口下手を文章力で克服!私が「思いを伝える力」をつけるまで その4

前話: 口下手を文章力で克服!私が「思いを伝える力」をつけるまで その3




それからというもの、ごく限られた人にだけですが、


でも少しずつ確実に、”自分を出せる”空間ができていきました。




転職活動を経て事務職として入社した会社で5年弱も働き続けられたのは、


「自分の思いの言語化能力が上がったから」だと確信しています。




来店型の保険代理店に勤めていたので、配属は店舗。


何度か店舗の異動を経験しましたが、毎日顔を合わせるメンバーは


少なくて6名、多くて40名ほど、という環境でした。




人間関係のいざこざに巻き込まれたり、


本社と営業スタッフの板挟みになってストレスが溜まったり、


店舗に貢献してもお給料は上がらないのに


一度ミスすればひどく怒られる評価体制にうんざりしたり、


多かれ少なかれストレスや不満はありました。




今までの私だったら、我慢して、溜め込んでいたと思います。




でも、アウトプットして心をデトックスすることを覚えた私は、


旦那さんにちょっと仕事の愚痴をこぼしてみたり、


店舗で信頼できる営業スタッフの上司に相談したり、


飲みに連れて行ってもらって、いっぱい笑ってストレス発散したり、


そういったことができるようになったんです!




思いを伝えることでガソリンを補充して、走り続けられた。






弱い自分を見せたら、迷惑がられるかもしれない。嫌われるかもしれない。


私は今までそう思っていたけど、


勇気を出して自分の素直な気持ちを打ち明けたら、


むしろ私のことを慕ってくれる人が増えたし、私の味方になってくれました。






ストレスを溜め込み過ぎずガス抜きできる誰かの存在こそが、


自分を強くしてくれるのだと知りました。







それからもうひとつ。




自分の意見を持ち、周りに流されることなく伝えられる意志の強さが


「生きる力」なのだと、私は経験をもって学びました。




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