東京都知事のポストは魅力的?

参議院選挙も終わり、今やテレビや新聞は東京都知事選挙選一色の感がある。立候補者一覧を見てみるとテレビで見かける小池百合子、鳥越俊太郎、増田寛也の3人に他にも、元労相の山口敏夫、選挙常連マック赤坂。

元日弁連会長にして万年二位の宇都宮健児、何をトチ狂ったか野党統一候補なら出馬すると表明したものの出演番組の違約金に慄いて翻意した石田純一が降りたものの、総立候補者数21名。

色んなメディアで東京都の"凄さ"について紹介されているので、ここで取りまとめてみたい。


まず経済の強さを示すGDP。

2012年の数字だが91.3兆円。

都市ではアメリカのニューヨークを凌いで第1位。

国とすると、韓国の97.6兆円、メキシコの94.7兆円についで第16位。インドネシアの73.3兆円、オランダの65.7兆円を凌ぐ。

日本全体で475兆円だからその20%近くを占める事になる。


次いで予算規模。

今年度の一般会計と特別会計等の合計は13兆円。

これは国で言うと16位のスウェーデンの国家予算に並ぶ。


人口は東京23区で8,946万人で13位。

北京が約2千万人でトップ。

ところが都市圏人口という概念があり、このランキングでは2014年で東京=横浜圏で3,784万人で堂々の第1位。第2位のジャカルタの3,054万人に大きく水を開けている。


東京都職員は16万人でこれは上場企業の連結ベースの従業員数ランキングでは、10位のキャノンの18.7万人に次ぎ11位の富士通の15.6万人を上回る。


ちなみに都知事になった場合の報酬は、舛添さんの時で年収約2,200万円と言われていました。

これに4年間の任期を全うすれば約4,000万円の退職金。

責任の重さを考えると決して多い金額では無いとも言えそうですが、一般の方から比べると法外とも言えます。


これだけ大きな責任を負う役職ですから是非とも品格のある日本の首都の顔に相応しい人になって貰いたいものです。


因みに選挙戦に使われる税金は46億円程度とのこと。

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