USBが1発では挿さらない本当の理由。信じるものは救われる

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こんな現象になったことよくありませんか??

ボケてより

USBをパソコンに挿そうと思ったら1発目では挿さらず、なんだ逆かと思ってひっくり返してみたものの、何度押し込んでも挿さらない。

USBをパソコンに挿そうと思ったら1発目では挿さらず、なんだ逆かと思ってひっくり返してみたものの、何度押し込んでも挿さらない。

ここで「何故どっちもダメなの?」という疑問とともに再度ひっくり返すと3回目に何故か挿さる。

3回目のチャレンジは1回目と同じ向きなのに、ここには表でも裏でもないもう一つの次元が存在しています。
この別のもう一つの次元が存在する理由は、あなたに霊がとり憑いているからです!

という、今とある界隈で話題の冗談はさておき、、何故こうなるのでしょうか。
ここに「信じる心」という大きな壁があると私は考えています。

 

1回目と3回目の違いは何か?

1回目に挿すときに、あなたはどう気持ちで挿しているでしょうか?

「もしかして逆かもしれないけど、とりあえず間違ってたらひっくり返せばいいから、まずはブチ込んでみよう。」

多分こんな感じだと思います。
つまり1回目のチャレンジには「必ずこれで挿さる!」「これで絶対に挿すんだ!」という強い信念はありません。

むしろUSBをそんな強い思いでいきなりブチ込むタイプの人は、機械をよく壊すような乱暴なタイプの人かもしれませんね(笑)


そして2回目のチャレンジ。

これは本当に逆なので挿さりません。
しかし、1回目に失敗している体験から2回目の方が「次は絶対に挿さるだろう」という信念が強くなります。
そのために2回目は挿さらない向きなのに、ムキになってグリグリやってしまったりします。

この時の気持ちは「何故だ!何故挿さらないんだ!」となっていることでしょう。
何度もやって本当に入らないことがわかり、仕方なく向きを元に戻して3回目のチャレンジをします。


そして3回目。

一瞬の引っ掛かりを感じつつも、すんなり入ってしまったりします。
1回目には挿さらなかったのに、何故3回目は同じ向きでもすんなり挿さるのでしょうか?

それは、1回目には半信半疑で挑んでいたことが原因なのです。
挿さないかもしれないというわかりきった先入観が、最後の押し込みを行わせなかったのです。
そして2回も失敗した体験から次こそは確実という確信が加わっているからです。

機器は優しく扱うべきでもあるので、無理に押し込んで傷めるよりはこの方が良いとも言えますので、「USBを挿す」という行為においてはこれでも良かったのかもしれませんね。

もちろん2回目が正しい向きだった場合、この理論の上では挿さる確率は飛躍的に上がりますので2回目で終わる場合も50%くらいの確率になると思います。
しかし1回目で挿さる確率は明らかに50%ではありません。
これを50%まで引き上げるには強い信念が必要です。

それが無いために理論上50%であるはずのUSB挿入の1発目が明らかに50%ではなくなるのです。


それではこれを仕事に置き換えてみた場合どうでしょうか?



何度もぶち当たる壁

私は今まで幾つかの会社の立ち上げや、たくさんの事業やサービスの立ち上げに関わってきました。

中にはECサイトを構築するためのASPとしては総流通額が日本で一番大きい会社となったものもあれば、半年頑張ったのにリリース直前で問題が発生して諦めてしまったプロジェクトもあります。
(実はこの時諦めたプロジェクトは6年前くらいですが、この延長の新しいことをやりたいとまだ思っていたりします)

15年程の社会人歴のうち9割以上が新規事業か新規プロジェクトか会社の立ち上げに関わってきた、ほぼ立ち上げ屋として仕事をしてきた私がとても実感していることが、このUSBの異次元問題に集約されていると思います。

スタートアップの支援をするようなサービスを立ち上げたり、そのような会社も立ち上げたりしましたが、自分自身の数々の立ち上げの経験と、他者の立ち上げの様子をたくさん見てきて明らかに分かるのは、どんなに成功する事業や経営者にも何度も大きな壁にぶち当たるタイミングがあることがほとんどであること。

何の苦労も問題もなくスルスルと大成功するというのはよっぽどのことでない限り無いのではないでしょうか。
そして成功するためにはその壁を乗り越えるだけの力が必要です。
一度思い切ったピボットで成功する者もいれば、その壁が何度も何度もやってくることもあると思います。

私の今までの仕事柄から多くのスタートアップや経営者の成功していく姿や報告を目にしていきましたが、その壁の越え方や壊し方にはいろいろなパターンがあったように思いました。

壁は乗り越えるのか、回りこむのか、正面からぶち壊すのか。

当たり前ですが、決まり切った事業の成功パターンはないのだと思います。
でも、1つだけ共通点を抜き出すとしたらそこにはそれを「成功させるんだ」という信念や、「自分はやれる」という信じる心があったと思います。


USBは一発では挿さらない。

でもその過程で積み重なった信念があるから最後に挿さるんです。
壁を目の前にしてそこで諦めずに壁を乗り越えるためには、その壁の向こう側にいる状態を想像する強い心が必要です。

諦めたらそこで試合終了とはまさにそれですね。

もし新しい事業をするなら地位とか名誉とかのためだけではなく、信じれるものに力を注ぐのが良いと思います。


信じれるものがない人はどうすれば良いのか

よく「なにをしたらいいのかわからない」という相談を受けることがあります。
その際に必ず私は「好きなことをやった方が良い」と答えます。

なぜ好きなことをやった方が良いのか。

私は運の良いことに本当に好きな仕事ばかりに関わりながら、好きなものを選択して生きてきました。
その中でもとある企業の中で新規事業をたくさん立ち上げることが目的だった時期がある部署でのお話。

私は比較的やりたいことや実現したいことが山ほどあってアイデアに困らない方なので、そんな部署は天国のような場所でしたし、今まででも一番楽しかった仕事だったかもしれません。
次から次へと提案しては好きなことをやらせていただきました。

そんな好きなことをやっていい(もちろん提案が通ればですが)部署でも、特に提案もなく誰かの提案の支援に回る人もいます。(長い期間で見れば完全に提案がゼロだった人はいなかったかもしれないですが、時期的にはない人もいたりする)

そういう人たちは自分が提案したものでもなく、スキル的にあてがわれていたりという場合もあったりするので、「やりたいから」ではなく「できるから」そこにいる場合もあったりします。

自分の案件を進める人、他人の案件に従事している人、と半々になるのですが、その両者のモチベーションの差は目に見えて明らかだったような気がします。

好きなことをやっている人とそうではない人のモチベーションの差は言動や行動、そしてそれが成果にも現れます。
そこで得られた成果は評価となり、また次の好きなことをやるための足がかりになります。

そうやって着実に登っていくことが、いつかやりたいことが見つかった時にそれを実現するための可能性を高めることに繋がるのではないでしょうか。


運がいいとか悪いとか

周りの成功者や成功体験や楽しそうな様子を見ながら、自分ばかり不幸だとか実力がないとか運が悪いとか、そう思ってしまいながら好きなことをできなかったり見つけられないという人もいると思います。

でもそれは、本当にそうなんでしょうか?

たまたま上手くいっている人や楽しそうにしている人の、その瞬間だけ切り取られた情報がSNSではたくさん目に付きますが、一人一人個別に見ていけばその人の好きなことややりたいことをやっている成功体験の集合であって、どんな人でもその好きなことややりたいことは何かに特化していると思います。

SNSはそれが集合しすぎていて自分だけが何もできないような錯覚を覚えたり嫉妬してしまいがちですよね。

私のように幅広くなんでもこなすがどれも中途半端で結局役に立たないタイプの人間は、立ち上げ屋としての新しいことをやるチャンスだけを手にすることに特化して、新しいことを考えたり妄想することを日々楽しんでいるのだと思います。

ファイナルファンタジーで言えば赤魔道士のように序盤はなんでもできてとても重宝するが、後半になるとどれも中途半端でお荷物になりがちなキャラクター。
(そんな役立たずでも活躍できる場所を募集中です笑)


話は逸れましたが、運がいいとか悪いとか、もっとチャンスがあればとか、そんなことを考えている暇があったら自分で掴むためになんでも楽しむことが必要ですね。


「好きなこともやりたいこともない人」
「あとがき」
など、もう少し気になる方は、続きはこちらで

USBが1発では挿さらない本当の理由。信じるものは救われる(完全版)


読んでよかった
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Matsue Sumito

STYLE4 Design編集長。NTTPC→ GMOメイクショップ(創業,CTO)→ リクルート(新規事業開発,MTLチーフプランナー)→ 創業手帳(共同創業者 取締役CTO)→独立。 Flipboard、Yahoo!などの公式キュレーター

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