私たちはどんなふうにも生きられる。無計画に世界を旅した私のはちゃめちゃ冒険記。バンコク編#1

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【バンコク1日目】空港から中心地にたどり着くまでの道のり



いよいよタイに向けて飛行機に乗る…というときも、まったくドキドキしなかった。不安もなかった。「もうここまできたら、どうにかなるや」という気持ちだったのかもしれない。おどろくほど何の感情もなかった。夜の空港は、相変わらずきれいだった。




6時間の快適なフライトを終えてタイ・バンコクに降り立った。飛行機の中で入国に必要な情報を書く紙を渡されたのだけど、そこに滞在先名を書く欄があった。わたしは滞在(ホテルなど)が未定のまま入国するので、空欄のままにしておいた。けれど「滞在先名がわからないと入国できない恐れがあります」というアナウンスが流れ、どうしたもんかと思っていると、隣の審査列に並ぶ日本人ファミリーがやたらと慣れた感じだったので話しかけてみた。


わたし
「あの〜ちょっとすいません。この滞在先名って、どうすれば…?」
お父さん
なんでもいいんだよ〜適当で。


適当でいいんだ!娘さんが、丁寧にも自分の用紙を差し出して写させてくれたのだけど、その間もずっとお父さんは「そんな長い名前書かなくていいんだよ。”Sea Hotel"とかでい〜んだよ〜」と言っていたので、審査の適当さに安心して順番を待つことができた。


どうやらお父さんはバンコクに慣れているらしく、「SIMカードはゲートの外だぞ」と娘さんに言っていたので、聞き逃すまいと必死で盗み聞きした。(おかげで無事SIMカードをゲットできた)


娘さんが「すごい不思議なんだけどさあ…」と真面目な顔してお父さんに言うので聞いていたら、「なんでタイの空港職員の制服ってあんなピチピチなの?」と言いだして吹き出しそうになった。たしかにピチピチだった。




このファミリーには、フライトナンバーを書き忘れて職員に突っ込まれ、あわあわしている場面でも横からそっと助け船を出してくれたりと、とても助けられた。どうやら今からホテルへ向かうらしく、わたしも一緒に連れてってくださいとお願いしたい気持ちを抑えて無言で見送った。








預けた荷物を待っていると、やたらスーツケースとダンボールばかりが流れてきて、わたしの荷物全然出てこんなーと思っていたら、まったく違う便の荷物受け取りのところで待っていた。気づいてあわてて自分の乗ってきた便の受け取り場へ向かい、無事に荷物をゲットした。




まずはバックパッカーの聖地といわれているカオサンロードへ向かおうと、バス停を探したのだけど、場所がわからずうろうろ。その様子を見かねたバスの運転手らしきおじちゃんが、「あっちだよ!」と教えてくれ、バスが来ると、「それだよ!」と教えてくれた。ありがとうおっちゃん!助かる!





「これ乗ってたら多分着けるから、あとはgoogle mapで位置を確認して、近づいたら降りればいいや」と思って気楽に乗っていたのだけど、ふと疑問がわいた。あれ?途中で降りる人たち、お金払ってなくない?!

あれ?なんで?もしかして乗るときに払う系?わたし無銭乗車????



パニクっていると、ある場所でみんながドドドっと降りた。ぼけーっと座っていると、なんで降りないの?バカじゃないの?という目で見られたので、あわててバスを降りた。どうやらこのバスは、空港からバスターミナルへの無料シャトルバスらしかった。だからみんなお金払わないのね…。






ターミナルには無数のバスがあり、どれに乗るのさー?!と途方にくれていたら、おっちゃんが「タクシー乗んな♪」と言ってきたけれど振り切った。完全に沢木耕太郎さんの「深夜特急」の影響だと思うのだけど、わたしはすごくバスに乗りたかった。


インフォメーションへでバスでカオサンに行く方法を書いた紙をもらい、それ通りのバスになんとか乗車できた。




タイのバスは日本と違い、運転手の他にもう1人代金徴収する人がいる。座ってしばらくすると(あるいは速攻で)やってきて、行き先を告げると金額を言われる。わたしはまったく金額の見当がつかなかったので、ハウマッチ?とたずねると、「う〜」とか「あ〜」とか言って、わたしからお金を徴収しないまま、次の客の元へ行ってしまった。





なぜ金額わからないの?!待てど暮らせど徴収に来ないし…なんで?どーして?もしかしてわたしタダで乗っていいの!?


期待していたら、15分後くらいにやってきて、「31バーツね」って。


なんだ徴収するのね.…と思いつつも、財布から20バーツ札、10バーツコイン、2バーツコイン、計32バーツ出したら、お釣りくれなかったからね!!!!!!




え?と思ったけど、そういうもんなのかな?普通なのかな?とりあえずおっちゃんの懐に入ったと解釈してよろしいのだろうか?よくわからないぜ、タイ。




乗り換えのバス停に近づいたので、ドアの前で待っていると、乱暴にドアが開いたので降りようとすると、いきなり走り出すからね!!!ドア開いたままで!!!

降りられんやんけーー!!と運転手を見ると、「え?バイバイ?」と言うので「バイバイだよ!」と言いったら今度は本当に止まった。バスさえまともに降りられない…。


まったく、人が降りようとしているのにどういう神経してんだ…と怒っていたら、次に乗ったバスでは降りる人がドア近くのブザーを鳴らしているのを目撃して、「なんだ、わたしが降車ルールを知らなかっただけか。逆にごめん」と心の中でおっちゃんに謝った。




そんな感じで続く 。

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Takagi Yukari

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