医療事務でのイジメで人間をやめようと思った日の記憶

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 明るい未来しか見えなかった医療事務への就職



私は希望に満ち溢れていました。


高校を卒業して専門学校へ行き、

専門学校では友人たちとの楽しい学生時代を謳歌。

2年生の秋には無事に就職先が内定していました。


内定先は地元では有名なクリニック。

クリニックの中では規模が大きく、
入院や手術をしていたり、食堂があったり
設備が良いところでした。


私がそのクリニックの面接を受けた理由は
お給料やボーナス、福利厚生が他のクリニックよりも
ずば抜けて良かったためです。

普通、クリニックだと産休制度を設けていない
というところが多いのですが
このクリニックでは産休制度も設けていました。



会社員の父からも

『福利厚生がしっかりしたところを選びな!』

とよく言われていましたし、私自身も

『ここなら長く勤められて安定できるな』

と思い、このクリニックに面接を受けることを決めたのです。


そのクリニックから専門学校へは2人分の求人が来ました。

給料や福利厚生がちゃんとしているのに
応募するのは私ともう一人の女の子の2人だけ。

もっと大勢受けても良さそうなのに
2人しか受けなかった理由は、
学校の先生の言葉からです。

『ここは給料いいけど先生が怖いよー』

そんな風に言われていたので
みんなはビビって応募しませんでした。


でも、私は

『どうせ先生たちの脅しだろう。
ひとつのところへ応募が殺到しないように
大げさに言っているんだろうな。』

くらいに思って、応募しました。

職場の人間関係なんて入ってみないと
分からないですからね^^


面接に行ってみると、とてもにこやかで優しい
60歳くらいの院長の奥様が出迎えてくれました。

そして、面接なんてないまま

『服のサイズはMで良いかしら?』

『ここが従業員が休憩する部屋なの』

『タイムカードはここにあるからね!』

というように、すでに内定は決定している
という風に受け入れてくれました。


2人欲しいところに2人の応募が来たので

じゃあこの2人で決定!!

みたいな。笑


なにはともあれ内定が決まって
本当に良かったな~と、心底ホッとしていました。


家族もみんな喜んでくれました。

『良いところに決まって良かったね!』と。


そして3月には友人たちと卒業旅行でグアムへ行きました。




みんな別々の道へ進むけど、ちょくちょく遊ぼうね!
友達A
うんうん!近況報告しよう!
友達B
4月からはみんな医療事務の仕事頑張ろうね!


みんなでそんなことを言い合いながら、
新社会人への期待を胸に最後の学生生活を楽しみました。


そして、無事に卒業しました。



3月下旬から、いよいよ初出勤です。

よく『期待と不安を胸に抱いて』
なんて言いますが、
私は期待しかありませんでした。


学生時代からずっとアルバイトをして
お金を稼ぐ喜びは感じていましたし

『社会人になったらもっともらえる♪』

なんて考えたらワクワクが止まりませんでした(*^^*)


現に、一足先に高卒で就職した友達は
いつも洋服をたくさん買って
楽しそうにしていたため、

『私もこんな風に楽しい毎日を送るんだろうな』

そう信じて疑いませんでした。


また、私はわりと積極的に
仕事をする方で
専門時代に実習で行った病院の方々にも

『勉強熱心だね』

『うちで働いて欲しいくらい』

と、お褒めの言葉をいただいていたので
就職しても問題なく業務をこなせるだろうと
思いました。


まさかあのような体験を待ち受けているとも知らずに・・・



初出勤の日




そして迎えた初出勤の日。


20歳の私は、着慣れない真っ白なナース服を
嬉し恥ずかしな思いで着用し、
就職先のクリニックへ出勤しました。


早めに着き、まだ誰も出勤していない
職場を見渡して


『今日からここに通うんだな!
よーし、頑張るぞ!!』

そんな風に意気込んでいました。


従業員は総勢15名のクリニック。

受付と検査室と診察室の
3つの部署に分かれていて
私が配属されたのは受付です。


ちなみに、同期の子は検査室スタッフとして
配属されました。


受付には3名のスタッフがいました。

1人は40代後半でとてもキレイで
巻き髪クルン♪なマダムのSさん。

上品でお金持ちそうな雰囲気が
醸しだされていました。

もう1人は24歳のキレイなNさん。

そしてもう1人は30歳天然キャラのFさん。

この3人が受付で、みんなとても
優しくしてくれました。


一番年上のSさんが指導係をしてくれて
とても丁寧に業務を教えてくれました。


分からないことはなんでも聞きやすい
雰囲気の受付だったので
新人でも居心地が良かったです。


しかし問題は検査室。


検査室にも3人のスタッフがいましたが
1人ボスがいました。

35歳のMさん。

ショートカットで鬼のような
キツそうな顔をしていて
新人イビリをすると有名な様子でした。





気に入っている人とは
楽しくお話するのですが、
気に入らない人にはとことんイビる。


相手が何をしても

『それはそういうやり方じゃないでしょ』

『何度も言わせないで!』

『仕事してる意味がない!』

『もう教えるの無理』

そんな罵声をあびせるのです。


Mさんが怒っている声は
ちょっと離れている受付にも
よく聞こえてきました。


Mさんのイビリは
明らかに不当なもので
相手を追い詰めるのを
楽しんでいるかのようでした。


結婚していて2歳の娘がいるという彼女は
何不自由なく幸せな生活をしているはずなのに
どうして人をいじめるのかな?
と不思議でした。


他の検査スタッフも
Mさんに嫌われないように
上手にやり過ごしているようで
新人がいじめられたって
知ったこっちゃない感じでした。


検査室のスタッフはみんな悪口が大好きで
Mさんがいないところでは
Mさんの愚痴や悪口ばかりこぼしていました。


『本っっ当面倒くさい人だよね』

『ご飯食べに行く話出てるけど
プライベートでまで会いたくない』

『Mさんの旦那ってキモいよね』


そんなことをよく言われていたので

『みんなMさんのこと嫌いなんだ』

と感じました。


幸いにも私が配属された受付の人たちは
みんな優しかったので
私は安心して働くことができました。


しかし、私と一緒に就職した同期の女の子は
入社1ヶ月で退職してしまったのです。


理由は、検査室のMさんにイビリ倒され
他のスタッフにも悪口を言われたため
精神的に追いつめられてしまったようです。


私も同期の子と会えた時には
話を聞いていましたが、
厳しい環境だ・・・と感じていました。


新人の私には救えるはずもなく
同期の子は私にも何も言わずに
辞めてしまいました。


残念ではありましたが、

『私は受付を頑張ろう!』

と思い、仕事を続けていました。


受付の人たちはプライベートな話も
色々してくれました。


40代マダムのSさんは旦那さんのことを
『パパ』と呼び、一人息子(23歳)を
『〇〇ちゃん』と呼ぶような
かわいらしい方で、
家族の話をよくしてくれました。


24歳Nさんは年齢が近いこともあり
彼氏との話をよくしたり
プリクラ交換もしました。


30歳の天然キャラFさんは
特に仲良くしてくれて
2人の時にしか言わないような
本音を聞かせてくれました。


2人でドラマの話をしたり
恋の話をしたり。
Fさんが大好きな芸能人の話を
聞かせてくれたり。


私はFさんが大好きでした。


面白くていつも笑わせてくれて

『Fさんがいるから毎日楽しいな~』

なんて思っていた程です。


時には2人だけでお取り寄せグルメを買って
2人で分けたりするくらい
仲良しでした^^


私が入社して1年くらいはそんな風に
良い感じで毎日を送っていました。


お給料も良かったですし
人間関係も良好だったので
特に不満を感じることもなく
この調子で長く勤めるだろうな
と思っていました。






ただひとつだけ、1年過ごしてきた中で
気になることがありました。

それは30歳天然キャラのFさんのこと。

いつもは面白くて冗談ばかり言っている
タイプなのに、
時々全く違う顔を見せるのです。


全く違う顔とは、
Fさんのお姑さんが
クリニックに受診に来た時に
見せる顔です。


簡単に言うと・・・


完全無視


するんですよね^^;


Fさんのお姑さんは月に一度ほど
クリニックに受診に来ていたんですが
Fさんはお姑さんが来ても
ガン無視するんです。


他の患者さんへするような

『こんにちは~』

とか

『お大事にどうぞ~』

すらまったくなし。

プイッと知らん顔しているのです。


いつも面白くて優しい人なのに
お姑さんにはなんでこんな態度するのかな!?
と不思議で仕方ありませんでした。


Fさんは

『嫌いだからね~』

と笑いながら言っていました。


Fさんとお姑さんとの間に
何があったかは知りませんが
いくら嫌いでも
旦那さんのお母さんに
無視はないだろう・・・

と、20歳独身の私は衝撃を受けました。


Fさんにそういう一面があるのは
少し気になりましたが、
まぁ私とは楽しくお話してくれるし、
別にいいかと思っていました。




平穏な毎日が少しずつと危ない方向へ


平穏な日々を過ごしていたある日。

突然その時はやってきました。


いつも通りFさんに話しかけると

ん!?なんかそっけない気がする!!

いつもだったら

Fさん、昨日の〇〇って番組見ました?
Fさん
見たよ~!〇〇がこうであーで、面白かったよね~!!


こんなノリなのに、その日は

Fさん、昨日の〇〇って番組見ました?
Fさん
見てない

はい、終了!!


・・・!?


Fさん、どうしちゃったの!?

なんかノリ悪い。


めげずに話しかけてみる。


Fさん、今日は夕飯何作るんですか?
Fさん
さぁ


!!!!


やっぱり冷たいよ~(泣)

え!?私何かしたかな!?

どうしよう、Fさんに嫌われちゃった!?


私の頭の中はパニックでした。

し・か・も


他のスタッフにはいつも通りのFさんなのです!

相変わらず天然キャラで
いじられてるし。

えー完全に私にだけじゃん。

なんでだろう。

どうしてだろう。

グルグルグルグル



原因は不明でした。

でも、冷たくされたら
なんだかショックで!!


しかも、その冷たい態度が怖くて

『私何かしましたか?』

とか

『なんか怒ってますか?』

とか言えなかったんです。


なんかもうFさんに話しかけることが
怖くなってしまったんですよね。


あんなに仲が良かったのに
どうしてだろう・・・

という落ち込む気持ちが強くて。


後から考えると、多分私に対して
何か気に食わないことがあったんだと思います。


彼氏と遊んだり友達と遊んでいる私に

『いつも楽しそうでいいわね』

とか

『私結婚してからいいことないんだ』

と話していたので、
もしかしたら私の存在自体が
面白くなかったのかもしれません。


でも、10歳違うのでそれは仕方ないこと
ではないのか?
と思いました。


Fさんだって20歳の頃は友達や彼氏と遊んで
楽しかったはずだし。


まぁ本当の原因は分かりませんでしたが
結局Fさんはこの日を堺に
パッタリと私とはお話してくれなくなりました。


辛かったのは周りにはそれがバレないように
されたこと。


他の人とは普通に話すので
誰もFさんが私にだけ冷たくしていることに
気が付かなかったんです。


私もみんなに言えませんでした^^;


あまりにも気づかれなかったので
なんか言い出せなかったんですよね。


Fさんから無視されるようになったのが
入社1年後の4月あたり。


原因を取り除かないまま
数ヶ月が過ぎ、私とFさんとの溝は
ドンドン深まっていきました。


Fさんに無視されてから
少しずつですが、私は自分に自信がなくなっていきました。


無視される=私って必要ない人間?


そんな思考になっていったのです。

人間というのは不思議なもので
自信がなくなると
仕事で初歩的なミスを連発するようになります。


視野が狭く狭ーくなっていったんですね。


ミスを連発しても、受付では特に
キツく怒られることはありませんでした。


運命のいたずら?検査室へ行くことに




Fさんに無視されてから半年程たったある日。

院長の奥さんがある提案を思いつきました。

それは

『受付の人は検査の仕事を覚えて、

検査の人は受付の仕事を覚えるようにしましょう!』

というものです。


現場の状況を全く把握していない奥さんが
なぜいきなりそんなことを言い出したかと言うと

『どちらかのスタッフが休んだ時に
お互いカバーし合えるでしょ♪』

という思いつきからでした。


そんな提案、というか指示があったため
私は検査室へ、検査室のスタッフの一人が
受付へ行くことになりました。



本当の地獄はここからでした



検査室には、人をいじめるのが大好きな
ボスである35歳Mさんがいます。


ただでさえ私は受付のFさんに無視されて
傷ついて自信をなくしているっていうのに
強いMさんのところで
生き残れるかな~と思っていました。


でも仕方がないので
一生懸命業務を覚えました。


入社した時に1週間だけ検査室を体験したことが
あったのですが、実はその時には
Mさんに結構褒められたのです。


『あなたはできる子ね~』

『覚えが早いね!』

と。

後々思えば、同期の子をいじめるために
わざとそう言って私を褒めていたのかもしれませんが。


理由はどうあれ入社したての頃は
褒めてくれたので
今回はどうかな・・・
なんて思って行ったら。



褒めるなんてもってのほか!!


怒られまくりました。




『何度も教えてるのに全く成長しない!』

『患者さんの顔と名前をいい加減覚えたら!?』

『あなたは仕事をしている意味がない!』

『問診の仕方がおかしい!』


質問をすると

『あなた1年半なにやってきたの?
はー!やってらんないわ』


いやいや、ずっと受付にいたから
検査室のことわかんないし。

覚えたいから聞いてるのに。


とにかく毎日毎日否定されまくりの
怒られまくり。


『仕事ができない』

『仕事ができない』


そんな言葉ばかり浴びせかけられていると
『自分はダメな奴なんだな』
と思えてきました。


ある種の洗脳ですね。


私がいるすぐ後ろで
他のスタッフに
『あいつ本当仕事できないよねー』
と言うのが聞こえてくる。


なんだか頭がおかしくなりそうでした。


『なんで私こんなに悪口言われてるんだ?』

『なんで私こんなに周りに必要とされていない所にいるんだろう』


そんな風に考えると涙が出そうでした。


思い返すと、これまでの人生で
こんなに自分を否定されたことない。

すぐ近くでこんな風に悪口言われたことない。

そう思いました。


でも、職場では決して泣きませんでした。


Mさんにどんなに怒られても

『はい、すみません。』

『はい、確かにそうですよね。』

『次からは気をつけます』

そう言って過ごしました。


私は仕事を辞めたいとは思わなかったですし
いつかきっと報われる日が来ると思っていたから。


仕事なんてやっていけば絶対に覚えるんだから
気にすることない。

そう自分に言い聞かせていました。


それに、負けたくなかったんです。


いじめられて辞めるなんて
なんだかいじめる側の思うつぼだ
と思ったのです。


Mさんのようないじめるのが趣味みたいな
クズ人間が堂々と仕事をしてお給料をもらい

私のように普通に働こうと思っているだけの
人間が辞めるなんて
なんか理不尽すぎる。

だから怒鳴られても何されても
耐えていました。



心を強くせねば!と思った私が取った行動


Mさんのいじめに耐え抜くためには、
強靭な心をつくることが必要だと感じた私は


書店へ行きました。


相手を変えるのは難しいから
自分の受け止め方や考え方を変えよう
と思ったのです。


いわゆる自己啓発本ですね。

これを探し求めました。


『本の数千円で平和になれば安いもんだ』


そう考え、書店で探して買ったのが
こちらの2冊。






今思うと・・・


完全に病んでるやん!!


って感じ。笑


でも当時の私は自分のことを
『病んでない』って思ってたんです。


『まだいける。
こんなの全然辛くないし、
世の中にはもっと辛い人もたくさんいる』

そう考えていました。


ちょうどこの本を買った日に
親友とご飯を食べに行ったので
最近の仕事の様子を話しました。


Mさんに超ー怒られるんだ~

後ろで悪口言われると
なんか後頭部が熱くなるんだよね~

最近顔が引きつって震えるんだよね~
親友
え!?それってヤバくない?大丈夫なの?
大丈夫!まだいける^^
Mさんに負けたくないしね~
親友
負けるとかじゃないよ。
逃げることも自分を守るためには必要なことだよ!
・・・
親友
続けてたらうつ病になっちゃうかもしれないよ!
でも大丈夫^^今日この本買ったし♪
これ読んでポジティブになれば多分大丈夫っしょ
親友
(こいつもうすでにうつ病になりかけてるわ・・・ヤバイ)


こんな会話をして友達とはバイバイしました。

友達が言ってくれた

『逃げるのも自分を守る術だ』

という言葉が妙に心に残りました。



そしてやってきた運命の日




友達と会った次の日。


朝出勤すると、Mさんに
『始末書を書け』と言われました。


ん?始末書?


話は数日前に遡ります。


昼休みに電話が鳴り
私が電話を取りました。


はい、〇〇クリニックです
知らないおじさん
あ、もしもし〇〇だけど、今日行って大丈夫?
(診察してる?って意味かな)
はい、大丈夫ですよ
知らないおじさん
じゃ、よろしくー


そんな会話がありました。

私は何の気なしにこのように答えてしまったのですが
実はこの男性は院長の知り合いで
いつもクリニックに来る時には
院長が車で駅まで迎えに行く人だったのです。


『〇〇だけど、今日行っても大丈夫?』

という言葉は

『〇〇だけど、今日駅まで迎えに来てくれる?』

という意味だったのです!!


私はそんな人がいることを
全く知りませんでした。


そういう連絡をしてくる人がいるなら
誰か教えておいてよ。

むしろ、院長に直接言ってよ。

そう思いましたが、
結局どうなったかと言うと・・・


その男性は駅で待ちぼうけしてしまったそうです。


後で院長に

『電話取ったのは誰だ!?』

と怒られました。

その時は『ごめんなさい』

で済んだのです。

院長も

『知らなかったなら覚えておいて
次回からはこういうことがないように』

と言って終わりました。


それなのに、なぜかMさんがこの件に関して

『これは医療ミスだ!』

『始末書を書け!』

と朝から言ってきたのでした。


私はこれを言われて
頭の中で何かが

プッツーーーン


と切れました。


は??電話のミスが医療ミス?

何言ってんだこのオバサン。

頭おかしいだろ


そして周りはなんでこれに対して

何も言わないんだ?


この病院おかしい

腐ってる。


そう心の中でつぶやいていました。

そして固く決意しました。


今日で最後の出勤だ


もう、ここへは居られない。

もう、今日で最後。


そう思ったのです。


始末書を言い渡されたのが
朝だったので、きちんと1日業務をこなして
始末書を書いて夕方には提出しました。

なぜかMさんに。


そして定時まで働いて

スタッフに『お疲れ様でした』

と言って、いつも通り職場をあとにしました。


帰るときにもMさんは検査室の人に
私の悪口を言っていました。

悪口に水を差すように

『お疲れ様でした』

と声をかけて帰りました。


自分の車に乗り、
職場から出て走りだした瞬間。


これまで張り詰めていたものや
我慢していたものがすべて崩壊しました。


どんなにFさんに無視されても
Mさんに怒鳴られても
決して泣くことはありませんでした。

それは一人の時でも、です。


けれど、この時ばかりはダメでした。

すべてが崩壊して
声を出して泣きました。

まるで5歳や6歳の子供が
号泣するかのように。


大号泣しながら
家に帰ったら、母もびっくり。


元々職場でFさんに無視されていたことや
Mさんに怒られまくっていた
という状況を知っていた母は
すべてを察しました。


そして

『そんな職場、辞めな辞めな!』

と言ってくれました。



その後、職場へは電話で
『辞めます』と伝えました。


実は、こうして辞める人は
これまでもあとを経たなかったので
院長も院長の奥さんも慣れていました。


院長の奥さんに直接会いに行き
Fさんに無視されたことや
Mさんにされてきたことを話しましたが

『無視されたなんて言って
負けてちゃダメよ!

自分が明るくなってドンドン
話しかけて行かなくちゃ!』

とか

『みーんなMさんには
いじめられてきたの。
それを乗り越えないと!』

とか言われました。


う~ん・・・

確かにそれも一理あるかもしれないけど
なんか違う。


そもそも、なぜ院長や院長夫人が
Mさんを辞めさせないのか。


いろんな人をいじめて
辞めるまで追い詰めるような人を
なぜずっと働かせておくのか。


それはMさんが親戚だから!!


院長の家と親戚なんです。

だから!

やりたい放題やっても
クビにならないんですよ。


終わってる♡



そんなわけで2年間働いてきた
クリニックを逃げ出すように辞めたのでした。


辞めたあともしばらくは
Mさんが枕元で怒っていました。


寝ていると私の部屋の枕元で
めっちゃ怒ってるんです!!笑


夢か幻覚か。


そんなものを見るくらいまで
実は私は病んでいたようです。


根が明るいので
気が付かなかったんですよね。


でもこの経験を通して分かったことは


・精神を病んでまで続ける仕事はない

・逃げることも自分を守るためには大切

・どんなに明るく前向きな人でもうつ病になる可能性はある


ということです。

あなたも、もしも仕事が辛すぎるなら・・・

すがりつく価値が本当にあるのか
考えてください。

一番大事なのは、心ですよ。

お金は稼げばいいけれど
心は一度壊れてしまったら
簡単には治りませんから。


時間もお金もかかります。

早めに見極めましょうね!


【いじめ】って・・・

無視したり悪口言ったりする側って
きっと大したことないって
思っているのかもしれません。

FさんもMさんも
きっと私のことなんて
ほとんど覚えていないでしょう。

でも、された側はこんなにも細かく覚えている。


いじめを受けて死にたいって思う気持ちも
わかります。


『無視されるだけで?』

『怒鳴られるだけで?』

って思うかもしれないけれど、
毎日されると

『あー自分てダメな人間なんだな』

『生きてても仕方がない人間なのかな』

なんていう気持ちになるものです。



この世からいじめがなくなりますように。

心から願っています。



***************************************************

長文を最後までお読みいただき、

ありがとうございました。


この後私は違うクリニックに4年間勤めますが
そこでもまたひと波乱ありました・・・


その話はまた書きますね^^


ちなみに現在の私は
雇われるのは辞めて、自分で事業をやっています。

どこかに勤めて人間関係に悩むのは
もう嫌だな、面倒だなと思ったのです。

正直今の毎日は本当に幸せ!!

あの時病んでいたのが懐かしいです^^



莉音


読んでよかった
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このストーリーをブログ等で紹介する

福祉厚生が充実していても、結局は現場の人の雰囲気で仕事ってガラッと変わるんだなと思いました。

これから就活なので、現場の雰囲気もポイントに選んでいきたいです。

Nakamuraさん、コメントありがとうございます。
歯科医院でもやはり、女性同士のこういったドロドロな感じあるんですね>_<
医療系に勤めれば将来も安心!なんて思って医療系を選びましたが、人間関係が大変ですよね。

岡田さん、コメントありがとうございます。
そうですね、福利厚生が充実しているのは私も最初一番重視しました^^
やはり、将来を考えるとその方が安心ですからね。
でも、人間関係はやはり何よりも大事な要素だなと感じました。

岡田さんはこれから就活なんですね。
就職は辛いことばかりでなく、楽しいこともたくさんあるので頑張ってください(*^^*)

僕も仕事ではありませんが、大学で同じようないじめを受けていました。一回生の時はバカバカと周りから言われ続け、3回生の時そのことを周りに話たら、傷つくのが社会だのなんだのと、非難され、挙げ句のはてには、男の子じゃなくて良かったねとか裏で陰口ばかりたたかれていました。でも、大学はどうしてもややめられなかった。確かに逃げることも一つの方法ですが、どうしても逃げられないこともあります。だからこそ、いじめいつかなくなってほしい。僕もそう願います。

Yanagiharaさん、コメントありがとうございます。

大学でもいじめがあるのですね。毎日行く場所でそういうことがあると本当辛いですよね。
『傷つくのが社会だ』ですか。確かに生きていれば自分の思い通りにいかないこともありますが、だからと言っていじめが肯定化されるのは違うと思いますね。

辛いことがあっても大学を辞めなかったYanagiharaさんはすごいと思います。
嫌なことがあった分、今後の人生が楽しくなることを願っています^^

仕事って、人間関係に大きく左右されますね。多かれ少なかれ、これと似たような経験をした人は多いと思いますが、白井さんの場合は特にひどいですね。その時の苦労を察します。現状は好転していらっしゃるようなので、よかったです。

強い方だなってとても感動しました!!どこにでもこういう奴はいるんですよね…お疲れ様でした✨

木多さん、コメントありがとうございました。
仕事は人間関係がかなり重要ですね。人間関係が良くて楽しければ仕事内容がつまらなくても楽しくなりますからね。
こんな職場も現実にあるのが悲しいです。

Kaneko Ryokoさん、コメントありがとうございました。
強いですかね(*^^*)ありがとうございます☆
そうですね、いじめるのが好きな人がいるんですよね・・・
した方はもう忘れているんでしょうけど、された方は辛い思い出として残っています。
今後はハッピーに生きます♪

医療事務を始めて1週間!
いじめはないけど、4日めで心折れました。こに記事をみて、私は7月の派遣契約満了で辞める決意をしました。
いじめはないけど、つづける意味を感じなくて。白井さんの強さを参考にあと3ヶ月頑張ります!

白井 莉音

医療事務をしていましたが、女性特有の人間関係などが煩わしいので雇われることをやめ、起業家として生きていくことを決めました。 現在は自由気ままな毎日を過ごしながら家でビジネスをしています。 莉音のブログはこちら http://zaitakusyuhuburo.info/

白井 莉音さんが次に書こうと思っていること

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白井 莉音

医療事務をしていましたが、女性特有の人間関係などが煩わしいので雇われることをやめ、起業家として生きていくことを決めました。 現在は自由気ままな毎日を過ごしながら家でビジネスをしています。 莉音のブログはこちら http://zaitakusyuhuburo.info/

白井 莉音

医療事務をしていましたが、女性特有の人間関係などが煩わしいので雇われることをやめ、起業家として生きていくことを決めました。 現在は自由気ままな毎日を過ごしながら家でビジネスをしています。 莉音のブログはこちら http://zaitakusyuhuburo.info/

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