専業主婦を夢見た事務職OLが、夫婦で起業した話 その1

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私は、仕事とうまく向き合えない人生を送ってきました。




転職を繰り返し、鬱状態になり、


働くことそのものに希望を失っていた時期もあります。






・なぜ、専業主婦になりたいと思っていたのか


・なぜ、専業主婦になりたかった私が会社を辞めて起業したのか




私の変化の過程を、時系列に沿ってお話します。





私は、都内の4年制の私立大学に通っていました。


明確な目標や将来の夢はあったわけでもなく、


勉強はそれなりに真面目に取り組みながらも


サークルやバイトや飲み会を楽しむ、


ごく普通の女子大生でした。






3年生の秋から、就職活動が始まります。


私は居酒屋のバイトがすごく楽しかったから、


「接客業に就きたい」と漠然と思っていました。




会社のネームバリューや給与額よりも、仕事内容を重視。


ネットや会社説明会で情報収集をするうちに、


ウェディングプランナーという仕事に魅力を感じ、


ブライダル業界への就職を目指して就活を進めました。




でも、結果は惨敗。


女性にとって花形の業界で、倍率の高い激戦区。


私は数十社受けましたが、1度も最終面接に残れませんでした。




人生で初めての大きな挫折で落ち込んだけど、


最終的には、ご縁のあった飲食業界に就職を決めました。


そして、


「接客の知識と経験を増やして、いつかウェディングプランナーになる!」


と内なる情熱を胸に、社会人生活がスタート。






都内のいわゆる高級飲食店での接客の仕事は、


刺激的で楽しかったです。




スポーツ選手や芸能人もいらっしゃるお店だったので、


緊張とミーハー心を抑えながらスマートに対応するのがいつも大変(笑)


私のことを気に入って、常連になってくれるお客様もいました。






でも、私にとってここは、あくまで通過点。


ブライダルの仕事をしたいという気持ちは消えません。




勤め始めて1年半ほどのタイミングで、


転職活動をすることを決めました。

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専業主婦を夢見た事務職OLが、夫婦で起業した話 その2

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