ウツで10代のうちに人生を壊され、道路に寝そべり、線路に寝そべり、もう二度と夢を見ないと決意したウツ男が、あることを意識するだけで 「180度変わった」と言われるまで成長したハイジャンプストーリー エピローグ ~ウツが教えてくれたこと~

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僕がこんなこと平気で言えるようになるなんて

あの頃は到底思えませんでした。





「僕だけは報われない人間なんだ」

「生きるのが辛い」

「体がしんどすぎる・・」




こんなことばかり思っていたせいか、

青春時代の記憶はほとんどなくなりました。






今まで、たくさんお話してきましたが、

何時間もかけて『あの頃』を思い出して、書きました。




あまりにもいろいろなことがありすぎて

あまりにも辛くて、

僕は楽しかった記憶さえ失っています。




あの頃どうやって生きていたのか

はっきり言って謎です。



たぶん記憶から消してしまったのでしょうが、

本当になにをして生きていきたのか

覚えていません。




それでもがんばって思い出して、書きました。






あの頃はどんな良い言葉も綺麗事に聞こえて

邪魔者扱いをしていました。




そんな僕がこんなことを言えるようになるなんて

親もびっくりすると思います。




今回は僕が


『ウツになって良かったこと』


についてお話をしたいと思います。




きっとあなたが今辛い状況、

もしくは身内で苦しんでいる人がいる状況の場合、

僕と同じように

「綺麗事だ」と振り払うでしょう。




僕のことを嫌いになるかもしれません。






それでもこのことを心の片隅に置いておくだけで

あなたはその内良かったなと思う時が必ず来ます。




僕は17歳のときにウツになって

家族や友達など周りの人に

謝っても許されないほどの迷惑をかけました。




中にはウツ気味になってしまった人もいます。



今でも思い出すと本当に申し訳ないことをしたなと思います。




「僕がいなければきっと・・」と今でもそう

思ってしまうときもあります。




それでも

『ウツになって本当に良かった』

と思っています。




もちろんこれはすべて終わった今だから

言えることです。




まさか、あの苦しくて苦しくて仕方がなかった時間に

終わりがあるだなんて思いもしなかったです。




「生きるのが辛い」

「死んだ方がましだ」

と思っていた無限ループから抜け出せることができたなんて

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