看護師として生きる

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国家試験当日。




は、交通機関は混み合うから


タクシーで行った。


行く前にサークルKで、

鉛筆、消しゴム

昼御飯とチョコレート

を買って行った。


チョコレートは眠気覚ましに


先生が持って来なさいと言ったから。



会場は大学だった。


車道にはものすごいバスの列。

県外ナンバーだらけ。




その中をタクシーでスーッと通り抜けた。


着いてから受験票を見せ会場へ。



自分の席に座り、

また悪あがきの問題集チラ見。


友達とヤンヤ話していると


あっと言う間にとうとう開始時間になった。



問題が配られ、

『始めて下さい。』


静寂な空気で紙を開く音が響き

カツカツと鉛筆の音。



私もとにかく時間内に問題を全部解くように


マークシートがずれないように



確認しながらやって行った。


迷いはありながらも

全部埋めた。



まだ時間はある。



どうする?

見直すと迷うしなぁ。



マークシートをじーっと眺めた。




「あれ?2が並び過ぎじゃね?」



4択のマークシート。

明らかに2の答えが多い、


と言うか、


10問以上2が塗り潰してある。



「これ、ちゃうなぁ…。」

「ここらへんで、1か4くらいにならないと、この並びはおかしいな。」



もはや見た目の問題になった。



その部分の問題を見直して、


「やっぱりここ1かな。」


2を消し消し。

1を塗り潰しす。



「よし、これで不自然じゃないだろ。」



「あれ?ここも4並び過ぎじゃね?」




完全にバランス重視で


マークシートを訂正していく。




それで、午前の部150分はあっと言う間に終わった。




とりあえず達成感。

しかし、まだ午後がある。



でも休憩時間になったから

コンビニ弁当とチョコレートで


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