息子が不登校になったら、親父の悩みが解消した話その3

そんなある日

中学生の息子が、突然不登校になるのでした

全く予想もしていなかった出来事に

僕たち夫婦は不安になりパニックになりました。

今まで多くの書籍やセミナーなどでそのような事例は他人事としては

学んで読んでいたのですが、いざ自分の息子のことになると

すべての知識は役に立たず、頭が真っ白になってうろたえるだけでした。

「どうしたらいいんだ。」

夫婦で、あちこちの発達障害の講演会や不登校の親の会など足を運ぶ日々が

過ぎていきました。

そうして1年ほど不登校が続いたある日

ふと「息子とコミュニケーションをとる手段がなにかないか?」

と思いつき、ネットサーフィンしていましたところ

「ウクレレ」をamazonで偶然発見。

直感が走りました。

「これだ!」

すぐに、注文をかけ、届いたウクレレを自己流で練習していました。

なんとなく弾けるのですが、何かが足りない気がするのです。

そこで、またネットでウクレレ教室を探して

そこに通い始めました。

その教室のキャッチコピーは

「2時間でウクレレマスター」でした。

初回の参加はかなり緊張しました。

全く覚えていません。

なんせ、対人恐怖の人見知りですから

その上人の前に出て歌って演奏するなんて

どう考えても無理でした。

でも、心の中から聞こえてくるのは

「息子とウクレレで仲直りするんだ。だからやるんだ。」

そういう声でした。

無理くりなんとか、レッスンについていきました。

何度か通っているうちに、自分自身がウクレレにはまってしまいました。

「楽しすぎる。」

毎日、朝出社前と帰宅後寝る前と

ウクレレばっかり弾いていました。

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