家族のコミュニケーション-その13  お金で喧嘩―その2

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前話: 家族のコミュニケーション-その12  お金で喧嘩―その1

先回の続きで第2回です

四つの鍵を考えていました。今回は3つ目からになります。

先回までの2つは以下の通りです。

 

■穏やかに話し合うよう努力する。

■収入に関して二人が同じ見方をする

 

■計画を紙に書く。

どの家庭でも一度は家計簿をつけたことがあるかも知れません。

『勤勉な人の計画は利益をもたらす』。

将来の計画を立てて貴重な収入の浪費を防ぐために,

予算を組みましょう。

 

ある主婦の声:

「収入と支出を紙に書いてみるとびっくりします。

特に支出は思っていなかった事実に愕然としました。」

 

ある夫の声:

「その月の支出を幾つかの封筒に入れる封筒システムは良かったです。

食費や娯楽費、散髪代の封筒まで作りました。

どれかのお金が足りなくなると,別の封筒から借ります。

お買物の費用は週ごとに分けました。

管理がしやすいように、途中で再調整をします。」

 

現金の代わりにクレジットカードなどで支払う場合、

特に細かな計画と出費記録は大切です。

クレジットカードが何枚かある場合、

どの支出をどのカードにするかを決めておくと混乱しません。

 

やってみましょう:

定額の出費をすべて書き出します。

食費や電気代や電話代といった変動する出費のリストを作ります。

そして,実際の支払い額を数か月間記録してゆきましょう。

最低でも3か月の記録を見ると、その家庭の傾向が分かってきます。

 

 

■役割分担を決めておく。

「二人は一人に勝る。夫婦が一緒に働くと,より多くを成し遂げられる」。

夫が家計を管理する家庭もあれば,妻が上手に管理している家庭もあります。

大抵は二人で分担している夫婦は少なくありません。

ある夫の声:

「請求書や少額の出費は妻が扱い,

わたしは税金や契約や家賃を担当しています。

いつも報告し合い,二人三脚でやっています」。

いずれにせよ大切なのは,チームとして一緒に働くことです。

 

やってみましょう:

それぞれの得意不得意を考えて,

どちらが何を担当するかを話し合います。

二,三か月たったら,分担を見直します。

調整をためらってはなりません。

ときおり役割を交代するなら,

請求書の扱いや買い物といった,

相手の働きに対する認識が深まるでしょう。

 

■お金についての考え方、使い方を調和させる。

お金について話し合う事は恥ずかしいこととか、

気難しい人のように考えるかもしれませんが、そうではありません。

 

ある妻の声:

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