インスタントなりある

風俗にコンスタントに通う傍ら、合コンだったりガールズバーの子とふつうに飲みに行ったり元々カノと飲みにいったりもしていました。



(ちなみに今日も安定の行きつけのお店に行ってきて、明日も同じ子、あさっては別なお店、と今週は週5ペースです)




疑似恋愛に溺れすぎて「本当の恋愛ってなんだっけ?」と先月ぐらいからずっとモヤモヤしています。  



風俗の疑似恋愛とはいえ、ちゃんと接しているとふつうに恋愛感情が芽生えます。 それこそ、ふつうの彼女と何も変わらないような行為ができてしまう。   もちろん、相手の子は仕事でしているわけで、心の奥底では違う感情も多かれ少なかれあるとは思いますが、ほぼ気にならない程度です。



  「インスタントな恋愛」



なんだか、こういう「インスタント化」ってネットで誰でも手軽に情報が手に入るようになってしまって、ますます広がっているような気がします。    

例えばアパレルの会社を経営していて韓国や中国によく行く友人がいます。 彼の話を聞くと、現地の人々ってすごく日本人にフレンドリーなんですよね。




YouTubeとかで「嫌韓」なんてジャンルの政治系のチャンネルがけっこうあります。


日本⇒韓国 嫌い

韓国⇒日本 好き


みたいな片思いの図式がネット上では形成されているんですよね。




・・・でも実際は両想い。

ネットのインスタントな知識によって、リアルが歪められている。    


また、先日ナンパ師のツイッターを熟読していて、  


「燃えるような恋愛が羨ましい」


という趣旨のツイートがありました。


ナンパでインスタントな恋愛ばかりしていると、本当の恋愛がわからなくなってくると彼は言います。  

たぶん僕が風俗でインスタントな恋愛ばっかりしていて本当の恋愛がわからなってきたのと同じような感覚なのだと思います。      


あとそういえば、東北大震災の時に「おちまさと」さんという方の「インスタントな正義感」という記事もありました。  


個人個人が勝手な先入観で行う善意は、むしろ悪になることもある。    


例えば、現地に行って人手が足りないところを助けたい!などと行ったとしても、一人分の食料、寝床が侵食されるだけ。

それなら、離れた場所でお金だったり食料だったりを援助してくれるほうが現地は助かる。  


最近まさにの熊本地震でも同じような事例がありました。  


物資を送るにも、届いた時にはすでにそれは十分足りすぎていて、むしろ処分の手間ができるだけ。

どこかのテレビ局が取材に行って、現地の宿泊場所を独占していた、なんていう話もありましたよね。



なんだかまた長くなるだけなのでまとめると、


「インスタント」で体験を増やすのは別に悪いことではない。

ただ、その「インスタント」で体験したことが全てじゃないんだよ、


ということ。



 インスタントラーメンを仮にプロが調理したとしてもそれはあくまで「インスタント」

本当においしいラーメンは、やはり実際にお店に行って食しなければ味わえないですから。







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