行き先を決めるのか、

人生の方向性を決めるのか。

どのように準備をするのか。

誰が準備をするのか。

そして、どう楽しむのか。

ハネムーンという旅行をパートナーと

どう楽しむのか。

人生という長い時間をパートナーと

どう楽しむのか。

似ているかもしれない。


こうして僕らはなんとか5時間くらい車を飛ばして

目的であるスカフタフェットル国立公園に到着した。

時間は夕方の16時。

なんかそんな観光名所いえる場所があるとは思えない雰囲気。

国立公園から少し歩いた所に、

氷山のようなモノで出来た巨大な氷の山を見た。

きっとあの中に氷の洞窟があるのだろう。

そんな風に思いながら、

国立公園の閉園の時間も近かったので諦めて、僕らは残念だがひっそりと

あとに引き返す事にした。

そしてまた長い一本道を走り続けた。

途中、羊の軍団に道を占領されたりもした。

大雨が降り視界が全く見えなくなったりもした。

夜中の23時頃ようやくホテルに無事帰ってくることが出来た

氷の洞窟に行けなかった事は少し寂しかったけど、

それ以上に安心感の方が上回った。


妻と一緒に無事に帰ってこれたから、ただそれだけで幸せだなと感じた。

刺激ある人生は楽しいけれど、

何もないこの当たり前の時間も幸せだと気付かせてくれた

そうして残念ながら2日目の夜も オーロラを見ることは出来ず、

僕らはアイスランドを後にした。


広大な自然の大きさに驚き、人として生かされている事を知れたアイスランドだった

今まで人が作ってきたモノに感動をしていたけれど、自然が作り出すモノはもっと感動をするアイスランドは、是非、自然のパワーを実感してほしい

またオーロラを見る為にリベンジしに来ることだろう

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最後の街 イタリアフィレンチェ

僕らはまたイタリアに戻ってきた。

元々は僕の留学先であったこの街に来るのが本来の目的であった

夜にフィレンチェの街についた

街中にはメリーゴーランドなどがまわっており、週末ということもあり観光客で溢れかえっていた。

僕らフィレンチェ中央駅から

タクシーに乗り込んでネットであらかじめ予約したホテルに向かうことにした

しかしタクシーの運転手に住所を伝えたら、

「この住所は存在しないよ。」

「え?」

よく分からなかった。

とりあえずホテルに電話しよう。

電話をしてみても現在使われていません。のアナウンスが。

そのホテルについて僕は改めて調べてみたらホテルは廃業となっているではないか。

ネットのホテルマッチングサイトを使い

そのホテルの予約をしたのだがどうやらサイト側のミスでそのホテルを廃業した管理をせずにそのまま掲載してしまっていたらしい。

タクシーの運転手さんは、近くのホテル街まで送ってくれた。

お支払いは要らないから頑張ってホテル探しな。と、人の優しさにまた触れた

そこからが大変だった。

確かにホテルがたくさんあったが

どのホテル行っても空室がなかった。

夜の22時を過ぎていた。

ホテルの星の数なんて関係なしに30.40件ほどHotelに飛び込みまくったが、

すべてNoの答えだった

人気都市と言うことで完全なホテル不足だった。

もう石畳を重たいスーツケースをガタガタと引きずる事は重労働であり身体も疲れきってしまい駅近くの24時間営業のマクドナルドに入った。

嫁も疲れててさすがに申し訳無い事したなと思った。

マクドナルドに入ってからもネットでホテルを調べ、つたないイタリア語で近場のホテルに何時間もかけ続けたが、全て断られた。

脳裏にヨーロッパ最後の夜が、まさかホテルが取れずマクドナルドで

一晩を過ごすのか。。と巡った

しかし、その予想通りになってしまった。

フィレンチェは治安の良い方だけど、

さすがに夜の街をスーツケースひきずった観光客丸出しの日本人が歩いてたら、

絡まれるに間違いない。

マクドナルドには警備員が2人いた。

若くてヤンチャそうな若者たちで賑わっている。その為に警備員が夜中にいるのだ。

もう朝を迎えるまで、こんなに時間が遅く感じた事はない。

周りがうるさすぎて寝れる状況じゃない。

若者と警備員とのケンカまで始まっている。

最終日の夜に僕は少し落ち込んでいたが嫁の方を見ると、

マクドナルドのイスで座りながらまさかの爆睡をしていた。

どこでも寝れると言うのは知っていたが、

まさかヤンチャな若者が集まるこんなうるさい海外のマクドナルドで座りながら寝れるとは。

なんか僕とは正反対な性格をしている。

常に考えて自分を追い込んでスピード重視で焦ってる僕に対して

嫁は自分のペースで落ち込む事もなく、

いつも常に笑顔で明るく生きている。


そういう所が尊敬できるところと


改めて思った。

別に嫁は何も考えていないワケじゃない。

何も考えないようにしているだけなんだと。

目の前に起こったどうしようもない事実に対して、嘆いたり落胆していていも

特に現状が良い方向に変わるわけではない。

そんなんだったらいっその事、

考えない方が気楽で楽しく生きる事が出来る。

そんならことを嫁から教わった。

というか僕なりのリサーチでそうなんだと考えた。

結局、僕は一睡もする事なく、

朝を迎えた。

駅のbaggage(荷物を預ける所)に

スーツケースなど重い荷物を預け僕らは

日の出と共に動き出した。

朝日がアルノ川に反射されとても綺麗だった。

10月上旬の街は少し肌寒い気温で

朝からマラソンをする人などを見かけた

昼や夜にたくさん賑わっているこの街も静かだった

この石で作られた建物達は、

築何百年といった建物が多い。

僕らの生まれるずっと前から、この場所にたっている建物ばかりだ。

そして、僕らがいずれ死ぬ時も、

死んだ後もずっと変わらない街の風景が

この場所には残っているんだろう。

フィレンチェの大聖堂ドゥーモは、

真っ白な大理石で作られた巨大な建築物。

建築年数に400年もかかったらしい。

作り始めた世代の人は完成を見ることは出来なかっただろう。

作り終えた人たちは作り始めた人達と話をする事が出来なかったであろう。

人から人へ受け継がれ、

作られている技術

ジュエリーの伝統技法も建築物も

すべて受け継がれている

古いモノを長く使う精神がこの国には宿っている

日本にいると使い捨てが

当たり前だと思う事が多い。

安く買って不必要になれば捨てて

新しいモノを買えばいい。

確かに新しいモノは新鮮で使うことが気持ち良いかも知れない。

しかし、

「愛着」という感情が沸くのが

人間で古くから使っていたモノを、

壊れても修理して大切に大切に使い続ける事で生まれてくる感情もあるだろう

夫婦関係もそういった精神の方が良いのでは?とふと思った。

確かに次から次へと若い女子に乗り換えて、たくさん遊ぶ事は男子にとって生きがいであり、新鮮で快感を感じるかもしれない。

しかし、

長年付き添って嫁との大事な時間の方がかけがいない時間であり、

どんな新品の製品よりも愛着があり

安心感を感じる存在になるものではないかと。

まだ新婚の僕が言うのは変かも知れないが、きっとそのような感じがした。

僕らは20分ほど歩き続け階段を登っていった。ミケランジェロ広場という小高い丘の上にある街一体を見渡せる広場に向かっていた。

3年前に僕が留学していた時にみた同じ光景を嫁に見せたかった



それはまた何百年前の人達も見ていた光景

屋根はオレンジ色で統一されており、

ヨーロッパの風合いすごく感じるスポット

さらに猫の多い街だ

そこで僕たちは最後の

ウェディング写真を撮影し終えた

マクドナルドで一晩を過ごしたから、

お互い髪の毛ボサボサで、

睡眠不足で目も腫れぼったくなっている。

それも今思うと良い想い出だ

こうして僕らのハネムーンは終わった


僕らの記憶は薄れていくものだか、

写真を沢山撮ったおかげで

その記憶がまた蘇らせる事が出来る

僕らがおじいちゃん、

おばあちゃんになった時に写真を見て心を若返らせる事が出来る

また何年か後に嫁とくる事を約束して

僕らは日本に帰った

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結婚というモノは、何か??

僕はオーダーメイドで結婚指輪を作る

職業柄たくさんの新婚カップルを見てきた。

様々なカップルを見て思う事は、

男性と女性のバランスが大事だなと思った

好奇心旺盛で前にグイグイ出てくるタイプの男性には、一歩ひいて彼を見つめる大人しい奥様

やりたい事があり目標を持って生きる力強い女性には、すべてを包み込んでくれるような優しい旦那様

世の中バランスで出来ていると思う。

結婚に関して大事だなと思うのは、

「いかに相手の事を想い合う事が出来るか」という事。

男性は

「俺が絶対に幸せにする!!」

という強い想いであっても、それが女性にとって求めてない事であれば、それに気づいて一歩身を引かなければならない。

男性の「絶対に!!」と言う言葉は、

男性にとっては絶対かも知れないが、

女性にとってはそれは論点が違う場合が多い。

逆に女性は男性に対して

もっとオープンにする事が相手を想う事に繋がる。女性の方が精神的には強く出来ている生き物。

相手に対して迷惑をかけないようにとか、少し大人っぽく対応しようとか強がってしまう事がある。

それが自分で自分を苦しめてたりする。

しかし、男性はもっと頼って欲しい生き物だから弱音を吐いたり甘えたりしてあげる事が相手を想う事に繋がる

彼が悲しむから悩みの相談が出来ないというのが、逆に彼を苦しめたりする

一概にすべてのカップルがそういう事に当てはまるワケではないけど比較的に多い

と感じた事。

「結婚は人生の墓場」

「結婚は人生の終着点」

など暗い話をする人が世の中には多い。

本当にそうだろうか?

少なくとも僕は結婚してすごい幸せだし楽しい毎日を送っている。

僕のおじいちゃんおばあちゃんもいつもケンカしていたけど、

いざおじいちゃんが病気で亡くなってしまった時、本当におばあちゃんは悲しんでいた。

その後も毎日仏壇に手を合わせ、

語りかけ続けている。

「今日はこんな事があったよ」

「こんなお土産を買ってきてくれたよ」

とおばあちゃんは仏壇の中の

おじいちゃんに毎日語りかけている。

というよりもおばあちゃんは心の中で生きているおじいちゃんに語りかけているんだと思う。

自分の心の中にパートナーが存在するって

すごい幸せなことではないだろうか。

結婚する事によって生涯信頼できるパートナーが存在する事がどれほどその人にとって心の強みになる事だろう

笑顔をもらって幸せな気持ちにしてくれる事だろうか

世間から見たら少数派かもしれないが少なくとも僕は結婚は幸せだと思う。

「結婚なんて墓場だよ。」

ひょっとしたらそう言っている人も、

口ではそうやっていうけど心

の中ではニコニコしているのかも知れない。

このストーリーを読んで少しでも

結婚って良いなと感じてもらえたら嬉しい。


結婚しない人が最近増えているけど、

再度、結婚の素晴らしさを確認してもらえたらと思います。


2014年10月上旬に帰国した僕らは、

10月下旬にウェディングパーティーを地元で開催した。

色んな所でで撮影してきた写真を

パネルにして壁に貼りまるで写真展のように会場の入口に飾る事が出来た。

▼2015年10月

現在、僕らは変わらず嫁と仲良く暮らしている。

しかし、一つだけ大きく変わった事がある。

それは8月に僕らの間に可愛い女の子のベビーが産まれた事だ。

結婚の喜びとまた違った喜びを感じる事が出来る

いつか子供を連れて世界中で写真撮りに行こうなんて、嫁と話をしている。

これからの生活が楽しくてたまらない。


結婚とは、そういうものだと思っている。


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※このストーリーは、すべてほぼ実話です。

結婚の価値観に関してネガティヴな人が増えている世の中でも、こういった考えの人も実際にいるのは事実です。

・もっと結婚について前向きな人を増やしたい

・こんなハネムーンにしたい

・恋人に読まさせてたい。

・結婚したくなった!

など思ったかたは、

「シェア」して少しでも多くの人に広げてくれると嬉しいです。

実際、どんな2人が行ったのか興味がある人だけで良いので

是非、写真とかチェックしてみて下さい。

◎Neverまとめ

「ワールドフォトウェディング」で検索

(http://matome.naver.jp/m/odai/2142329082078306101)


「このストーリーを読んだ人すべてに幸せな結婚生活が訪れますように。」





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話題作おめでとうございます(*´ω`*)

長谷川 邦義

株式会社MAIGICO代表取締役 ジュエリーの製造販売業をしています。 自社ブランドMAGICO&Dec.のデザイン兼製作も行っております。 フットワークは軽く世界中どこにでも行きます。

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長谷川 邦義

株式会社MAIGICO代表取締役 ジュエリーの製造販売業をしています。 自社ブランドMAGICO&Dec.のデザイン兼製作も行っております。 フットワークは軽く世界中どこにでも行きます。

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