25年間彼女なしの僕が、婚活パーティに参加して運命の彼女と出会った日の話。(後編)



戦いの火蓋が切って落とされた。。。 





続き。。。 





運命のスタート!!





『それでは始めてください』


のアナウンスと同時に、 一気に会場がざわつく。 









俺の隣に居た地味な男も、 




いきなり身振り手振りなど、オーバーリアクションを開始。 






かなり動揺した。 







目線を前に向けると、目の前の女性は、俺のプロフィールを食い入るように見てる。
目が上下左右とクルクル動いている。 



何か話さないと、と焦ると同時に全身の毛穴から汗が吹き出てる自分が分かる。 




何かきっかけをと僕も相手のプロフィールカードに目をやり、 



思わず出た一言が、 





『30歳ですか~』 



と。 



焦ったせいか、いきなり触れてはいけない領域を触れてしまった。 




女性の年齢と職業は聞くのはタブーと前の職場で教わったのに緊張のあまり言ってしまいました。





すかさずフォローと思い、 





『でも俺、年上も好きですよ。』 (当時25歳)




なんだか上から目線。 




自分でもどうしていいのか分からない。 





そんなこんなでテンパってると、あっいう間に1分終了。 







すぐに左隣に移るようアナウンスの指示。 





『はい、スタート。』 






間髪入れずに2人目スタート。 





相変わらず隣の男はオーバーリアクション。 





とりあえず俺は、目の前の女性に集中集中。 







『どうも。初めまして。。。。。』 






集中集中。 







集中集中。








だんだん分かってきたこと


すると不思議なことに、初めは一言話すだけでも緊張して、
正直、相手の女性が話している内容が何も頭に入ってこなかったですが、
同じことを繰り返すと慣れてくるもの。 
半分(20名)ぐらい終えると、もう要領は抑えてきます。 



色々聞いてみると、 




隣の彼は、福岡出身で、歳は26歳で俺の一個下。 


今年の4月に東京来たばかりで、 
こっちにまったく友達がいないから、 こうゆうところでまずは友達作りから。 
と意気込んで来た模様。 
行ってみたいデートはディズニーランド。 ※印で、一度も行ったことがないからと記載。 







ふむふむ。 




って、隣の彼の事が詳しくなったって全然意味ないじゃん。 





人一倍大きな声とオーバーリアクションをする隣の彼。 




さらに当時僕が住んでる福岡の出身と聞くと、


 思わず『頑張れ!』と応援したくなりました。 








って思う反面。 


オーバーリアクションのせいで、ちょいちょいお前の手が俺に当たるんだよ。 

と突っ込みたくもなりました。 





って隣の奴はどうでもいいから、目の前の女性に集中しないと失礼と思い、話しに専念しました。






だんだん慣れてくると、 

席について始めにプロフィールカードを見て、 



『字が綺麗ですね。』 


と一言添える。 





これはどんな子でも通じるため使い勝手がよい。 


もちろん字が綺麗な人限定。 






余裕が出ると、 


『あっ、右利きなんですね~。 

僕も右利きなんですよ~』 


とボケを一言。 







半分以上の方がボケの意味が分からず首をかしげてた。 

残りの半分は愛想笑い。 


唯一、1人ツボだったらしく、腹を抱えて笑う方もいました。 




それはそれでちょっと引いた。 









一人の女性と出会う。






半分以上を越えた所で、 1人の女性と出会う。 







プロフィールカードを交換すると、 プロフィールカードにほとんど記載していない。 





目を見て話そうにも相手の前髪でまったく目が見えない。 






ずっと下向いてて暗い印象。 




そういえば隣の彼もこの子の前では得意のオーバーリアクションもせず、


早く次来ないかなと貧乏揺すりしていた。 







なるほど、これか。 





それで、俺も隣の奴と同じ行動をとればその程度の器になるため必死で話し続けた。 





むかーし、月9でやってた『ノブタをプロデュース』ってドラマを思い出した。 



ヒロインは今をときめく掘北真希だが、同時は無名で、役柄も暗い女の子で、周りから虐められるキャラ。 



そんな彼女を亀梨と山下ピーが、色々プロデュースして学園のアイドルにしてしまうってドラマ。 




俺はそれを思い出した。 





きっとこの目の前の子も、キラリと光るものがあるはずだ! 





っと必死でトークし続けた。 





俺の頭の中では、修二と彰の『青春アミーゴ』が流れていた。 




そんな一生懸命話す俺を見て、 





なかなか話さなかった彼女がついに口を開く。 





『あの~。』 




すかさず僕は、 


『ん?』 


と前のめりになった。 



声が小さいため、聞き取るのは大変。 








『私、、、、 








こうゆう所に来る男性は信用出来ないんですよ。』 









『え?』 





前のめりになってるところから崩れ落ちた。 





じゃぁ~来るなよ! 







って突っ込みどこ満載。

 

そんなこんなで1分終了。 











場面は変わって、、、


40人の女性と話せると言っても、持ち時間は全て1分のためほとんどの人と話す会話が似てくる。 





女性A『パワースポットいいですね。どちらか行かれたことあります?』 


僕『いえ。行ったことないから是非行きたいんです。どちらかいい所、ご存知ですか?』 


女性A『明治神宮の井戸がいいみたいですよ。その井戸を写メで撮って待受にすると運気アップするみたいです。』 


俺『なるほど~』 






やはり人間慣れてくる良いもので、 



次の女性からは、 



女性B『パワースポットどこか行ったことあります?』 

と聞かれれば、 
俺『行った事はないですが、明治神宮の井戸を写メして待受にするといいって聞きます。是非とも今度行きたいですね。』 

女性B『へ~。色々お詳しいんですね。』 


悪い気はしない。 






もうひとつ多かった質問が、俺のナンバーが『1番』のため、1番早く来たのですか? 系。 


正直これが一番言い訳しずらい質問でした。 


これを1つ1つ真実を伝えるのが大変でした。 


これには思い切って開き直って、

『うちの親が教育熱心で、 学生時代や小さい頃から 


"1番になれ""1番になれ" 


と言われ続けたけど、なかなか1番になること難しくて。。。 


けど、その夢が今日叶ったんだ。』 








『この思いを早く親に伝えてやりたい。 



そういえばもうすぐ母の日ですね。


何かプレゼント予定してます?』 







夢を熱く語る男、さらにその夢を叶えた男。 

そして親を大切にしてるコメントで、 


かなりの好感度アップに転じました。 


ピンチを見事にチャンスに変えました!!






終盤に入り、あのエレベーターが一緒だった可愛い子の番になる。 





プロフィールカードを交換するも意外にも字が汚い。 

これはこれでかなりショック。 





得意の『字が綺麗ですね。』が使えない。 







焦る一方で、 相手の手元に目をやると、 




あの〓の印象カードにまったく何も記載していない。 






俺はどんな子であっても1人1人丁寧に特徴的な事をメモしたりしていたのに、 




この子は一切その苦労をしていない。 






40人をそらで覚えられる訳ない。 



本気で相手を探す気あるのか? 



可愛いからってチヤホヤされすぎて、大事なものを見失ってるんじゃないのか? 


と。 





『メモしないと忘れるよ。絶対メモした方がいいよ。』 




と説教染みて言っても聞く耳持たず。 


この婚活に全てをかけている僕にとっては、






あまりにその態度を見ていたら、腹がたち。 






『人の夢を、馬鹿にするな~。』 




と、心の中で叫びました。 





頭の中では、ルーキーズの『キセキ』が流れ始めました。 











そんなこんなで1分終了。 





俺はあまりにも腹が立ったので、自分のプロフィールカードを相手から奪い取るように回収して席を立ちました。 





最後に何人かと話して、1分トーク終了。 










そして、運命の分かれ道。







そして、ここからが運命の分かれ道でした。
全員との1分トークが終わった後、残り15分にしてフリータイムに切り替わりました。
気になった人・ もう一度話したい人と、3分だけ話せる時間となります。 

それを3回繰り返します。



なので3名の女性としかもう話せないということ。
女性は席から離れず、男性が席に移動するといったシステムのための、
恥ずかしがったら他の人に取られてしまいますし、調子に乗って可愛い子の席に行っても相手にされないのがオチです。





そして、最後の戦いの火蓋が切って落とされた。。。。



いよいよ、次回が最後になります。ここまで長くお付き合い頂きありがとうございます!!


読んでよかった
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めちゃくちゃ面白いです!続き楽しみにしています。

ありがとうございます!嬉しいです。

鈴木 光貴

筆者 ユナイテッド・リグロース株式会社 創業者/CFO フィリピン・セブ島にて、社会人向け留学”オトナ留学”、コワーキングスペース『AJITO』を運営中。 www.u-rg.com フィリピン起業家としてブログを綴ってます。「フィリピン起業家の日々」にて検索!

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筆者 ユナイテッド・リグロース株式会社 創業者/CFO フィリピン・セブ島にて、社会人向け留学”オトナ留学”、コワーキングスペース『AJITO』を運営中。 www.u-rg.com フィリピン起業家としてブログを綴ってます。「フィリピン起業家の日々」にて検索!

鈴木 光貴

筆者 ユナイテッド・リグロース株式会社 創業者/CFO フィリピン・セブ島にて、社会人向け留学”オトナ留学”、コワーキングスペース『AJITO』を運営中。 www.u-rg.com フィリピン起業家としてブログを綴ってます。「フィリピン起業家の日々」にて検索!

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