苦しい、悔しい。
苦しい、悔しい。
こういう状態が僕を育てる。
でもこれは、本音じゃない。
本音じゃ無いけど、そう思っている。
僕の話をしたい。
母と父、僕の3人家族。
同じ町内には母方の祖父母が住んでいた。
両親は共働き、僕は中学を卒業するまで祖父母の家で祖父母に育てられた、と言っても過言ではない。
兄弟の居ない僕は、それはそれは甘やかされて育てられてきた、20歳中頃の僕は、今はそう思っている。
僕の家は特殊な家柄だ。
それは言い過ぎかも知れない、でもそう思っている。
「宗教」を持った家系だからだ。
常に生活の中には信仰があったし、常に信仰を軸に考え方や生き方を教えられてきた。
それも言い過ぎかもしれない、割とポピュラーに名前を聞く宗教だから。
でも、僕はそれを「特殊」と思っている、良い意味でも、悪い意味でも。
僕は傲慢だ。
独り善がりが過ぎるし、強過ぎる正義感も過ぎる、その癖すぐに他責化、更には惰性的だ。
僕は自分を一人前だと思っていない、社会不適合者だと思っている。
だから転職も沢山した、今の会社で5社目、になるだろうか。
僕というもの。
こういった人格、特性を持った僕は、そのせいか、自分の選択なのか、中学まで友人が本当に少なかった。
かと言って虐められてきた訳でもない、割と人は寄ってきた方だ、と思っているが、そもそも個人的には1人が好きだった。
専ら家でゲームをしていた。
外で遊ぶことは殆ど無かった。
家族旅行も無い家庭だったし、僕もそんなには望んでいなかった。
修学旅行も学生時代、全て行かなかった。
僕の楽しみはテレビゲームとパソコン。
中学3年の頃、パソコンで偶然ブレイクダンス、というものに出会った。
人が変わったようにダンスを楽しんだ。
社会人になった今も楽しみの1つ。
ここ4年間、ダンスのインストラクターをしていたくらいだから、僕はダンスが好きなのだろう。
僕の好きなもの。
ダンスとゲーム。
大体これが僕の2/3、この2/3の僕が、残りの1/3の僕を仕事に使っている。
前述の通り、約5社目。
僕は社会適合者。
あなたの親御さんの人生を雑誌にしませんか?
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