【10年間カナダへ行けなかった理由】

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10年前

私が25歳の頃

ワーキングホリデーで

オーストラリアに留学していました

 

それから1年後

そのままオーストラリアへ残る人

日本へ帰る人

様々でした

 

私はというと

”ワーキンホリデーでカナダへ行く!”と

みんなに言っていました

 

理由は至って簡単

オーストラリアに2年いるのなら

ワーキングホリデーで

オーストラリア1年カナダ1年の方が

経験も増えるからだと考えました

 

そう言い残して

オーストラリアに残る友達に

別れを告げました

 

 

ところが、翌年

私は日本で仕事を3つ掛け持ちをし

一生懸命働く事になります

もちろん海外へ行くことはありません

 

今ではその事件を話す事も出来ますが

怖かった思い出です

 

 

オーストラリアから

日本へ帰国する際

マレーシアにストップオーバー(滞在)を

しました

 

到着先は

マレーシアの首都

クアラルンプールです

 

アジアの旅行は当時初めてで

ぼったくりも多いとは聞いていたのですが

初体験だったので

来る人来る人話を聞いていました

 

片言の言葉を話して

仲良くなり、家に招待してくれる事になりました

 

今だったら警戒もするのですが

好奇心旺盛な私は彼と一緒に狭い路地へと向かうのです

 

そして事件は起きました

一緒に歩いていると

フラフラなお婆ちゃんが

突如倒れてしまいます

 

私は心配なので

駆けつけ、声をかけるのですが

突如後ろから羽交い締めをされ

車に押し込められる事になりました

 

気がついた時は

後部座席の真ん中に座っています

そして両隣には中年の男性が乗っていました

さっきまで仲良く話ししていた男性

それが隣の男性です

 

目の前には光るもの

彼の手にはナイフを持っていました

 

私は首元にナイフを突きつけられ

“No!!”と叫ぶ始末

 

相手が金をよこせと言っているので

脳裏で最善の策を考え

お金を全て渡す事にした(10万程)

車の中なので逃げる事もできない

 

財布を渡すと

中には複数クレジットカードも入っていたので

それから車で誰もいない

ATMに連れて行かれ

キャッシングで40万程を下す事になる

 

もちろんこれも渡す事になる

”お金よりも命が大事”

心の中でそう決めて

言われた通りお金を渡し

そこで解放される事になる

 

もちろん降ろされた場所は

どこのどこだか全くわからない

知らない土地で起きた最悪の1日だった

 

当時はスマホも持っていなかったので

直感で歩き出し、1時間後駅を見つける事になる

幸い小銭は残っていたので無事ゲストハウスに着く

 

財布の中身は小銭のみ

幸いスーツケースには予備で5000円を持っていた

日本へのチケットと宿泊費用は既に支払っていたので

そこから3日間、ただただその日が来るのを待っていた

 

お金がないから旅行もできない

3日間5000円で過ごさなければいけないので

食事はリンゴをずっとかじって過ごしてた

 

スーツケースには

国際電話のプリペイドカードが残っていたので

自宅の母に電話

 

母は私がオーストラリアへ行く時も

「海外は危ないからやめなさい!」と

ずっと言っていました

 

今回はまさに

危ない目に遭ってしまった

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