『教える』ということ 第1回「最近の私」

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最近の私

 私はここ2、3年、講師という仕事をメインに行っている。
 講師と行っても勤めている会社はバリバリのIT関係である。システムの開発からネットワークの構築、HPの作成やPVの編集までやる、IT の何でも屋だ。それらの事業の中で中核を占めているのが人材育成である。社内には現在3つの教室があり、それぞれでセミナーを開催している。社外でももちろん社員を派遣してセミナーを開いている。
 そんな中私も、朝から夕方までセミナーを行い、夕方から夜帰るまでは開発というサイクルで日夜活動している。教えることは、もちろんITに関わる内容がほとんどだ。

 この時期になると、私は最も忙しく最も優雅な生活を送ることになる。そう、新人研修のセミナー講師として、全国各地を飛び回るのだ。
 普段は名古屋の本社に勤めているが、この時期になると社を離れ、別の会社から委託を受けて新人研修の認定講師として日本中を飛び回ることになる。今現在も神奈川県は川崎のホテルに”住んでいる”。
 今日今しがた8月頭まで家に帰れないことが決定した。もちろん次の次の任地が決定したからだ。そう、後2社みることになる。1ヶ月もホテル暮らしをしていると飽きるものである。

 さて、こんなにも長々と自分のことを書いたのには訳がある。(もうそろそろ読んでいる人も、私の自慢話に飽きている頃だろう。)それは、以上に書いた”私の現状”がこの2、3年間の結果だからである。
 何がどうしてこうなったのか。そのすべてを書くことはできそうにない。あまりにも情報量が多すぎるからだ。語りたいことは山ほどあるが、正直多すぎて書く気になれない。
 ただ一つ書いておこうと思う。『講師』という仕事は楽しい。そう思えるようになった。

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