【5話】スラム街でホームステイをしたときの話。そこには、日本にはないあるものがあった。

▲他3件のストーリー
【5話】スラム街でホームステイをしたときの話。そこには、日本にはないあるものがあった。
▼他6件のストーリー
このエントリーをはてなブックマークに追加
35

スラム街には、日本にないものがあった。


私の初旅行はフィリピンでした。(写真はタイ(笑))

※前回の話から続かず、しばらく放置していたこちらの話から先に書いていきます。


あの時私は21歳。


期間はなんと1ヶ月間!


大学時代に入っていたNGOサークルの一環で、

様々な施設や場所を視察するという旅でした。


私は初旅行であったこと、しかもいきなりフィリピンのディープなところに行くことから、

とってもそわそわして、何をもってけばいいかもわからず、とりあえず梅干しを大量にもって行ったことは覚えています(笑)


フィリピンに行ってみると、

食事には毎回フライドチキンがでて、

私だけはひたすらチキンを食べ続け、

数本平らげることもあったので、トリさん、とまで呼ばれるほど(笑)

あと、洗濯機はないので、みんなで手洗い、手絞りして干す!

1日で乾く日もあれば、雨の日だとなかなか乾かず、それが1番の悩みだったな。

あとは、集団で生活していたのですが、1人になれる時間があまりなかったのも辛かった…。

そんな中でも、体調を崩す人が現れ、次第に元気な人が減って行く…。


すごい旅ですよ、今考えると(笑)


その視察の一環で、スラム街にホームステイをした。

一人一人、違う家を割り当てられ、

そこの家族にお世話になるというもの。

初旅行でスラム街に入って、

そこで家族と一対一。

これも、やはり改めて考えるとすごい(笑)


スラム街は、ゴミがたくさん落ちていて汚れていた。

狭い道路をバイクや車が走っていき、

排気ガス臭かった。


私がお邪魔した家は、生活用品を売る店。

よく、アジアで見かける、家と生活用品のお店が一体になったようなところ、

見かけませんか?

そこは、そんなような家でした。


中に入ると、キッチンがあり、

二階に上がると寝室やバルコニー。

思っていたよりも、素敵な家!!

なんと、DVDもあり、見せてくれた!

たしかタガログ語訳、英語字幕だったので、

訳分からなかったな(笑)

そこでは、娘さんが出稼ぎに中東まで行っているということで、

その収入が大きいのかな、と感じた。


そこのご家族には、外出にも連れて行ってくださり、

観光名所やスーパーなどに行った。

道端で売ってるバナナキューも買ってくれた。


なんて優しいのだろう。

家庭料理も美味しくて、夜にはバルコニーでおしゃべりをした。

(別の家では、その家のお父さんが謎の薬を口に含んでいたとか…。

場所によって大きな違い汗)


夜になると、若者たちの出し物を見た。

支援をしてる日本人が来た!ということでお祭り騒ぎ。

ちっちゃい子もダンスが本当に上手で、

かっこよかったな。

夜も遅いのに、みなさん名残惜しく何度もダンスを一緒に踊った。

良い家族過ぎて、どうしても気持ちを伝えたく、

私がとっておいた、とっておきの大大大好きな梅干を一つぶあげた。


ありがとうと口にほうばった瞬間、


即座に吐き出された(笑)


私たちが各家に戻る頃、

まだ若者たちが楽しそうに遊んでいた。


なんだか、街全体に温かさを感じた。


日本になくてここにあるものは、

人と人の繋がりだと思う。

隣の人が当たり前のように遊びに来たり、

夜になっても若者たちが、自分たちの街で遊ぶ。

このスラム街というコミュニティーの中で、それぞれ知り合いで、

何かあれば助け合う。

日本になくなってきているものだ。


帰ってから、私は日本のことに関心を持つようになった。

それが今の自分につながっている。


私の両親のことも含めて、
日本でやらなきゃいけないことは

たくさんあると思った。

読んでよかった
このエントリーをはてなブックマークに追加
このストーリーをブログ等で紹介する

新しい とびら

亡き母のために、世界一周中に海へ散骨するのが、今の目標。

新しい とびらさんが次に書こうと思っていること

|

フィリピンのタグがついたストーリー

【5話】スラム街でホームステイをしたときの話。そこには、日本にはないあるものがあった。

16歳、初海外で一人旅。フィリピンの語学学校に行ってきた話 【その3 留学を終えて】

②セットアップにかかった日本人の救出作戦

死んだら人生ホントに終わりなの!?フィリピン人の葬儀に立ち会い感じた日本人とは全く異なる死生観について

東南アジアで唯一のキリスト教国!?フィリピン人の生活に根付くカトリックの影響について

フィリピンにもオタクが存在する!?日本アニメのコスプレを楽しむ美少女大学生たち!

人生イロイロ!素敵な教会、ゆったりした時間の流れ、落ち着いた雰囲気が魅力のコンパクトシティ、イロイロ市について

唯一の夢は、結婚する事。貧困家庭に生まれ、○○を経て今を生きる。2児の母、家政婦ビビアンの壮絶人生!!

お祝い事が何より大好き!!続々と人が集まり溢れた妹ハナ(12)のお誕生日パーティー!!

お湯が出ない!?そんなトラブル日常茶飯事!!タンクが壊れて7日間、水が出なくて困った話

マクドナルドが唯一、シェア1位を奪えなかった国!?フィリピンの人々はいつも何を食べているのか

本当の幸せを求めて!!笑顔の街フィリピン•バコロドの一般人家庭でホームステイした話

いつでも誰かが微笑んでる!?総勢11人シャーリー大家族を紹介!!

28歳で投資銀行を辞めてアメリカ留学予定だったのに、フィリピンに語学学校を設立してしまった経緯の話(第三話)

新しい とびら

亡き母のために、世界一周中に海へ散骨するのが、今の目標。

新しい とびら

亡き母のために、世界一周中に海へ散骨するのが、今の目標。

新しい とびらさんの他のストーリー

  • 【2話】家で亡くなると警察が来て事情聴取を受ける。遺体発見後、1時間経つ間に聴取された話。

  • 新しい とびらさんの読んでよかったストーリー

  • 【3話】「ピザください。トッピングは無しで。」ピザ屋が運ぶと驚愕の事実が。