本音の・本気のお付き合いが好きなんです!

私は、建築総合商社でOLを12年していました。

2年目から後輩ができ、教育係もしていました。


      

                



最初は、自分の事で精一杯。

後輩の面倒をみることが負担でありつつも、楽しくもありました。




毎年、同じ部署に後輩が入社してきていたので

12年で、10人以上の直属の後輩がいて、

その他、他部署には何百人という数えきれない程の仲間と仕事をしてきました。



先日、直属の後輩ちゃんが遊びに来てくれ

こんなことを言ったのです。



Oちゃん
高堀さん。私、高堀さんに本気で怒られた事あるんですけど、覚えていますか?

はい。よーく覚えています。


本気で怒ったので、忘れられず・・・。


彼女は、すごく仕事に一生懸命で入社当時からやる気のある子でした。

それが分かったので、自分の部署に入った時から期待のホープだったんです。



ハキハキ・てきぱき。

表現は、ちょっと不器用だけど

でも一生懸命さが伝わってきたので、

絶対に育てよう!! と決めていました。



ところが、最初は凄く頑張っていたのですが

入社して半年位してからかな。

環境に少し慣れてきた頃、ダラケだしたのです。


席が隣だった私は、色んなことが見えていて。




電話の取る量が減る・・

机が汚く整理されていなく書類がどこにあるか分からない・・

お願いした事をやらない時がある・・

椅子に座る姿勢がドンドン悪くなる・・・


と、見るからにやる気を落としているのが分かりました。




         

        



部署の仲間も、彼女の事を気にかけていて。

誰もが、やる気を落としているのが分かっていました。




最初は、遠回しに注意をしていたのですが

ある時、何かをきっかけに私の怒りが本気になり。



高堀 郁恵
「Oちゃん。私は、Oちゃんが大好きだから本当のこと言うね。

仕事出来るよういなりたい?なりたくない?

どちらでもいいから選んで教えて。

出来るようになりたいなら、私は、10年分の知識を全部教えたい。

でも、Oちゃんが、やりたくなかったら、それはそれでOKだから

最低限のことだけ教えるから」

と淡々と伝えたのです。


Oちゃん
出来るようになりたいです!!教えてください。頑張りたいです!!

と、彼女は即答。


そう言わざる負えない状況だったのかもですが・・・(;^_^A


それからの彼女は激変!!



        

                           




分からないことは、すぐに質問してくれノートに書く。

調べ物も、とことん理解するまでやる。

とにかく丁寧に対応する。

分からないので教えてください!と素直に聞いてくれる。




他部署からの評価も、グングンと上がっていきました。






この当時の事を覚えていて、


Oちゃん
「高堀さん、本気で怒ってくれましたよね。
私、今になって後輩が出来て分かったんです。
高堀さん、怒るの嫌だっただろうな。
怒られるより、怒る方が嫌じゃないですか。
本当に、ありがたかったな と心から感じているんです」

この言葉を聞いて、すごく、すごく嬉しかった!


私が選んだ後輩は、間違っていなかった!!と嬉しくなりました。




教育係を何度も経験させてもらったけど、

やっぱり注意するのは、毎回、嫌でした。



悪者になりたくないし、言いにくいし・・・・。


しかし、「教育」も私の仕事の一つで

私には後輩を育てる「義務」があって。




自分の職歴が上がるにつれて

嫌われてもいいから、相手を思っての教育をしよう!

と思えるようになり、後輩達と向き合うようになりました。





私は、上辺の付き合いや教育はしたくありません。



本音で、本気で人と付き合いたい。



心からの人間関係を創りたい。



                    




今も、昔も、この気持ちに変わりはありません。


12年のOL生活を卒業し、起業して間もない私。

これからお会いする生徒様や、お取組み先様とも同じ想い。



本気の・本音のお付き合いをしていけたら と日々感じています。


これから、どんな方々とお会いできるかが楽しみで仕方ありません!






幸せなご縁が広がりますように。







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