ボランティアに興味をもつまで

水田昌宏、現在大学2年生の19歳です。

私は、小学生の頃にボランティア活動に参加して以降、そういった類の活動に参加したことがありませんでした。

その後も活動に参加する機会もなく最近まで過ごしてきたのですが、ニュースや新聞などで見る「カンボジアや中国の貧困層の現状」、「ボランティア活動」「NPO・NGO」などが目に付くようになり、だんだんと興味が出てきました。

今まで興味が無く調べる事もなかったのですが、いざネットや論文などで調べてみるとボランティアの世界はとても奥が深く、まだまだ知らないことだらけでした。そうして調べていくうちに、さらにボランティア活動やそれを行っているNPOやNGOなどの団体についても興味を持っていくようになりました。


現在、大学に通っている中で出会った友人の中に、ボランティア活動を積極的に行っている人がいます。はじめは話を聞いていても、さほど興味を惹かれる事もなく、むしろ自分には関係ないことだとさえ思っていました。それが、話を聞いていくと、その友人や他の活動メンバーたちが、ボランティア活動を通じてとても生き生きと楽しそうに活動していると聞き、ボランティアに対するイメージが私の中でガラッと一変しました。実際に活動した人にしかわからない「やりがい」、そこでしか「経験することのできない価値」があるのだと感じられたのです。


そのうちに、私も活動をしてみたい、無償で何かの為に働くことの意味や価値、大切さを知りたい、と思うようになりました。いままでは素通りしてきてしまっていましたが、「ボランティア活動」について、まずは挑戦してみる事から始めようと思いました。


一般的なボランティア活動の要素は、「自発性、無償性、利他性、先駆性」の4つを含むものなのだそうです。義務や強制ではなく、自分でできることを周囲と協力しながら、自らの意志で行う自発的な活動が「ボランティア」と呼ばれるものにあたります。ボランティアといえば無償のイメージだったのですが、80年代以降には「有償」ボランティアというのも増えてきていて、世間にも認知されてきているのだといいます。ちなみに、有償ボランティアのなかには、ボランティア要素を含むアルバイト「ボラバイト」というものもあるそうです。有償の活動も、無償の活動も、活動の経験者によると、社会の為や誰かの喜びの為に始めたはずだったのが、いつの間にやら自分が楽しんで活動している事に気付くのだそうです。そしてそれがやりがいになり、また次も参加したいという気持ちにつながるといいます。

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