③私が「私に暴力を振るい続けた死にゆく母を笑顔で見送るべきか(長文です)」と知恵袋に書き込んだ者です。

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 小学3年生になった私は近所の学習塾で算数を習い、勉強が大好きな子供だった。クラスでは算数以外の成績も良かった(と、記憶している)。

 学校で年に一度のマラソン大会でも常に上位の順位でゴールしたし、明るく活発でクラスメイトをまとめるリーダー的存在だった。

 小学3年生という時期は、今思えば私にとって特別な時期だった。なぜなら、3年生の時に私の両親は、私の祖父母が住む「仙台郊外の土地に家を新しく建て同居する」と決め、私への両親の『しつけ』と称したリジェクションも日に日に酷くなっていったからだ。

 不思議なことに、私は一番古い4歳になりたての頃の幼稚園身体測定での記憶から小学3年生になるまでの間、経験した事や出会った人々など、思い出がほぼ無い。のちにこの物語の登場人物となろう幼馴染、「るつちゃん」の存在くらいだろうか。

 彼女には私が異国の地で迷子になり、ある人物に監禁された時に救出してもらった借りがある。その話は何話目で話せるだろうか? 

 本当に、色々あったんだ…




 



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