airbnbの新規物件立ち上げで、他のシェアリングエコノミーサービスを1週間使い倒した結果、ようやく気付いた共有経済の奥深さと面白さ

「シェアリングエコノミー(共有経済)って結局僕らの生活にどう役に立って、何が楽しいの?」


最近何かと話題の民泊やairbnb(エアービーアンドビー)、そしてシェアリングエコノミー。

でも実際にシェアリングエコノミーと聞いてもあまりピンと来ていませんでした。

正直、なんとなく「普通よりも安く物が借りられるのかな?」程度の認識でした。


今回は、そんな僕が、airbnbの新規物件立ち上げ時にシェアリングエコノミーの面白さに気付かされた話です。


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2016年4月3日午前9時

僕は川崎駅でとある方と待ち合わせをしていました


この日は新しく立ち上げるairbnb物件の引き渡し日で、この日からいかに早く家具家電や備品を搬入し、組み立て、写真を撮り、WEBページを作成できるかが勝負の分かれ目になります。


そもそも、airbnbで一つの物件を立ち上げようと思うと、少なく見積もっても100万円前後はかかります。少しでも初期費用を抑えようと考えると、100円ショップなどで、アメニティや備品類などを大量に購入するわけですが、すぐに持ちきれない量になります。。


そこで必要になってくるのが車での搬送です。

しかし、車を保有していない人からすると、レンタカーが必要になるわけですが、定価で借りるのも高い。。


そこで今回活用したのが【Anyca(エニカ)】

https://goo.gl/F0tk15

→個人間でのカーシェアができるアプリで、今回は8人乗りセレナを1日3,725円で借りることができました(通常のレンタカーで借りようと思うと1日20,000円は超えます。。)

この車をお借りしたTさんとの出逢いが、僕にシェアリングエコノミーの面白さをより深く教えてくれるわけですが、その話は最後に


4月3日9時にTさんと川崎駅前で待ち合わせ、車を借りてから早速僕は買い出しに行きます


ここでいきなりIKEAやニトリに行くという手もありなのですが、まず僕はとあるサイトを使いました。

その名は【ジモティー】

http://goo.gl/pjstXb

→不要になったあらゆるものを個人間で無料引き渡し・売買できるサイトで、うまく活用すれば、初期費用をかなり抑えることが可能になります。※今回は知人経由も含めて冷蔵庫などを【0円】で譲り受けることに成功しました。

Anycaでお借りした格安セレナに、ジモティーにて0円で譲り受けた冷蔵庫を積み込みます

ジモティーでいくつか譲り受けたら、今度こそIKEAやニトリに、、と言いたいところですが、その前に御用達のリサイクルショップへ


そのお店の名は【セカンドストリート】

https://goo.gl/doDLE1

→ブランド服から家具家電までがリーズナブル、かつ幅広く取り揃っているので、ニトリやIKEAにはない1点ものが安価に見つかります。そして今回見つけた掘り出し物は「革張り大型ソファー」

茶の本革でよい感じに味が出ていて、かつほぼ無傷でなんと価格は「29,900円」

(このサイズの革ソファを買おうと思ったらIKEAやニトリでも100,000円は軽くします)


家具家電まで扱ってる大型店舗が関東に多くはないのですが、神奈川の港北店はしっかりと取り揃えてあり、IKEA港北店・ニトリ新横浜店とも非常に近いため、車があれば1日で3店舗全部回れます。


3店舗すべてを回り、家具家電や備品を購入したら次は搬入ですが、ここでまた問題が発生します

「マンション内に駐車場がない。。」

かといって、近くのコインパーキングはやたらと高いし、何往復かするたびに費用が発生していくのも面倒。。

そんな時に重宝するサイトが【あきっぱ】

https://goo.gl/Pb8Ibz

→個人が保有している空き駐車場を貸し借りできるサイトで、今回もマンション近くの駐車場を借りたのですが、、都内にも関わらず1日でなんと「864円」

そんなこんなで駐車場も確保し、家具家電備品の購入・搬入も終え、あとはひたすら組み立ての内装準備を泊まり込みで行いました。


内装が出来上がったら、知り合いのプロカメラマンに撮影をしてもらい、周辺を実際に歩いて回って調べ上げた情報をもとにairbnbのページを作成して無事に掲載完了。


そしたら嬉しいことに早速予約者が!


初めてのお客様Davidに「良い家だね!ありがとう!」と言ってもらえ、無事物件立ち上げが完了


ここまでで大体、物件引き渡しからおよそ5日。


今回、シェアリングエコノミーの様々なサービスを使い倒しながら、その最たる例であるairbnbの物件を準備しましたが、その中でも、格安セレナをお借りしたTさんとの何気ない会話がかなり印象的でした


「子供が2人できた時に買った車がこれでさ、正直自分の部屋が1つ増えたかのように嬉しかったんだよね。なんか自分が大きくなったような感覚になれて。でも子供が両方とも大きくなっちゃって、今はこの車を家族全員で使うこともなくなっちゃったんだ。。でもこれまで長年一緒に過ごしてきた家族のようなものだから、手放すこともできず、、そんな時にこのシェアリングエコノミーていうの?その言葉を知って、もしかしたら僕の車も誰かがまだ必要としてくれるんじゃないか?と思って登録したんだよね。最初は他人が使うってことで大丈夫かな?と思ったけども、貸してみたらなんてことはない。こうやって君のような、普段接することができないような子からいろいろと勉強させてもらえるし、何よりも想い出の詰まったこの車が新しい借り手に乗ってもらえることで生き返ると思ったら、持ち主として嬉しいことはないよね。あ、もちろんそれで臨時収入が増えることも嬉しいけどね(笑)」


Tさんが嬉しそうにご自身の車との想い出を語る顔を見て、シェアリングエコノミー(共有経済)が「単に遊休資産を共有して有効活用できる」「安く物が借りることができる」という単純な話だけではなく

それ以上に

【誰かの想い出や想いを共有】していく活動なのだろうなと強く感じました


そう思うと、airbnbを複数物件運用していてもその通りで

宿泊者に「なぜホテルではなくてairbnbなの?」と聞くと

「だって君のような日本人が暮らしていた家だろ?画一化された味気ないホテルより、君ら日本人の日常や考えに触れることができるairbnbの方が断然面白いじゃないか!」

と言ってくれたお客様が結構いたことを思い出しました


「暮らすように旅をする」


これはairbnbのコンセプトになっている言葉ですが


その根底には「現地の人たちの暮らしの中にある想い」も供にする旅をして欲しい


そんな想いが込められているサービスなんだろうな、と勝手に想いを巡らせつつ、ますますairbnbやシェアリングエコノミーが面白く思えた1週間でした

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まだまだ日本ではシェアリングエコノミーに抵抗がある方も多いと感じていますが、今回ご紹介したサイトは、airbnbの立ち上げ時だけに限らず、普段の日常でも使える面白いサイトばかりですので、ぜひ使ってみていただければ幸いです。


一木直人(いちぎなおと)

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※追伸※

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