ぼくの初めての風俗デビュー。AV女優と愛犬のぼー太郎さん
ぼくの風俗デビューは意外にも遅かった。
多くの男性諸君が20代、いや10代で風俗デビューを果たしている中、ぼくの風俗デビューは30歳の時であった。
と、その前に今回は風俗レポートを書きたいわけじゃない。ぼくがどんな思いで風俗デビューを果たしたのか?そこにはちょっとしたストーリーがあった。
これまでは、ぼくは風俗にお金を払い性的サービスを受けるという愉しみというのがあまり理解できなかった。
いや、女性と営みたい気持ちは正常どおり寝ても覚めても持ち合わせている。このあたりは多くの男性諸君が同調してくれることだろう。
しかし風俗に例えば2万円を使うならば、女性を誘いディナーに1万円、そしてホテル代1万円の計2万円を使ったほうが愉しいという価値感だ。
もちろん成功確率は50%を下回るが、失敗してもディナー代約1万円で済むし飲み食いできれば損ではない。それにもし成功して自宅のマンションに連れ込めればホテル代はタダだ。
手っ取り早く風俗で確実にやれるのもいいのだろうが、パンパンできるかできないかの一連の体験を愉しむのもまた一興である。
当時は「風俗には興味は無い」
なぞとクールに硬派を気取り、風俗に行った事がない!という馬鹿なステイタス性を自身に感じていた。
しかしながら今思えば、興味はあったくせに風俗に行く勇気のないただのポークビッツ野郎!だったといえる。
20代は安定の性生活
とはいえ、ぼくの20代は3年間の恋人、6年間の恋人がそれぞれいたので、とくに性生活には困ってはいなかった。
そして基本的にぼくは浮気はしないタイプなのでその間は彼女以外を抱くなんてことはあまりなかった。
しかし30歳ともなり、ちょうど婚約もしていたので、愛を誓い死ぬまで妻しか抱けない人生なんて・・・
一生おなじテトリスをやるようなものではないかと少しだけ怯んでいたりもした。
なのでもっとオッサンになったら、将来は絶対に風俗に行くぞ!と密かに心には誓っていた。
しかしながら、もっとオッサンになってからの風俗デビューだったはずが、予想よりもそれは早く訪れた。
風俗デビューのきっかけ
当時は西早稲田の1LDKに彼女と愛犬と同棲していた。
挙式まであと6ヶ月ほど、そろそろ本格的に準備に入る段階で、洋楽の好きなぼくは既にBGMを選曲していたりもした。
そんな時期なので風俗の事なんか考えてもいなかった。多くの男性諸君のような独身最後の風俗!なぞもこれっぽっちも頭になかった。
しかしながら挙式まで数ヶ月というところで彼女は家を出て行った。
このあたりの事情は長くなるので割愛するが、挙式もここでキャンセルしぼくは6年ぶりに自由の身となった。
そこで何を思ったのか、
「よし、禁欲をしよう!」と思い立った。
その時には新たに起業すると決心していたので、効率よく仕事をこなし、高い生産性を上げ、人生のクオリティを高める最強のライフハック!それがオナ禁であると考えたからだ。
そして、汁遊びもしないように禁欲を開始し2ヶ月が経過した。
しかし30歳とはいえまだまだ若い。そろそろ溜まりに溜まったぼくのロケットランチャーを放ちたくなってしまった。
ただここで自らの手でロケットランチャーの引き金を引くには大変に勿体ない。
かといってすぐにパンパンできそうなオナゴもいない。ともなれば、ここで満を持して風俗デビューをしよう!と数日前から新宿歌舞伎町の風俗サイトを回遊するようになった。
歌舞伎町と西早稲田は目と鼻の先。直接、風俗店に足を運ぶのは気が引けるので、独り暮らしとなったぼくは家にデリヘルを呼ぼう!と決めた。
ただ風俗未経験のぼくだからこそ金を払うからには絶対に地雷は踏みたくない。
しかし風俗キャラではなかったので身近に相談相手もいなかった。
適当にデリヘルを呼んでとんだブタが現れたらそりゃ困る。
基本的に女性に優しいぼくはチェンジ!なんてことはいえないし、言う勇気すらない。
この特別なロケットランチャーを放つには、それ相応の相手が必要だと何ともワガママな兵士たちよ(精子たちよ)
そこで左手いっぱいにすくうように玉袋を握りしめながら右手にはマウス。デリヘルサイトをネットサーフィンしながら目に付いたのが「現役AV女優多数在籍」であった。
そうか!AV女優であれば、事前に画像や動画で顔からスタイル、声まで確認ができるじゃないか!それなら大きな失敗はないリスクヘッジだ。オナ禁という最強のライフハックのおかげでぼくの頭は冴えていた。
それから風俗サイトで好みのAV女優を数人ピックアップし、画像や無料動画で確認し、ぼくはそのAV女優に渾身のロケットランチャーを撃とうと決めた。
ちなみにだが、同棲していたこともありここ最近はエロビデをみることはあまりなかった。最新のものは全くの無知である。なので今回お手合わせするAV女優はぼくは知らなかった。
待望の風俗デビューの日
都会のOLにも負けない美意識が高いぼくは、事前にブラジリアンワックスで蟻の門渡りをツルツルテンにしておいた。2ヶ月使用していないロケットランチャーのオーバーホールといえる。
明日は休み!仕事終わりにネイルサロンを予約するOLのごとく、今日空いてますか?とぼくはデリヘルの予約を深夜0時に入れた。
新宿界隈にお住いの諸君なら知っているであろう高級デリヘル「美少女図鑑新宿本店」
はじめてなので時間は60分コースを選んだ。料金はたしか指名料・交通費込で32,000円。そしてクーポン券をつかい30,000円ポッキリであったと記憶している。
そしてついに我が家にAV女優がやってきた!
おれは いつも寝る前に この日を想像していた・・・
ドライバーのチャラいお兄さんに3万円を渡し、AV女優がぼくの家に入ってきた。
元恋人と勘違い?
ぼくの家に女性が居るのは出て行った元恋人以来である。
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