ダメンズキャッチャー。男運0の私

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男運はほぼない。






小学校の時にはすでに平均体重より20kg程多めだった私は、初恋♡とかあの先生カッコイイ♡なんて無縁。


むしろ男のように扱われ、男友達と遊ぶという、可愛い女の子ライフは送ってなかったです。


まず服はウエストにゴム!ゴム最高!

だって120cmの服とかキラキラ、ヒラヒラした服なんて、サイズオーバー。

小学校の入学式はいわゆる入学式用のフォーマルスーツが売ってるところで、小学校卒業の方やピアノの発表会用の小学4年生サイズを必死に探してもらったらしい。


んー、パパーンすまんね。


一応セーラームーンになりたかったのよ。

セーラーマーキュリーになりたかったのよ。


このままいけば、恋とは無縁。

なんて家族に心配されてたらしくちょっと失礼な家族だぜ。


そして中耳炎も持っていたため小学校の時は聴力はめっちゃ悪く、何か悪口言われてるのか分からないが聴こえない、聴こえないから喋れない。


そんなだから友達も極わずかのため遊びテレビ&ゲーム。

視力も悪い。

えぇ、メガネデブのみみつんぼ!と罵られたこともありますよー。


んでも私の“何が”悪いかわからないからとりあえずのほほーんとしてました。






まさかの転機到来!!


当時私は太っていたことによってマイナス思考になることはあまりなく、それこそお笑い要素として男子と相変わらず遊んでいたけど、5年生、6年生になるにつれてそんな男子たちもさすがに性別を理由に遊んでくれなくなりました。


そしてその時流行ってた風邪にうなされる日々…

ご飯もまともに食べれ無いぜ…


一週間で確か4㎏の減量になっていました。体の変化には気づきませんでしたが、明らかにウエストが緩い。


あれ?私痩せた?


そんな奇跡がお調子者の私を突き動かして、そこからおしゃれと流行りを猛研究♡


当時流行っていたミニスカ、ルーズソックスのギャルになりたい。

またさらに私を突き動かしたのは当時ミリオンセラーを叩き出したアイドル。

ほぼ自分と変わらない13歳の女の子がオーディションにより加入して異例のセンター扱いで輝くあの姿。まさに普通の女の子のシンデレラストーリー。私の中で衝撃が走った気がした。



あすか
私、ギャルになる♡
パパ
ブフォ!……ゴホゴホ、、、
まぁとりあえず、

 痩せれば?




そうか、やはり痩せなくてはいけないか。よしギャルになったるわ!






注意として当時小学6年生。11歳の夏。

私の決断は猪突猛進で進んでいく。


それからというもの私は

給食は牛乳のみ、夜はご飯食べない

蒟蒻畑バンザイ!!

極端な生活の繰り返しで見事トータルで10㎏近くの減量に成功。


まだまだ平均体重よりは多めだが、デブの部類ではなくなった。





やったぜ!私やればできるじゃん!!

ウエストもゴムじゃなくていいんだぜ(笑)

↑ここ大事。

ゴムじゃなくてウエスト〇〇センチや〇〇インチで選べるって、脱デブの境界線だと思っていたので。


なんならsomethingのピンクデニムも似合うぜ!!

私イケてんじゃん♡(笑)



注意:画像はイメージです(笑)




あすか
私イケてんじゃん!!かなりいいギャルじゃね?
パパ
おお!いいじゃん!
好きなようにやればいいけど、【人に迷惑掛ける事】はすんなよー
あすか
おっけーおっけー(笑)



パパーンはほぼほぼ私を怒った事がない。おもろい事大好き目立つ事大好きな能天気パパーン。

そんなパパーンに育てられたから私も目立つ事大好き。おもろい事はもっと好き。


そんな性格なので、痩せたら


目立ってなんぼ♡

が一気に爆発。


小学6年にして髪を染めました。かなり金に近い髪色。

小学6年にしてピアスあけました。安全ピンでぶすっと。

小学6年にして化粧がっつりして登校していました。


そしたら、離れていった友達や今まで付き合いのない友達が話しかけてくれました。

目立つ人と仲良くなりたいのか一気に人気者。


まさにシンデレラストーリー


ナンパされて小学6年というと引かれる。

登校に厚底サンダル履いて学校へ

化粧に拍車がかかりギャルメイクで流行ってた涙シールと貼って登校

ピアスは金のフープ、腕輪は銀のジャラジャラ


そんな態度をしてたら学校の先生たちに怒られる。

小学校のクラスのみんなは着席している教室で、一人立たされ延々と説教。


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