4月から無職になった31歳独身女子のライフストーリー#22

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答えは自分の内側に

5/31をもって、有休消化終了。6月より完全ニートです!若干ワサワサしてます...!!

さて、現在は6月のテーマである、「自分に還る」を実践中です。


■本を読むことを辞める

よく言われますね。社会人は本を読みなさいと。必要なことだと思います。特に、教養や人生訓などを身に付けるには大事なことだと思います。Afiaも読書は大好きで、家には(積ん読本含め)たくさんの本があります。なかでも、生き方に迷走していた20代で読んだ、いわゆる自己啓発本がたくさんあります。しかし、知識は増えましたが、本で書かれているような素晴らしい人生にはなっていません。

「自分に還る」を意識している今、人生の答えを「外側」に求めていたことにようやく気づきました。「答えは自分の中にある。」知ってますよ、この言葉。それこそ自己啓発本にたくさん書いてありますから。でもね、本当の意味で理解していなかったのです。頭では理解していたけど、どのように「実践」すればいいか、まーーーったくわかっていなかったのです。

だから決めました。今月は本を読むのを辞めます。答えを外側に探すことを、辞めます。


■思い通りにいかない

再生33日目。実は、止まっていた依存症状が、3日前ぐらいから若干ぶり返しています。以前ほど程度はひどくないですが、再発しています。心の声を聞けていないのでしょうか。そう言われればそうかもしれません。今ははっきりとは自覚できていません。でも、意識が頭にある時間が多いことはわかります。

こうして自分の状態をリアルタイムに綴って公表している今、理想は、順風満帆に人生が上方することです。依存症状も金輪際発症しないことを願っています。仕事を辞める前には予想もできなかった素晴らしい人生を送っていることを望んでいます。結果が起こる前にこうして過程をオープンにすることで、ワクワク感を楽しみたいと思っています。しかし、全てが期待通りに運んではいません。右肩上がりに順調に進み続けてはいません。たぶん、今は期待を頭で描いているからでしょうか。常識や知っている概念で描いた理想像を望んでいるからでしょうか。ズレが生じています。本当は、人生すべて思惑通りになるんだと思います。心と直感に従っていれば、全て思いどおりにいくんだと思います。しかし、まだまだ頭モード人間になってしまうため、なかなかことはスムーズにいきません。


■なんのために生きるのか

なんのために生まれてきたのか。なんのために生きるのか。二十歳頃からずっと考え続けていることです。これまではこの答えを見つけるために「何者かになろう」としていたため、「何の仕事をするか」「どんな自分になりたいのか」これらを決められずに悩んでいました。

しかし、「自分に還る」を意識している今思うことは、何になるのか、何をするのか、を探す必要はなく、「ただ経験をするために生きているのだ」ということです。人生で日々遭遇する経験を通じて、その度に生まれる感情を味わうことで、自分を知ることができる。そのように思います。経験や感情の中には、良いこともあれば悪いこともあると思います。味わいたくないこともあると思います。しかし、こうした出来事と感情があるから初めて、「自分自身」を知ることができると思うのです。人が生まれたきた意味って、「自分を知ること」なんだと思います。


■自分を知るために生きる

では、どんな自分を知るのか。必要な経験や出逢う人々は、予め決まっているのではないでしょうか。全て、必要なタイミングで起きているのではないでしょうか。自分の短い人生でも、抗った時はうまく進まず、一見難しそうなことでもスムーズにことが運んでいった経験は何度とありました。たとえば人生を海に例えるなら、上手に泳ぐ方法を学んで、到着地点を決めて、そこに向かう泳ぐ努力をするより、ただ波に乗っているほうが、自然体でいられるし、無駄な労力を使わないで済むし、勝手に自分を運んでくれます。いつ嵐がくるのか、大波に呑まれるのか、これはたとえ話ではなく人間にはコントロール不可能なことです。自然界に住む人間ができることではありません。どんなに対応策を練って、訓練しても、嵐に遭う時は遭うし、絶対に避けられない時はあります。どうしても避けたくても、天災に遭う時は遭います。それならば、これは自分にとって必要な出来事なんだと受け入れるほうが、よっぽど楽です。どうして自分に大波を起こすんだ!と自然に怒りをぶつけたところで、その怒りを受け容れる相手はどこにもいません。自分に還るって、自然に還ることと通ずる部分があるのかもしれません。

でも。人間と自然は全く同じでしょうか。地球に住む生物として、自然と共生することは大事だと思いますが、人間は自然になれないと思っています。なぜなら、人間には「意識」があるから。自然や地球にも意識があるということは聞きます。でも、人間のそれとは違うと思うのです。ならば、人間としての「意識」をどう使うのか。それは、波乗りをしている自分に意識を向けて、その状態を感じ切ることではないでしょうか。今の自分を感じ切ることで、また同じ波にのりたいのか、のりたくないのかがわかってくるのだと思います。今の状態を感じ切ることで、ようやく何を望むかがわかるのではないでしょうか。そうして明らかになった状態に意識を向けることで、泳がなくても自然とそこにたどり着いているのではないでしょうか。


人体同様、70%が水分(海)で成り立っている地球。地球の自然法則を、人生の生きかたに当てはめると、同じ原理が作用しているのではと思うことが多くあります。そういえば、昨日は江ノ島にいって久しぶりに海を見ました。だから思い出したのでしょうかね。


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