私たちは、1秒1秒確実に死に向かっている。他人の価値観の上に歩む人生はもったいない!自分らしくキラキラした人生を。

こんにちは。世界中の人と友達になることが世界平和の第一歩だと思い、世界一周をしてきました、松本真奈美(MONA)です(^^)

一人で13ヶ月で約30カ国周ってきたので、一つの国は滞在時間が10日前後が平均だったのですが、特に長く滞在していた国の一つがインドです。人が大好きな私は、人懐っこい屈託のない笑顔を持ったインドの方が大好きで、とても居心地がよかったのです。

さて今日は、そんなインドのバラナシでのお話。バラナシと聞いて皆さんはどう想像されますか。とにかく人と牛が多くて、そこに流れている有名な川『ガンジス川』はとにかく汚くて。。という最初はあまりいいイメージが私はありませんでした。

しかしいざ行ってみると、確かに人は満員電車のように常に道路にたくさんいて、牛も歩いているしうんちはたくさん落ちているし、決して綺麗ではありませんでしたが、私にはガンジス川がとても綺麗にうつりました。確かに川の中はバイキンいっぱいで汚いのでしょうが、私の中で何か神秘的で、キラキラうつったのです。

ガンジス川というのは、ヒンドゥー教徒にとっての聖なる川。川のほとりであった男性が

「俺らはここで死ねれば、生前どんなに悪いことをしても天国へ行けるのさ」

と言っていました。それが嘘か本当かはわかりませんが、ヒンドゥー教徒にとってはここで死後に埋葬されるのが本望のようです。

なので、川のすぐ近くには、火葬場があります。近くに2つの火葬場があると聞いたのですが、私は街の人に案内されて大きな方の火葬場に行ってみることにしました。火葬場と言っても、川のすぐ近くの階段のただの大きな踊り場のようなところで、建物の中にあるというわけではありません。

そのままご遺体が運ばれてくるのかと少しドキドキしていましたが、ご遺体は全て白い布でグルグル巻きにされています。

そのご遺体をガンジス川の水でお清めしてから、あらかじめ組まれた薪の上へ運ばれてきます。そして、オイルのようなものをまかれ、火をつけられます。

ちなみに、日本だとその後骨を拾いますが、骨が残るのはきちんと温度調整をしているからで、このような燃やし方をすると、骨はほとんど残らないのだとか。

ちなみに、ご遺体を燃やす場所も、カースト制度によって違うのだとか。。。生まれてから死ぬまで、いや、死んだ後も、カースト制度は続いていくのですね。

私は、チャイ売りのお兄さんと一緒に、火葬場全体が見える場所で少しこの光景を見てみることにしました。

火葬場に次々にご遺体が運ばれてき、薪に積まれては燃やされていく。そして風とともに灰が舞う。

この光景をぼんやりと眺めていると、「最終的な人間の結果は、死なのだ」とこの時の私はこう感じました。死ということを感じて今まで生きたことはあまりなかったけれど、この世に誕生した人間は、必ず、みんな死んでいくのです。そんな当たり前のことがこの時ストンと胸に入ってきました。

時間の刻みが死に向かっているのであれば、その時間を自分らしく生きなくてはもったいない。自分を大切に、自分の周りの大切な人を大切に、ワクワクしながらこの限りある魂を燃やさなければもったいない。自分の人生で、何かを成し遂げたいことがある。でもそれについて、出来ない理由探しに時間を使ったり、世間体のために、他人の価値観の上に歩む人生は、なんてもったいないのだろう。と感じました。

人間の最終結果が死だとすれば、生きている間に起こることは全てが過程。だから、変なしがらみに惑わされず、自分らしくワクワクしながら行動して、限りある自分の人生を自分らしく生きていきたい。それが、この頂いた命に恥じない、キラキラ生きていける一つの秘訣かもしれません。


たくさんのことを感じさせてくれたインド。ありがとーーー(^^)

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