高校進学を言葉がさっぱりわからない国でしてみたら思ってたよりも遥かに波乱万丈な3年間になった話【その1:旅立ち】

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とにかく受験勉強から逃げたかった私がその方法を模索しまくった結果、つかんだ情報それが「スペインの高校は中学と同じく受験無しで入れる」
これだ、これしかない、と私はスペイン語が一切分からないにも構わずスペイン行きを即決しました。

当時の私は一体どれだけ勉強が嫌いだったのか。もちろん今も大嫌いです。何も進化していません。

しかしそれにしても、言葉の分からない環境で3年間学び高校を卒業するのと、半年間の受験勉強。
まともな頭をした方なら十中八九後者を選ぶでしょう。
どっちがより大変かだなんて、少し考えれば分かることです。
しかし当時の私は一切していない受験勉強で頭がおかしくなっていたのでしょうか、残念ながらその少し考えるということをしませんでした。
むしろ謎の自信にすら満ち溢れていた始末です。
「沙季さまなら余裕っしょ。」「えーまあ余裕余裕。」「スペイン語?余裕。」

完全に馬鹿です。

とにもかくにも進路が決まった私は必死に受験勉強をしている仲間達を尻目に、推薦合格組と遊びほうけたり引退したのにも関わらず部活にしつこく顔を出したりしていました。

スペイン語の勉強は一切していませんでした。というより、勉強と名のつくものはほぼ生活から排除していました。私にはとにかく危機感というものが欠落していた。

挙句の果てには最後に日本を満喫しよう!と12月にウィンドブレーカーを着込んでチャリに跨り、2時間かけて門司港まで行って焼きカレーを一人で食べたりしていました。馬鹿もここまでくると逆に愉快です。

季節は過ぎ、受験本番、バレンタインデー、合格発表ときて遂にやってきた卒業の日。

クラスの女子全員から「スペインに行っても頑張ってね!」という寄せ書きを貰った時、初めて心に「もしかして私の進路って色々やべえんじゃねえの」という考えが浮かびましたが時すでに遅し。出国の日、4月6日は着々と迫ってきていました。

 

そして迎えたスペインへと旅立つ日。

フライトがかなり早朝だったにも関わらず、数人の友達が見送りにきてくれました。

私は友達に貰った熊のぬいぐるみを抱きしめ、胸に1割の期待と9割の後悔を抱きながら父と一緒に高速バスで福岡空港へと出発。

普段は私は物事に対しては強気というか楽観的なのですが、この時ばかりはこれから母や家族と日本に一時帰省する8ヵ月後まで会えないと思うと、涙が溢れそうでした。

もう3年も前の話なので記憶はぼんやりとしているのですが、第一の乗り換え地であるフランスに向かって飛ぶ飛行機の中で「私本当にスペインの高校に行くんだ・・・。」とただただ夢のように思っていたのは覚えています。

当時15歳、親元を離れるには少し早い年齢でした。


特に貼る画像も無かったので実家の犬でも皆さんにご紹介したいと思います。
と思ったのですが、犬よりもタコ足配線に目がいく。
ご紹介します、我が家のタコ足配線です。
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(笑!)最後のタコ足配線のとこ、すきです(*´∀`*)

しもむら さき

高校受験が嫌過ぎて国外逃亡したら波乱万丈な人生になった人のお話はココですよ。ココ。

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しもむら さき

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