デブ、ブスといじめられ続けた私が変身した秘密 大園麗花

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はじめまして!

大園麗花と申します。

実は私、子どものころはブス、デブといじめられ続けてきました。

そんな私が13kgのダイエットを成功したストーリーを書かせていただきます。

ぜひ、最後までお付き合いください。



埼玉の山奥の閉鎖的な地域で育った私にとって学校が世界のすべてだった。

そして毎日顔をあわせる

子どもたちの言葉は残酷だった。

って私も子どもだったけど。

髪を腰まで伸ばし、眉は眉間で繋がっていて、平均よりも太っていた私は小学生の頃いじめられていた。

休み時間は一人で本を読むか絵を描く毎日。

いじめられる要素は申し分ないほど持っていた。

毎日学校に行くと、デブ、ブス、オタク、その他様々の言葉を浴びせられ、心は麻痺していた。


「どうせ私の気持ちなんてわかってもらえない」


ブスの常套句がその時の私を慰めていた。


小学校から同じメンツで続く中学生活も大差ない毎日だった。

変わったのは友達。

同じような趣味を持った友達といることで、さらに私はなにも努力をすることのない生温い日々を送っていた。


それが変わったのが高校3年生の時だった。


ちょっと悪そうな男の子に恋をした。

なにがきっかけだったのかも覚えていないが、バスケ部の彼に恋をしてそれまで腰まであった髪を切り初めて可愛くなりたいと本気で思った。

内田有紀が大ブレイクした頃でもあり、いきなりお洒落を意識し始め気が付いたら渋谷系音楽にもはまっていたというミーハーぶりであった。


程なくして恋は叶わず彼にはギャル系の彼女が。

気が付いたらそんなことも気にならないほど、自分が変わり始めていた。

「可愛くなりたい。綺麗になりたい!」

そんなことを本気で考え始めた18歳。

今思えば遅咲きではあるが、それでも気づいてよかったと本気で思う。



人生が変わり始める短大生活


初めて地元を離れ、誰も知らない場所へ通いはじめた18歳。

埼玉から埼京線を乗り継ぎ新宿経由で東高円寺まで通う日々が始まった。

お洒落に異常に目覚めた私は服飾科に進むべく選んだ女子美術短期大学へ進学した。

今も色あせない尊敬するデザイナー山本耀司の特別授業があるというだけで選んだというのは最近思い出した。


その頃唯一仲良くしていた地元の友達も都内の短大に通っていて、ある日学校帰りに会うことになった。

その友達がすごいことを言い出した。

「キャバクラにスカウトされちゃって。働くんだ。」


いやはや、田舎育ちの私にとってはかなりの衝撃だったことを覚えている。

しかしそれを聞いた直後、私は反射的に言葉を発していた。


「私も働く!」


かくして田舎育ちの私の夜のお仕事デビューが始まった。



続く。






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