26.自分の作品の紹介の仕方

前話: 25.ネットショップに遊びに来てもらう
次話: 27.オーダーにはお気をつけあそばせ

押し売りにならないように、興味をもってもらえるように



いろいろと苦心しますよね(;'∀')


せっかくの優雅なあなたのお城、女主人のあなたが遊びに来てくれたお客様へ

「これ、いかがです?素敵なのよー」

なんてぐいぐい言っていたら台無しです。


もちろん、通販やカタログ販売みたいに、スペックをきちん書くのも大切です。

そんなご紹介ページはご用意しておくとお客様にとっても、丁寧で安心できます。


◆価格、サイズ、重さ、仕様などのテンプレートを作っておくと、やりやすいでしょう。


日々の情報アップと並行して、新作または旧作、自分のお品をアップしていきますが、

この時にそのスペックだけをつらつらと書くページにならないように気を付けましょう。


自分がどんなところにこだわったのか、

どこを見てほしいのか、

どんなシチュエーションで使ってほしいのか、

どこあたりに苦労したのか、

どんな思いを込めたのか、


まるで独り言のように、夢想のように、あなたの思いをつづってください。

何度も書きましたが、

格安だとか、割引だとかを訴えて売ろうとするのは大変に危険です。

あなたの大事なお城が崩れる、負のスパイラルが始まってしまいます。


また、どこかに比べて安い、質が良い、のような比較もしないほうが良いでしょう。

その「どこか」は、あなたのお客様と密接につながっている可能性があるのです。


あなたの作品は、好きな人は好きなのです。

自信を持っていてください。


1万人の集客があった大々的なイベントに参加した時の話です。

家電のイベントだったのですが、一部分のブースが空いてしまったために農産物のコーナーができていました。

高級メロン1玉5000円を1玉1000円で特売していたのです。


が、まったく売れません。一生懸命売り込むのですが、誰も足を止めないのです。何十万円もする冷蔵庫や掃除機はバンバン売れるのに。


最後にはメロン売りの兄さんは怒り出してしまって、

「こんなひどいイベントは初めてだ!! 二度と出ない!!」と叫んでいました。


興味のない人には、いくら言っても、興味を持ってくれることはありません。

けれど、たとえ今はあなたの作品に興味がなくても、いつかなにかでふっと思い出して、

面白いつながりが生まれるかもしれません。


押し売りをしても、いらない人はいらないのです。

けれど、それはあなたの作品が悪いわけでも、相手が悪いわけでもないのです。










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27.オーダーにはお気をつけあそばせ

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